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まずは本作が映画初主演となる、小野田坂道役の山下が熱い思いを吐露。「テレビアニメ版を約2年間やらせていただいたんですが、そのときは劇場版になるなんて思ってなかった。『弱虫ペダル』の1ファンとしてすっごくうれしかったです！」と語る。作品初参加となる吉本進役の宮野は、オファーを受けてから原作を読み始めたところすっかりハマってしまったとのこと。「自分が作品の一員になれていると音でも画でも感じられて、そして熱い展開に参加できてうれしかったです」とアフレコ当時を振り返った。
坂道のライバル・真波山岳を演じた代永は「また2人で勝負できたのがうれしかったです。テレビシリーズで負けたのがすごく悔しかったので、熊本でどんなレースが繰り広げられるのか、すごくワクワクしました」と笑顔で語る。それに対して山下は「本当に1人ひとりが主人公みたいな作品。それぞれにドラマがあって、それぞれの思いがぶつかっていく。魂が揺さぶられます」と力強く口にした。
また今回の作品のテーマが「魂の継承」ということを踏まえ、キャストに“継承”にまつわるエピソードを聞くことに。東堂尽八役の柿原はテレビアニメスタート時を振り返って「僕たちが最初に全力のお芝居をぶつけているのを見て、後半に見せ場がある（山下）大輝がどういうふうに継承するかな、と（森久保）祥太郎さんと話していた。結果すごくいい役者になった姿を見れてとてもうれしかったし、それは全先輩が思ってるだろうな」と山下に対しての思いを語ると、会場からは拍手が。山下は「めちゃくちゃうれしい」と感無量の様子を見せる。
舞台挨拶ではサプライズゲストとして、映画の舞台・熊本県にちなみ劇中にも登場しているくまモンがロードバイクに乗って会場に現れる一幕も。最後にメッセージを求められた巻島裕介役の森久保は「原作はまだ続いております。この先も『弱ペダ』にはドラマがあるんじゃないかと私は信じてます。『弱ペダ』に頂上（テッペン）をとらせてください」と述べて会場を沸かせる。続いて山下が「坂道くんも自分の可能性を見つけられたように、僕自身もこれから可能性を見つけてずっと走り続けていけたらいいな」と笑顔を見せ、舞台挨拶を締めた。
「劇場版 弱虫ペダル」は8月28日より全国ロードショー。
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「劇場版 弱虫ペダル」
キャスト
小野田坂道：
今泉俊輔：鳥海浩輔
鳴子章吉：福島潤
金城真護：安元洋貴
巻島裕介：
田所迅：伊藤健太郎
真波山岳：
福富寿一：前野智昭
荒北靖友：吉野裕行
東堂尽八：
新開隼人：日野聡
泉田塔一郎：阿部敦
吉本進：
田浦良昭：田尻浩章
待宮栄吉：関智一
石垣光太郎：野島裕史
御堂筋翔：遊佐浩二
スタッフ
原作・ストーリー原案：
総監督：鍋島修
監督：長沼範裕
脚本：吉田玲子
キャラクターデザイン：番由紀子、岩佐裕子
デザインワークス：水村良男
美術設定：青木智由紀、イノセユキエ
2Dワークス：西谷知恵
美術監督：吉原俊一郎
色彩設計：中尾総子
CG監督：真田竹志
撮影監督：葛山剛士、野上大地
編集：坂本久美子
音響監督：高寺たけし
音楽：沢田完
アニメーション制作：トムス・エンタテインメント
配給：東宝映像事業部
主題歌：LASTGASP「Link」
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