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救済願う少年の“最期の儀式”描く、三輪眞弘+前田真二郎「新しい時代」再演

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「三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ『新しい時代』」が、12月8・9日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホール、12月16日に大阪のザ・フェニックスホールにて上演される。

2000年に初演された本作は、作曲・脚本・音楽監督を三輪眞弘、演出・映像を前田真二郎が手がける現代音楽作品。地下鉄サリン事件や神戸連続児童殺傷事件など、90年代に起こった事件を題材に、宗教団体・新しい時代の神に救済を求める14歳の少年が、“最期の儀式”を執り行う瞬間を切り取った作品だ。

初演に続き、主役の少年役を演じるのはソプラノ歌手のさかいれいしう。再演にあたって三輪は「このオペラの主題はまったく古びていないどころか、人間と機械との関係は当時より一層明確になり、問題はよりリアルなものになっているように見える」と述べ、前田は「以前の技術では難しかったことも、今の技術を取り入れて挑戦します」と意気込みを語っている。

「三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ『新しい時代』」

2017年12月8日(金)・9日(土)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール

2017年12月16日(土)
大阪府 ザ・フェニックスホール

作曲・脚本・音楽監督:三輪眞弘
演出・映像:前田真二郎

キャスト

14歳の少年信者:さかいれいしう
儀式を司る4人の巫女(キーボード):岩野ちあき、木下瑞、日笠弓、盛岡佳子(大阪大学「記憶の劇場」プロジェクト受講生有志)
信者1(映像オペレーター):古舘健
信者2(音響オペレーター):ウエヤマトモコ
信者3(ミキシングオペレーター):大石桂誉

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