本日6月25日、東京・新宿ピカデリーにて「
スターザックは「日本での『ひつじのショーン』人気は本国であるイギリスを超えるほどなので、こうして来ることができて本当にうれしい」と喜び、木村から渡された花束を笑顔で受け取った。木村に本作のストーリーで大切にしている部分を尋ねられると、スターザックは「家族の姿を描いていることです。牧場主が父親、ショーンが息子のような関係で、最初はお互いをうっとうしく思う部分もあるけれど、最後は愛し合っていることがわかるようになっています」と答える。
さらに子供の頃からクレイアニメが大好きだったという木村は「人形をちょっとずつ動かして撮影しているときに、『あっ間違えちゃった!』という瞬間はあるんですか?」と目を輝かせる。それを受けスターザックは「たまにそういうこともあるけど、現場にドクターがいるから大丈夫だよ。実はここに持ってきているものが……」と言いながら、胸ポケットから映画の撮影に使用したショーンのクレイモデルを取り出した。興味津々な木村は「すごい! 意外と重いんですね」と本物のショーンを観察したあと、「これを見たあとには非常に出しにくいんですが……」と恐縮しながら2人の子供と一緒に粘土で作ったというお手製のショーンを披露。スターザックは「素晴らしい! アードマンで何か職を与えたいね。この人形たちには未来があるよ。でも……この子はちょっとないかも」と、木村の2歳の娘が1人で作ったという斬新な形の作品を指差し、会場の笑いを誘った。
ショーン生誕20周年となる2015年は、木村の芸能生活20年目にもあたる。そこで、イベントの最後に“ショーンこども応援隊長”の加藤憲史郎くんとショーンが、ケーキを持ってお祝いに駆けつけた。ショーン風の衣装に身を包み「こんにちはー!」と元気よく挨拶する憲史郎くんを見て、スターザックは「スーパーヒーローみたいだ」と目を細める。加藤も自らが作ったショーン人形を「すごく難しかったけど、お姉ちゃんと一緒に作って……できた」とかわいらしくお披露目すると、スターザックは「ケン、素晴らしいよ! ヘアカットや尻尾が特にいいね」と絶賛した。
最後にスターザックは「本当に日本の皆さんの反応がいいことを願います。子供も親御さんも、年齢関係なく楽しんでいただけるとうれしいです」と挨拶し、イベントを締めくくった。
「映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」は7月4日より全国ロードショー。
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