LinQ初の東京ワンマン大成功「てっぺんになりたい！」

2011年11月11日 23:03 124 1 音楽ナタリー編集部

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九州発のアイドルユニットLinQが本日11月11日、新宿LOFTにて初の東京単独ライブ「TOWER RECORDS presents "LinQ" TOKYO FIRST ONEMAN LIVE『ハジメマシテ』」を行った。

アンコールではメンバーもファンもタオルを振り回して大盛り上がり。

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10人のみながらパワフルなパフォーマンスを見せたLinQ。全員で各地を回るツアーにも期待したいところ。

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今年4月の結成以来、福岡を拠点に活動を行ってきた彼女たち。ローカルグループながらアイドルファンの間で広く人気を集め、今週11月9日にはタワーレコードのアイドル専門レーベル「T-Palette Records」より初の全国流通盤となる2ndシングル「カロリーなんて / きもち / 手をつないで」を発表した。

本日のライブには総勢23名のメンバーのうち、上原あさみ、杉本ゆさ、深瀬智聖、姫崎愛未、坂井朝香、天野なつ、桃咲まゆ、髙木悠未、奥村ゆい、岸田麻佑の10名が参加。残るメンバーもタワーレコード福岡店で同時刻にイベントを実施した。この2つのライブはUstreamを使って同時中継され、さらには服部さやか、秋山ありすの2人がこのライブ映像を観ながら解説するというUstream中継も同時に行われた。会場には彼女たちの上京を待ちわびた東京近郊のアイドルファンが多数集結。また、メンバーを応援するため地元から駆けつけたと思われる九州弁のファンの姿も見られた。

さまざまなロックバンドが伝説のライブを繰り広げてきた聖地・新宿LOFTのステージに立った10人は、「ハジメマシテ」「for you」と挨拶代わりの2曲を披露すると「今日は皆さんに私たちの顔と名前を覚えて帰ってもらいたい」と、1人ひとり自己紹介。個性的なキャラクターと笑顔でアピールした。続いてイスを使ったダンスが楽しい「チャイムが終われば」や、年上チーム「LinQ Lady」と年下チーム「LinQ Qty」に分かれたパフォーマンスなど、LinQならではのステージ展開で観客を惹き付けていく。そして最後は爽やかなテクノポップ「さくら果実」と、“ヲタ芸も打ちやすい”にぎやかなナンバー「カロリーなんて」で締めくくられた。

アンコールの声に応え再びステージに上がった10人は「なう。」「shining star」の2曲を熱唱。大きな歓声に包まれると、MCを担当した深瀬智聖は「こんなにたくさんの方にお会いできるとは思ってなかったので、不安いっぱいで幕を開けたわけでございますけれども……無事にシングルも出させていただいて、やっと皆さんにお会いすることができました」と思わず目に涙を浮かべてしまう。そして「まだまだデビュー半年で駆け出しの私たちですけど、目指すところはまだまだ上だと思っていますので、皆さん一緒に私たちを作り上げてください。てっぺんになりたいと思います！」と力強く宣言すると、ファンからはひときわ大きな歓声と拍手が送られた。

初の東京ワンマンを終え、さらに多くのファンと“リンク”することに成功した彼女たち。これからさらに地域の枠を飛び越え、全国区で注目される存在となりそうだ。