盗馬賊

トウバゾク
盗馬賊/HORSE THIET

製作:1985年(中国)

解説 チェン・カイコー、チャン・イーモウらとともに北京電影学院の再開第1期生として学んだティエン・チュアンチュアンが、ドキュメンタリー映画の巨匠、ヨリス・イヴェンスの絶賛を得た前作「狩り場の掟」に続いて再び厳格なドキュメンタリー・タッチを駆使してチベット民族の悲劇を描き上げた傑作。1923年のチベット。遊牧民族のロールブは逼迫した生活に耐えきれず、馬泥棒をする。そして強盗までするようになった彼は、部落から追放され、妻子を連れて流浪の旅に出るが、途中で子供を失ってしまう。罪の意識に目覚めた彼は祈りに明けくれ、ついに二人目の子をもうけるのだが……。出演者は現地のチベット人から選ばれている。第三世界映画祭クリーパオ市大賞受賞。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ティエン・チュアンチュアン

キャスト

ツァイ・シャンレンズン
ダン・チーチ