本日2月7日、お笑いコンクール「第7回 たけしが認めた若手芸人
「ビートたけし杯『お笑い日本一』」は、ビートたけしが名誉顧問を務めるイベント「江戸まち たいとう芸楽祭」の一環として行われているもの。7年目となる今回は、440組が参加した予選を勝ち抜いた
ネタの合間の講評で、たけしは「お客さんは笑いに来てんだろ? それでこんなに笑わないっていうのはつまんねえじゃねえのか? 掴みで探って、ウケないなと思ったらネタを変えなきゃ。プロならそのへんのフットワークがないと。コントだとかわいそうだけど(笑) とにかくプロはもうちょっとフレキシブルに。お客さんをくすぐってでも笑わせる根性が欲しい」と手厳しくコメントし、MCの〆さばアタルは「舞台袖からすすり泣く声が聞こえてきそうです」と苦笑い。これを受けて、コントで挑んだハマノとヘンミやシティホテル3号室は「全部アドリブでやりました」とうそぶいて審査員にアピールしていた。
優勝者が決定すると、たけしはシティホテル3号室に「器用だから、いろんなことに手を出すということを諦めないで、なんでもやってみればいいと思う」、ハマノとヘンミに「よくできている。今日やったネタを研いで、それ以上のネタをもう1本作ることを絶対やんなきゃダメ」とメッセージ。また優勝を逃した芸人たちには「みんなも悔しがってくれよな。本当に悔しがってくれないとダメなんだよ。俺もNHKの漫才コンクールで4回落とされた。一番ウケてたのに。NHKの受信料を払うのをやめようかと思った(笑)。まだ根に持ってるよ。みんなもがんばってな。芸人が売れる秘訣はやめないってこと。みんな辞めちゃうんだよ。時代を作ってほしい」とエールを送る。さらに「ネタを2本やる形式にしてもいいんじゃねえか? 今日のお客さんに合わせたネタ、自分たちの得意ネタの2本で実力を見るとか。1本目で4組に絞ってもいいかもしれない」と提案したが、ナイツ塙から「だんだんM-1に近付いてません?(笑)」とツッコまれていた。
優勝後の囲み取材でハマノとヘンミは「何かで優勝するのが初めてなのでめちゃくちゃうれしい。光栄です」(ハマノ)、「『ヘンミ』と言えば事務所の先輩である辺見えみりさんのイメージが強い。これを機に『ヘンミ』といえばハマノとヘンミで覚えてほしいです」と喜びを語る。またシティホテル3号室の亮太は「たけしさんの前でネタをやらせてもらえたのがうれしい。言われた通り、いろんなことに挑戦していきたいです」とコメント。相方・押田は「5分ネタを見ていただけてうれしいです。何年か前の特番でたけしさんにネタを見てもらう機会があったのですが、30秒ほどでシャッターが下りたので」と述べ、亮太から「30秒じゃなくて5秒です」と訂正された。
記者からは「漫才ブームの頃のネタと今のネタの違いは?」という質問も。たけしは「俺らがデビューしたときのバカウケぶりはすごかったけど、ネタだけで考えると今の子のほうが難しくて深いことをやってる。技は今のほうが高度だと思う。力道山と今のプロレスの違いだと思ってもらえれば」と話していた。
たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯「お笑い日本一」歴代優勝者
第1回:マッハスピード豪速球
第2回:(該当者なし)
第3回:オキシジェン
第4回:四天王
第5回:ハンジロウ
第6回:ヤーレンズ
第7回:
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センチネル 大誠 @foggy12full
ヘンミが家を出ていくカウントダウンだ!!!
最高!!ありがとう!!おめでとう!! https://t.co/wHbmrBChMh