ナタリー PowerPush -日清食品 THE MANZAI 2013 特集

2013年12月15日(日) 19:00 ~ 21:39 決勝大会 フジテレビ系列にて生放送

決勝進出コメント(グループB)

3 銀シャリ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

左から鰻 和弘、橋本 直。

鰻 和弘 橋本 直
結成:2005年8月
サーキットランキング:10位(24ポイント)
国民投票SP:30位

──ストレートで決勝進出は初めて(2011年にワイルドカード枠から決勝進出)です。いかがですか?

橋本 直 嬉しいですね。ワイルドカードのしんどさもわかってるので。決勝戦までの過ごし方が変わってくると思います。

鰻 和弘 不安でしたもんね。

橋本 ちょっとだけ心の余裕というか、落ち着いて臨めるんじゃないかなっていうふうに思います。

──「ここを見てほしい!」というポイントはありますか?

橋本 大阪で培ったしゃべくり。伝統的な感じかもしれないですけど、それが進化してると思ってます。2人の掛け合いっていうか、僕個人、鰻くん個人として、2人でしゃべってる立ち話の最強っていうのをお見せできたらいいなと。

──昨年からの変化はありますか?

橋本 「THE MANZAI」とはこういうものだというのに、縛られてたかもしれないですね。今回は自分らのやりたいことをしっかりとやろうと。自分らが楽しむほうに持っていったので、よりしゃべくりが加速した感じはあると思います。このタイミングが今年っていうのも非常に嬉しい。人としても漫才師としても、脂が乗ってきてると思います。

 うん。もうここしかないなという。

──2人にとって「THE MANZAI」はどういう位置づけですか?

橋本 漫才を愛してない人は立てない舞台だと思いますし、1年かけてというよりも、今までの「漫才愛」が全部出る場所。こういう舞台を設けていただいていることが幸せだなと思います。全国の人に漫才のネタを見ていただけて、しかもそれで日本一を決めるっていう。日頃の漫才もこれがあるからがんばれる、みたいなところもあります。

 親みたいなものですよね。漫才という親父みたいなことですよね。

橋本 ……。ちょっと僕相方なんですけど、わからなかったです(笑)。

──ブルーのスーツが銀シャリの代名詞でもあります。

橋本 これは関西で賞を獲ったときに、西川きよし師匠からいただきました。師匠らが出られていた(1980年代に放送されたバラエティ番組)「THE MANZAI」のときに、スーツを作っていた方に仕立てていただいて。だから時代を超えた「THE MANZAI」なんです。

 仕立て屋さんも、もう1回「THE MANZAI」に自分が作った衣装が映るわけですから。

橋本 喜んでくれてました。

左から鰻 和弘、橋本 直。

──スーツの価値を落とすわけにはいかないですね。

橋本 そうなんですよね。でも師匠は「大阪とか関係なく、のびのびとやってきなさい」と。これまで全国の賞レースに出てはいるんですけど、パッとしないっていうのがあって。今年こそ機は熟した感じがします。銀シャリ、仕上がってますよ。

──意気込みをお願いします。

 漫才っていうのをしっかりやっていきましょう。

橋本 やってきたんですよ。それの結果が今ここですよ。

 決勝でもね、万全な体調でね。がんばります!

橋本 コンビ結成して8年。その集大成、漫才師としてのすべてを全部ぶつけたいと思います。楽しみにしててください。

ファイナリスト11組 一覧へ

DVD日清食品 THE MANZAI 2013

フジテレビ系列にて、2013年12月に生放送予定!

MC:ナインティナイン / 高島彩
佐野瑞樹 三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)

最高顧問:ビートたけし

特集INDEX TOPへ
総合監修・藪木健太郎(フジテレビ)インタビュー
本戦サーキット1戦目レポート
本戦サーキット2戦目レポート
本戦サーキット3戦目レポート
本戦サーキット4戦目レポート
本戦サーキット5戦目レポート
ファイナリスト11組インタビュー

2013年12月4日更新