コミックナタリー PowerPush - 映画「マン・オブ・スティール」
ゆうきまさみと観た「新しいスーパーマン」はドカン!と飛んで迫力重視、息もつかせぬ怒濤の展開
初めて描かれる、ヒーロー誕生の瞬間
アメコミヒーローとして絶大な人気を誇るスーパーマン。本作では、これまで一度も描かれることのなかった彼の誕生秘話が初めて明かされる。無敵の能力を備えながら弱い心を抱えた青年が、本物の強さをまとった「マン・オブ・スティール=鋼の男」になるため、乗り越えなければならなかった試練の道のりとは。
原作ファンには見逃せないポイント
スーパーマンのスーツはこれまでの鮮やかなカラーリングとは異なり、シックなデザインに一新。またスーパーマンのトレードマークである「S」マークの秘密も明かされる。ファンならば必見のポイントが満載だ。
夢の「ダークナイト」×「ドーン・オブ・ザ・デッド」タッグ
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーランが脚本・製作を務め、「ドーン・オブ・ザ・デッド」「300<スリーハンドレッド>」のザック・スナイダーが監督する今作。新スーパーマンを演じるのは、英国人俳優ヘンリー・カビル。デイリー・プラネット紙のジャーナリスト、ロイス・レーン役は3度の米アカデミー賞ノミネートに輝くエイミー・アダムス、同紙の編集長ペリー・ホワイト役はローレンス・フィッシュバーン、そしてクラーク・ケントの育ての親はダイアン・レインとケビン・コスナー、クリプトン星の実父ジョー=エル役はラッセル・クロウが演じる。
予告編映像
- 映画「マン・オブ・スティール」2013年8月30日(金)全国ロードショー
- 映画「マン・オブ・スティール」
あなたは知っているだろうか。アメコミ史上最高のヒーローを。
すべての戦うキャラクターの中で、圧倒的な人気を誇り続ける不動の男を。
──それこそが、スーパーマンだ。ヒーローと名のつく男たちは大勢いても、ナンバーワンは、世界にスーパーマンしかいない!
そんな最強ヒーローの誕生秘話が、この夏、初めて明かされる! これまで一度も描かれることのなかった核心のストーリー。新たなるスーパーマンの物語が、いよいよここからスタートする──!
脚本・製作:クリストファー・ノーラン(「インセプション」「ダークナイト」シリーズ)
監督:ザック・スナイダー(「300<スリーハンドレッド>」)
キャスト:ヘンリー・カビル、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ケビン・コスナー、ダイアン・レイン、ラッセル・クロウ
ゆうきまさみ
1957年12月19日北海道生まれ。1980年、月刊OUT(みのり書房)に掲載された「ざ・ライバル」にてデビュー。同誌での挿絵カットなどを経て、 1984年、週刊少年サンデー増刊号(小学館)に掲載された「きまぐれサイキック」で少年誌へと進出。以後、1988年に「究極超人あ~る」で第19回星雲賞マンガ部門受賞、1990年に「機動警察パトレイバー」で第36回小学館漫画賞受賞、1994年には「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」と立て続けにヒット作を輩出する。また1985年から月刊ニュータイプ(角川書店)にて連載中であるイラストエッセイ「ゆうきまさみのはてしない物語」などで、ストーリー作品とは違う側面も見せている。2012年には、1980年代より執筆が続けられていたシリーズ「鉄腕バーディー」を完結させた。
2013年8月15日更新