チョコプラ松尾が語る「ドキュメンタル」くっきー！の真面目さに感心、出てほしいのは安村

Amazon Original「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」のシーズン8に出演したチョコレートプラネット松尾がオンラインでの取材に応じ、収録当日について振り返った。

自身が出演するとは想像だにせず、「怖くて、見たこともなかった」と「ドキュメンタル」の印象について語り出した松尾。招待状を受け取ると「『やったー、選ばれた！』と『選ばれてしまった……』の半々」の感情が芽生えたといい、「出演が決まってから過去作を見たんですが、とんでもないものだと思いましたね。出るって言わなきゃよかった」と次第に後悔の念も湧いてきたと明かした。

当日はモノマネやコントの衣装をありったけバッグに詰め込み、出陣。コントに使われる、派手に破片が飛び散って割れるビール瓶もバッグの容量を圧迫していたと述べるが、本番では流れを読みすぎて出せなかった。「ここぞのために用意してもらったんですが、ここぞがどこだかわからなかった。流れとか関係なくやればよかった」と悔やむ。「ありもしない空気を読んで、ビビっちゃいました。鉄のハートでやらなきゃいけない。なんとなく出るんじゃダメだってわかりました」と実感した。

ツボに入ったのはチャンス大城。チャンス自身のボケもさることながら「チャンスさんが人のボケを見ていたり、不安そうな顔をしていたり、関係ないところで笑いそうになった」。また野性爆弾くっきー！が多忙ながら映像ネタを作り込んできたことに「僕なんかより忙しい人がこんなに用意していて、なんて真面目な人なんだって思いました」とシンプルに感心。自身と比べて「もっと攻めればよかったし、もっと準備をすればよかった」と反省の弁を述べる。

「芸人って、ほかの芸人が何かやっているときって基本的に笑っているんです。助け合いですし。ドキュメンタルではその当たり前が崩壊している。それがすごく怖かったですね。普段も面白いって思ってないんじゃないか？って不安になる」と精神面でもさまざまなプレッシャーがかかった。一方で「何時間かしてくると楽しい時間もあって。敵同士なんですけど、一体感があった」と充実感を覚える場面もあったという。次に声がかかった際のリベンジを誓いつつ、とにかく明るい安村の出演を期待する。「僕が今思う一番面白い芸人。出ているのを見てみたい」と推薦した。

「ドキュメンタル」シーズン8は Amazon Prime Videoで配信中。松尾も参加していた“お蔵入り回”の様子を確認できる「ドキュメンタリー・オブ・ドキュメンタル アマゾン怒りのお蔵入り！幻のシーズン＆誰が悪かったのか!?緊急討論会」も併せて楽しもう。