裁かるゝジャンヌ

サバカルルジャンヌ

上映時間:73分 / 製作:1928年(仏)

解説 ロベール・ブレッソンも「ジャンヌ・ダルク裁判」の名で映画化した、伝説的な聖女ジャンヌ・ダルクの物語を、C・T・ドライエルが映画化したもの。裁判にかけられた彼女が一生獄中で生きながらえるのを潔しとせず、自ら進んで火刑に処せられていく姿を、崇高なタッチで描いている。誰もが知っている物語ゆえに、物語全体への興味よりも、ドライエルの素晴らしいカット構成技法によって感動がもたらされる作品。主演のM・ファルコネッティの表情も忘れがたい。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:カール・テオドア・ドライヤー

キャスト

マリア・ファルコネッティ
ウジェーヌ・シルヴァン
モーリス・シュッツ
アンドレ・ベルレ
アントナン・アルトー