エースから放たれる直感的でどこか核心を突いているフレーズと、寺家のツッコミ&解説コメントが写真に添えられている同作。イベントでは、2人の言葉に元気づけられているという感想がファンから多く寄せられていた。エースは「元気をあげようと思って言ったわけじゃなくて、常に思ってることが書いてあるだけなので、あんまり自分では手応えはないですけど、元気になってもらえているならラッキー、ラッキー。よかったなって思います」と笑顔。寺家も「そう言っていただけるなら娯楽業としては最高の結果。僕らがきっかけで考え方が変わったり、元気になってくれていたらうれしいですね」と頷く。
撮影はニッポンの社長の写真展をはじめ、芸人たちの写真を多く手がけている写真家の是永日和が担当。2人のナチュラルで魅力的な表情を引き出している。撮影の前、遊びに行った滝音さすけの家でたまたま是永と顔を合わせていたというエース。「そのときは『笑顔がかわいい男性』くらいに思っていたんですが、(撮影の日)カメラを持った途端、化け物みたいになった。プロのすごさを感じました」とその仕事ぶりに驚いたそう。「楽しい感じで、テンションも上げてくれるから自然と笑顔になれた」と撮影を振り返る。寺家も、むやみにシャッターを切らずほとんど1枚でいいショットを決めてしまう是永の力量に感心していた。
これらの写真は日めくりのほか、スピンオフとして発売されたデジタル写真集「生きるのに意味なんていらんねん。」にも収録されている。お気に入りのカットを聞くと、寺家は「釣り堀であくびしている写真」、エースは「魔法使いのようにほうきで飛んでいる(ように見える)写真」をチョイス。また、寺家は「この日1日だけ花粉症になって、目がめっちゃ充血してるのをがんばって耐えているところも見どころです」と紹介した。
ファンはバッテリィズの漫才や言葉に励まされているが、2人自身は落ち込んだときどうしているのか。エースは「僕はほんま、落ち込まないんです。『全然しゃべれんかったな』とか反省はするんですけど、ほんま数秒ですね。『まあいっか』で終わり」とまったく引きずらないタイプだという。反対に、寺家は「僕は基本的に落ち込んでいる」と告白。「だからたまに自分を俯瞰で見て、『うわ、けっこう落ち込んでんな』と思ったりしています。そうすると人生いろいろあるなと思える。何もしていない人には落ち込みも何も起きないじゃないですか。何かチャレンジして成長しようとしたからこそ落ち込んでんねんなと思って、プラスに捉えるようにはしています。それでも落ち込むときは落ち込みますけど(笑)」と明した。
「M-1グランプリ2024」で準優勝して以降、活動の場を広げ、日々さまざまな仕事に全力で臨んでいるバッテリィズ。日めくりに綴られている彼らの言葉を楽しく生きるヒントにしてみては。
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