嘆きの天使(1930年)
ナゲキノテンシ
DER BLAUE ENGEL
上映時間:107分 / 製作:1930年(独)
解説 ドイツの小説家、マンの『ウィンラート教授』の映画化。ハンブルクで高校教師をしているラート教授は、ふとしたきっかけで街のキャバレーの踊り子、ローラに出会い、心惹かれる。世間知らずの教授は、教職を捨てローラと結婚。数年後、キャバレーの一座に交じって、ローラに捨てられた教授の無残な姿があった。古い権威主義の人間が、女性の性的魅力の前に理性を失い、人生の破滅に至ってしまうまでが、監督の厳しい人間観察によって描出された名作。スタンバーグと、ディートリヒが初めてコンビを組んだ作品で、劇中で披露される脚線美と主題歌は妖しげな魅力に満ち、心に残る。
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