「転生したらスライムだった件 第2期」特集|9カ月連続放送!“異世界転生”のマスターピースを観るなら今しかない

第1期の放送から約2年、ついにTVアニメ「転生したらスライムだった件 第2期」第1部の放送が来年1月にスタート。さらに、4月にはスピンオフ作品であるTVアニメ「転生したらスライムだった件 転スラ日記」、続く7月にはアニメ第2期の第2部と、9カ月にわたって「転スラ」シリーズのアニメがファンの元へ届けられる。

ナタリーではアニメの放送を記念し、コミック、音楽、お笑いとジャンルを跨いだ特集を全3回実施。リムル役の岡咲美保、ヒナタ・サカグチ役の沼倉愛美、監督の中山敦史、プロデューサーの杉本紳朗による座談会をはじめ、ファンを代表してアイドルグループ=LOVEの齋藤樹愛羅&野口衣織、お笑い芸人トム・ブラウンへのインタビューをお届けする。

「転生したらスライムだった件」とは?

数々のアニメ化作品を輩出してきたWeb小説投稿サイト・小説家になろうにて、作者の伏瀬が連載していた小説がすべてのはじまり。長らく小説家になろうのランキング上位に位置していたWeb小説を元として、大幅に加筆・修正を加えた小説第1巻がマイクロマガジン社のGCノベルズより2014年に刊行。その後、月刊少年シリウス(講談社)にてコミカライズが2015年にスタートすると、スピンオフマンガも多数誕生することに。そして2018年のアニメ化を経て、アニメ第2期の放送を2021年1月に控える現在では、シリーズ累計2000万部を突破するなどその勢いはいまだ、とどまることを知らない。

TVアニメ「転生したらスライムだった件」第1期のキービジュアル。
TVアニメ「転生したらスライムだった件 転スラ日記」キービジュアル ©︎柴・伏瀬・講談社/転スラ日記製作委員会

スピンオフは5作!広がりを見せる「転スラ」ワールド

2021年4月からTVアニメ放送が決定している「転スラ日記 転生したらスライムだった件」をはじめ、スピンオフは現在5作品を展開中。「転スラ」の世界をもっと深掘りできる「転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~」「転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~」や、3歳児になってしまったリムルを描く「転ちゅら! 転生したらスライムだった件」、また「転生しても社畜だった件」では“社畜”として働かされるリムルのコミカルな中間管理職ライフを垣間見ることができるなど、作品に登場するキャラクターの多彩さや設定の面白さを活かし、ファンを楽しませ続けている。

こんな転生もあり?

さまざまな展開を続ける「転スラ」だが、その中でもファンを驚かせたのはマンガ「転生したら島耕作だった件」だろう。スーパービジネスマン・島耕作のサラリーマン人生を描き続ける、弘兼憲史「島耕作」シリーズとの異色コラボでは、スライムではなく「課長 島耕作」に登場する37歳の島耕作に転生した主人公・三上悟が、持ち前の「島耕作」の知識で島になりきって生活を送るが……。

「転生したら島耕作だった件」 ©弘兼憲史・伏瀬・川上泰樹/講談社
キャラクター紹介

スライムにドラゴン、オーガ、ゴブリンなど多彩なキャラクターが多数登場する「転スラ」。ここではその一部を紹介する。

  • リムル=テンペスト(CV:岡咲美保)

    リムル=テンペスト(CV:岡咲美保)

    サラリーマン・三上悟が、異世界に転生した姿。スライムに生まれ変わった三上は、転生時に身についたユニークスキル「大賢者」と「捕食者」を駆使して、さまざまな種族と仲間になっていく。

  • 大賢者(CV:豊口めぐみ)

    大賢者(CV:豊口めぐみ)

    リムルのユニークスキルの1つ。リムルの身の上に何かあると、リムルにだけ聞こえる声で解説を加えてくれる。リムルが異世界で活躍するうえで欠かせない存在。

  • ベニマル(CV:古川慎)

    ベニマル(CV:古川慎)

    大鬼族(オーガ)族長の息子。真紅の髪と瞳、漆黒の角を持つ。正義感が強く真っ直ぐな性格の持ち主。一族が壊滅に追いやられた原因である豚頭族(オーク)討伐をきっかけに、リムルによってベニマルの名前をもらい鬼人族へと進化して、仲間となった。

  • シュナ(CV:千本木彩花)

    シュナ(CV:千本木彩花)

    ベニマルの妹で大鬼族(オーガ)の姫。薄桃色の髪に白磁のような角を持つ。可憐な美貌だけでなく、調理や被服の才能に恵まれており、ジュラ・テンペスト連邦国の産業振興にも貢献する。

  • シオン(CV:M・A・O)

    シオン(CV:M・A・O)

    紫の髪と黒曜石のような角を持つ大鬼族(オーガ)の一族。見た目はクールビューティーで、高い戦闘力も兼ね備える。仲間になった後は護衛役兼秘書として、スライム姿のリムルを抱えて運ぶ姿もよく見られる。

  • ソウエイ(CV:江口拓也)

    ソウエイ(CV:江口拓也)

    大鬼族(オーガ)の1人。青黒い髪に褐色の肌、純白の一本角を持つ。常に沈着冷静な性格で、リムルの治めるジュラ・テンペスト連邦国では、隠密として活躍する。

  • ハクロウ(CV:大塚芳忠)

    ハクロウ(CV:大塚芳忠)

    ベニマルにつき従う大鬼族(オーガ)の1人。老体ではあるが、すぐれた剣術の使い手で、剣術の師匠としてリムルに稽古をつける。

  • ランガ(CV:小林親弘)

    ランガ(CV:小林親弘)

    リムルを主人と慕い、常に影の中に潜んで護衛をしている。本来は5メートルを超える巨体を持つ強力な妖獣だが、リムルに漆黒の毛並みを撫でてもらうと喜ぶなど、ペットのような一面も見せる。

  • ゴブタ(CV:泊明日菜)

    ゴブタ(CV:泊明日菜)

    ゴブリン村のゴブリン。お調子者のムードメーカーで、やるときにはやるタイプ。リムルに名前を付けてもらい、ゴブリンからホブゴブリンに進化した。リムルとは立場を超えた悪友のような関係でもある。

  • リグルド(CV:山本兼平)

    リグルド(CV:山本兼平)

    リムルと最初に接触したゴブリン村の村長。リムルに最初に忠誠を誓ったのも彼である。初めは老人だったが、リムルによる名付けでホブゴブリンになったことで若返り、筋骨隆々の姿へと変化した。

  • ガビル(CV:福島潤)

    ガビル(CV:福島潤)

    蜥蜴人族(リザードマン)の戦士長。当初は周囲のゴブリンの村を次々と従えていく野心家だったが、魔王ゲルドとの戦いを経て、リムルの配下に加わった。

  • ゲルド(CV:山口太郎)

    ゲルド(CV:山口太郎)

    魔王ゲルドの配下にいた豚頭将軍(オークジェネラル)の1人。魔王ゲルドが倒された後に、新たなオークの指導者としてリムルからこの名前を与えられ仲間になる。

  • ディアブロ(CV:櫻井孝宏)

    ディアブロ(CV:櫻井孝宏)

    正体不明の謎の男。

  • ヒナタ・サカグチ(CV:沼倉愛美)

    ヒナタ・サカグチ(CV:沼倉愛美)

    シズさんの教え子の1人であり、神聖法皇国ルべリオスの法皇直属近衛騎士団筆頭騎士にして西方聖教会騎士団長。対魔物戦闘のエキスパートで、リムルに敵意を向ける。

  • クレイマン(CV:子安武人)

    クレイマン(CV:子安武人)

    400年前に生まれた新世代の魔王。ジュラの大森林での騒動では、ゲルミュッドを裏で操り魔王を誕生させようと試みたが失敗に終わった。さらに新たな企みを進めようとしている。

  • ショウゴ・タグチ(CV:小林千晃)

    ショウゴ・タグチ(CV:小林千晃)

    ファルムス王国に召喚された異世界人の1人。ユニークスキル「乱暴者(アバレモノ)」は、30人の召喚士をたった1人で暴れ殺した彼の心身を表している。

  • キョウヤ・タチバナ(CV:野上翔)

    キョウヤ・タチバナ(CV:野上翔)

    ファルムス王国に召喚された異世界人の1人。ユニークスキル「切断者(キリサクモノ)」は、回復薬などの影響を受けない“空間属性”の斬撃であり、相手の治癒を許さない。

  • キララ・ミズタニ(CV:河野ひより)

    キララ・ミズタニ(CV:河野ひより)

    ファルムス王国に召喚された異世界人の1人。他者の意識を捻じ曲げるユニークスキル「狂言師(マドワスモノ)」は、自害を誘発するほどの恐ろしい力を持つ。


2020年12月15日更新