Panasonic「HD610N」 PR

デジナタ連載 羽多野渉×HD610N|“未来すぎる”ヘッドフォンを味わいつくす

数々のアニメやゲームなどで声優として活躍しながら、甘い中低音ボイスを生かした歌手活動でも高い評価を受けている羽多野渉。2011年のCDデビュー以来、ジャンルを問わず多種多様な楽曲を変幻自在に歌いこなし、聴衆を魅了し続けている。

コミックナタリーでは、そんな羽多野にPanasonicのワイヤレスステレオヘッドフォン「HD610N」を体験してもらう企画を実施。熱心なオーディオ愛好家でもある彼は、果たしてその音をどう聴いたのか。サウンドに関するこだわりについてはもちろん、声優としての音楽活動との向き合い方、さらに11月にリリースされる新曲の構想に至るまで、たっぷりと語ってもらった。

取材・文 / ナカニシキュウ 撮影 / 石橋雅人

Panasonic「HD610N」

ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスステレオヘッドフォン。ワイヤレスでもハイレゾ相当の高解像サウンドで音楽を楽しむことができる。連続約24時間再生が可能なほか、周囲の環境にあわせてノイズキャンセリングモードを3バージョンから選ぶことが可能。ワンタッチ操作で周囲の音が聞こえるボイススルー機能、ハンズフリーでさまざまな操作ができるGoogle アシスタントも搭載されている。

Panasonic「HD610N」

オーディオ製品は必ず自分の耳で選ぶ

──普段はどんなふうに音楽を聴かれています?

家にいるときはCDプレイヤーをアンプにつないで、スピーカーで音を鳴らして楽しんでいます。とは言っても、いわゆるピュアオーディオの領域まではいかないくらいの感じですけど。外で聴く場合は、ポータブルプレイヤーとイヤフォンですね。

──ハイレゾは聴かれますか?

羽多野渉

大好きなんです。ハイレゾ音源というものがチラホラ出始めた初期の頃に興味を持ちまして、いろんな楽器の音が明瞭に聴こえてくる面白さにすっかりハマってしまいました。再生機もいろんな機種を転々としてきたんですけど、知れば知るほど、いいとか悪いとかいう話じゃなくて結局は好みだなって(笑)。“正解”はたぶんないと思うんですよ。「どういうところに特化した製品なのかな?」っていう聴き方をするのが楽しいです。

──オーディオ製品を買うときはどのように選ばれるんでしょう。

やっぱり自分の耳でしっかり聴いて選ぶっていうことですね。店頭のポップや宣伝コピーのような情報だけでは判断しないです。だいたい行くお店は決まっていて、仲のいい店員さんもいたりするので、そういう人と情報交換したりしながら。もちろん友人やネットからも情報は集めますし、新製品の試聴会を開いているお店なんかもあるので、タイミングが合えばそういうところに足を運んで試させてもらうこともあります。

多彩な羽多野サウンドを余さず再現

──今回は「HD610N」を1週間ほどお試しいただきました。最初に音を聴いたときの率直な感想を教えてください。

僕が普段使っているイヤフォンも特に低音に伸びがあるんですけど、こちらも低音の表現力が高いなと感じました。バスドラムやベースがけっこうガツンと鳴っていたので、最初はイントロを聴きながら「これ、もしかしてボーカルが奥のほうに引っ込んじゃうんじゃないかな」って心配したんですけど、いざ歌が始まるとボーカルもちゃんと前に来る。すごい表現力だなって思いましたね。

──低音の鳴りを重視されるほうですか?

羽多野渉

そうですね、好きです。あと、耳を覆われるので、音だけじゃなくて振動でも低音を楽しめるところがヘッドフォンならではのよさだなと。これまでプライベートでヘッドフォンを使う機会がほとんどなかったので新鮮でした。

──ご自身の楽曲も聴いていただきましたが、制作時にこだわった部分の再現度などはいかがでしょう。

僕の曲はジャンルが本当にさまざまで、オーガニックなサウンドのミディアムバラードもあればヘヴィなロック調の曲もあるし、クラブっぽい音にも挑戦したりしているんです。そうした中で、生楽器の響きも繊細に楽しめましたし、ロックナンバーの迫力もすごい。EDM的なサウンドでは、緻密な音の重なりを明瞭に聴き分けられるくらい細かいところまで表現されていました。自分の曲なのに「あっ、こんな音も入ってたんだ」って今さら気付いたりとか(笑)。どのタイプの楽曲も非常に楽しく聴けたので、僕の音楽を聴く用途にはけっこうオススメかもしれないです。

これ本当に無線か?

──先ほど、取材前の雑談の中で「Bluetoothにアレルギーがあった」というようなことをおっしゃっていましたが。

そうなんですよ。音響好きでアナログから入った人間なので、ケーブルがない状態で音がきれいに送受信されるはずがないと信じ切ってしまっていたところがあって。実際、ちょっと前まではBluetoothでハイレゾを聴いても、音の輪郭がぼやける印象があったんです。

──おっしゃる通り、従来の規格ではBluetoothでハイレゾデータを伝送する際の情報欠落は避けられませんでした。今回お試しいただいた「HD610N」はLDACやaptX HDといった新しいコーデックの両方に対応しているので、再生機側がそれに対応していればワイヤレスでもハイレゾ相当の高解像度を楽しめるようになっています。

羽多野渉

そういうことなんだ! 有線で聴いたときと比べてほとんど遜色なかったというか、自分の耳を疑いましたからね。「これ本当に無線か?」って思わずケーブルを探しちゃったくらい(笑)。今まで先入観や固定観念にとらわれて、有線至上主義みたいになっていた自分がちょっと恥ずかしいです。

──今後はワイヤレスで聴くのもありですか?

全然ありですね。それに、有線だとカバンにしまうときケーブルをぐるぐる巻いたほうがいいのか、縛ったら断線しちゃうかなとか、いろいろ考えちゃうじゃないですか。その点ワイヤレスだと悩まなくて済みますし、なんて便利なんだと。