タイトルの通り、イベントにはあかり役の
また初めて観客の前でモモ役を演じたという久野は「人前でちっちゃい子をやるの、恥ずかしい」と赤面。「アフレコは画面を見ながらだからいいんですけど、顔を見られながらモモをやるのは……(笑)」と胸中を明かすと、茅野は「(観客を)秋の果実たちだと思って」とアドバイスしてみせ、観客を笑わせた。
ステージ上には、川本家の居間と台所を再現した大きなセットが。居間には掘りごたつ、台所には冷蔵庫なども用意され、声優たちもあまりの本格ぶりに驚く。茅野があかりおねいちゃんらしく、妹たちにお茶やオレンジジュースなどを注ぎ、アニメ第1シリーズの振り返りがスタートした。まずそれぞれが演じたキャラクターの印象的なシーンを紹介。茅野はあかりが零と出会い、嘔吐させるために零の口内に指を突っ込んだエピソードである第2話「Chapter.4 橋の向こう」を選択し、「演じている私自身も、どういう気持ちであかりさんは零くんの口の中に指をえいって入れたのかなって。あかりさんの聖母のような感じが素敵だなあと思って」と語った。
久野が選んだのは、第4話「Chapter.8 ブイエス」。モモが歌ったボドロの歌は「モモだったらどういう風に歌うんだろうって思いながら、作曲モモ(久野)という感じで」とアフレコのエピソードを交え、緊張した様子を明かす。また花澤は第3話「Chapter.6 夜空のむこう」を挙げ、ひなたが亡き母を思って泣く場面は「新房(昭之)監督に『頼むよ』って言われていたシーン」「零ちゃんのセリフで『胸がつまるような声だった』ってあって、けっこうなプレッシャーでした」と話した。
次はお便りの紹介コーナー。視聴者からのいくつかの手紙を読み上げてコメントした後、桐山零役の河西健吾、川本相米二役の千葉繁からもメッセージが届き、3人は大喜び。また羽海野も手紙を送っており、「皆さんはカレーは好きですか?」「カレーは甘いのと辛いのとどちらが好きですか?」「カレーに入れるお肉で一番好きなのは何肉ですか?」と3人のカレー事情を根掘り葉掘り。茅野、花澤、久野はそれぞれのカレーの思い出や、おすすめの料理方法などカレートークを繰り広げた。
そして花澤と久野が、作中に登場する“ニャー将棋”で対局するコーナーに突入。花澤が何度か勝機を掴むも、久野がかわいらしくパチパチとまばたきしたり、観客が久野にアドバイスしたりと攻めきれず、結果は久野の大逆転に終わった。続いて茅野がオリジナルの串団子を作る「ライオンクッキング」のコーナーへ。スタンダードな団子から変わり種のモッツァレラチーズ、トマトなど何種類もの具材やトッピングの材料が用意されるなか、茅野はあかり同様、ほがらかかつマイペースに料理を進めていく。久野には団子に生クリームをかけ、バラやフルーツでトッピングした見た目もカラフルで華やかな串団子を作成したが、花澤にはうずらの卵、モッツァレラチーズ、マシュマロ、ベビーカステラにマヨネーズやみたらしをかけ、海苔を振りまいた串団子、自分にはミニトマトとチーズを串に刺した串団子を作り上げた。花澤は串団子を見て絶句。会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
イベントの終盤にはニャー将棋の王将である王さまニャーの着ぐるみが登場。3人は10月14日よりスタートするアニメ第2シリーズへの意気込みを語り、「TVアニメ『3月のライオン』スペシャルイベント ~川本家の秋まつり~」は幕を閉じた。
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