「i☆Risのファンは、本当にi☆Risに愛されてる」劇場版アニメ完成披露で絆を再確認

劇場版アニメ「i☆Ris the Movie - Full Energy!! -」の「ライブもやるよ☆完成披露プレミア上映会」が本日4月27日に東京・MOVIX亀有で開催された。上映後にはi☆Risが登壇し、トークに加えて劇中で使われる楽曲のライブも披露。いち早く鑑賞したファンと映画の完成を祝した。

集まったファンに手を振りながら客席通路から登壇したi☆Risの5人。「山北早紀役の山北早紀です！」とi☆Ris自身をアニメ化した今作ならではの自己紹介を披露する。完成した映画はまずメンバー全員で鑑賞したそう。芹澤優が「いい映画だったよね！ 内輪ネタになってないか不安だったけど、初見の人にも普通に『面白いな』って思ってもらえる」と自信を見せると、茜屋日海夏も「笑いと涙の緩急がすごく心地いい」と同意。若井友希が「ライブしたくなりました。ファンのみんなに会いたいなって気持ちが強くなった。ツアー初日も泣いちゃった、ファンのみんなが尊くて」と思い入れたっぷりに述べると、リーダーの山北も「すごい泣いちゃった。私がお亡くなりになるときはこれを棺桶に入れてほしい」と作品への愛を語った。

作中にはCGによるライブシーンも盛り込まれ、そのモーションアクターも自分たちで務めたという。久保田未夢は「ライブ中はほかのメンバーのダンスをしっかり観ることってなかなかないから、『こんな踊り方のクセがあるんだ』っていう楽しみもあった」と振り返る。アフレコはほかのキャストも含めてかなりの大人数で行ったそうで、「後輩たちが後ろにいるからプレッシャーだったよね（笑）」と一同は顔を見合わせる。マイク前で歌う場面では、音響監督の長崎行男から「もっといけるんじゃない？」という指導もあったそう。「長崎さんがいつものライブを観に来てくださってるからこそ」というエピソードからは、i☆Risと縁深いスタッフ陣とこだわって作ったことがうかがえた。

「i☆Risにとってファンとは？」というトークテーマには、「ひと言では難しい」と悩むメンバーたち。先陣を切った山北が「この作品を観て思いました。i☆Risのファンは本当にi☆Risに愛されてるなと」と断言すると、客席からも拍手が沸く。芹澤は「i☆Risでよかったって思わせてくれる存在」、茜屋は「私がこの仕事をしている意味は皆さん」と照れながらも思いを伝え、若井は「アイドルをやるうえで、ファンの方がいないと私たちは息もできない。ファンのみんなは心臓です。みんながいないと生きれない」と力強く述べる。久保田は「私にアイドルの楽しさを教えてくれた人」と笑顔を向け、山北は「宝。同じ時代に生きてくれてありがとう。好きよ」と再び愛のメッセージを贈った。

上映会終盤では劇中で使用された楽曲から、「アルティメット☆MAGIC」「ハートビート急上昇」、そして主題歌の「愛 for you！」を披露。山北が「3次元と2次元、どっちがかわいいですかー？」と呼びかけると「どっちもー！」と大きな歓声が上がる。映画館ならではの距離の近さに加え、映画を通じてさらに絆を深めたファンと、温かい空間を作り上げた。

劇場版アニメ「i☆Ris the Movie - Full Energy!! -」は5月17日公開。週替わりのライブシーンは「テンション爆アガりルート」「テンション鬼アガりルート」「テンションヤバアガりルート」「テンション激アガりルート」の4つが用意され、「アルティメット☆MAGIC」「ハートビート急上昇」「Make it!」「Happy New World☆」のうち2曲が披露される。また公開日より、各ルートを収めた劇場限定版Blu-ray4種が順次販売されることも明らかになった。

i☆Risにとってファンとは？ 劇場版アニメ「i☆Ris the Movie - Full Energy!! -」上映会、主題歌「愛 for you！」などライブも披露