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「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン4|視聴者MVPでも勝機なし!? なぜくっきーは「ドキュメンタル」に出続けるのか?

12月に配信開始された「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」最新作となるシーズン4で通算3回目、最多出演を誇る野性爆弾くっきー。攻撃力が高く視聴者からの人気も絶大だが、“ゲラ”な性分でいまだ勝機をつかめてはいない。「防御力0」と自身でも認めるくっきーにとって、笑ったら退場の「ドキュメンタル」は不利な戦いなのだ。なのに、なぜくっきーは挑戦をやめないのか。その理由を本人に聞くと、出演者の誰よりも「ドキュメンタル」を楽しんでいることがわかった。くっきーが語る、「優勝賞金1000万円を獲ること以上に大事なもの」とは。

取材・文 / 狩野有理 インタビュー撮影 / 玉井美世子

くっきー これまでの戦い

くっきー

シーズン1

宮川大助・花子グッズや、TENGAエッグなど強力な武器を携えて参戦。他愛ない会話の中にもパワーワードを放り込んで笑いを誘うが、ハチミツ二郎のプロレスマスク、宮川大輔による“アナリンピック”でのハプニングにやられ、最後はとろサーモン久保田の「PPAPの全然面白くないバージョン」に敗れ去った。

シーズン3

くっきー

「心霊写真」と称した宮川大助・花子の写真でポイントを荒稼ぎ。しかし自身はなんでも拾うフットボールアワー後藤のツッコミに序盤からじわじわとダメージを受け、後藤に仕掛けたボケのカウンターを食らって最初の脱落者に。脱落した人が一時的に復活できる「ゾンビタイム」で余力を出し切るように大暴れした。

くっきー インタビュー

出ることに一切戸惑いはなかった

──以前お笑いナタリーで「ドキュメンタル」シーズン3までの出演者の中からMVPを決める視聴者アンケート企画を実施したところ、オードリー春日さんとのデッドヒートを制してくっきーさんが1位でした(参照:「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル Documentary of Documental」特集)。そのご感想をひと言お願いします。

ナタリーさんの記事見たときはむせび泣きましたよ。芸人の間だけで「おもろい、おもろい」って言われ続けて、でも全然仕事がない泥沼状態の中、松本人志さんに襟首持って引っ張り上げていただいて、そこでの1位でしょ? 感極まってます。

──本当ですか。

泣いたら声出えへんようになるんですね。息もしづらくて。

──そんなに泣くほど喜んでくださったんですね。

くっきー「ドキュメンタル」視聴者が選ぶMVP第1位のトロフィー。

昔、小児喘息やったんですけど、喘息また出たと思って湯気吸いましたわ。

──そんなくっきーさんに差し上げたいものがあります。

やった、トロフィーや!(笑) 名前も入れていただいて。てっぺんの女神が持ってるこれ、なんですか?

──麻雀牌です。くっきーさん仕様ということで。

ほんまや、「東」や。うわーうれし。芸名「東(あずま)くっきー」にしようかな。僕、トロフィーもらったの人生で2回目ですわ。

──何以来ですか?

バッファロー吾郎さんが主催してた「BGO上方笑演芸大賞」でイベントタイトル賞もらって以来です。

くっきー

──このインタビューでは、シーズン1、シーズン3、そして最新作のシーズン4に出演し、FUJIWARA藤本さんと共に最多出演を誇るくっきーさんが「ドキュメンタル」をどう戦ってきたのかお聞かせいただきたいと思います。シーズン1のオファーを受けたとき、企画内容を聞いてどう思いましたか?

ただただ、おいしい仕事やなと思いました。ラッキー仕事やなと。自分がやったボケで、おもろいとされているすごい芸人さんたちを笑わせたら、よりおもろいって思ってもらえるわけじゃないですか。

──反対に、全然笑わせることができなかったら怖いな、とは思わなかったですか?

たしかにスベったら地獄やし、おもんないレッテル貼られるな、とは思ったんですが、あまりそっちの頭にはならなかったですね。参加費の100万だけ「ちょっと嫁の確認取りますわ」と言って待ってもらいましたけど、番組に出るってことに対しては一切戸惑いはなかったです。

──楽しみのほうが大きかった。

はい。今まで芸人人生歩んできて、「おもろい」って認めてくれたのは芸人だけやったんです。芸人さんには「おもろい」って言われ、世間には「気持ち悪い」って言われて育ってきた(笑)。やってきた人生のおかげでこの企画に関してあまりスベるってことは考えませんでした。

「ドキュメンタル」は壮大なミニコントの最中

──松本人志さんからお呼びがかかったということについてはいかがですか?

めちゃめちゃうれしかったです。 僕が見て育ってきたど真ん中の人ですし、今でもお笑い界のてっぺんの方ですから。農民が、殿様に「お前ちょっとうちの城来て面白いことやれよ。ほな金やるから」って言われてるみたいな。神々しい人が声かけてくれた。

「ドキュメンタル」を語るくっきー。

──「ドキュメンタル」のような、笑いで戦う企画ってお好きですか?

うーん、どうやろうなあ。一応「ドキュメンタル」もバトルっていうことになっていますけど、出てみるとあんまり戦うっていう意識はなかったですよ。結局めちゃくちゃわろてもうてるし、はしゃいでる自分がいました。すごいセットで、すごい人が見てる中、すごいメンツに混じってボケられるって、芸人冥利に尽きるというか。

──たしかにペナルティカードをもらうときのくっきーさんはこらえる気がないような、清々しいくらいの笑顔を見せています。

しっかり笑ってます(笑)。楽しいんですよ。

──「ドキュメンタル」は笑わせるためなら何をしてもいい空間ですが、スタートしていきなりギャグ合戦をし始めたり、大声を上げて暴れる芸人さんが現れたりしないのが不思議です。そこにはどんな空気の読み合いがあるのでしょうか。

芸人ってよく楽屋でミニコントするんですけど、「ドキュメンタル」もそういう空気なんです。壮大なミニコントの最中みたいな感じで、入りはゆっくり、誰かが仕掛けたら徐々にみんな乗っかって……っていう。

──なるほど。シーズン1に出演してみて「ドキュメンタル」ってこういうものなんだ、とわかったことはありますか?

くっきーシーズン4より、くっきーが写真ネタで攻撃する様子。

笑ったら負けなので、みんな笑わないようにするじゃないですか。だから笑い声が一切ない中でボケなきゃいけない。芸人ってお客さんが笑ってる声を聞いてどんどん乗っていくんですけど、「ドキュメンタル」ではスベり状態が続いてテンションが下がっていくんです。

──観ているほうは芸人さんたちが笑いをこらえている顔を確認できるので、「スベってる」と感じながらやっているとは思いませんでした。

反応がないからムズいんですよね。それでも心折れずにバンバン突っ込んでいこうっていう頭の切り替えが大変で。どっかで誰かを笑わせたら一気に乗れるんですけど、それができないままだと地獄です。

ハチミツ二郎のプロレスマスクデザインした奴、どういうつもり?

──自分が笑ってしまう、弱点は発見できましたか?

もともとゲラなんですけど、不意なツッコミに笑ってしまうのと、スベり笑いですね。全然おもんないことが逆におもろいタイミングがあって、シーズン1ではそれにやられました。

──とろサーモン久保田さんが披露した「PPAPの全然面白くないバージョン」ですね。

そうそう(笑)。久保田、フジモン、大輔さん。ここらへんが僕の中での恐怖、笑わされてしまう人らかな。あとハチミツ二郎か。

くっきー

──ハチミツ二郎さんがさまざまなプロレスマスクを被ってくるシーンでくっきーさんはイエローカードをもらっていました。何が笑ってしまう要因でしたか?

全マスク笑いそうだったので、むしろカード1枚で済んでよかったです。とくにおもろかったのが、めっちゃ口がちっちゃいマスク。「デザインした奴、どういうつもりで作ったん?」って裏のほう入ってもうたんです。あそこだけめっちゃちっちゃくミシン入れたんやろうなーって。

──製造者を想像してしまったんですね。

ツノが出てるマスクもあって、目に刺さってもケガせんように柔らかい素材でできてたんですよ。そういう優しさとかも考えちゃって。

──想像力豊かなほど自分で笑いを増幅させてしまう。

たぶん芸人ってみんなそうやと思います。(天竺鼠)川原が頭に包丁が刺さってるように見える小道具を被ってきたシーンもそうで、「こいつ、あえてスベり笑いでいったろと思って持ってきたんや」って考えたら笑いそうになりましたね(笑)。

Amazonオリジナル作品「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン4
シーズン4

出演者雨上がり決死隊・宮迫 / FUJIWARA藤本 / ずん飯尾 / 野性爆弾くっきー / スピードワゴン井戸田 / 千鳥・大悟 / 千鳥ノブ / 森三中・黒沢 / ダイアン西澤 / 安田大サーカス・クロちゃん

「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」とは
「ドキュメンタル」

「面白いとはなんなのか」を突き止めるべく、松本人志が仕掛ける実験場。招待状を受け取った10人の芸人が1つの部屋に集い、制限時間6時間で笑わせ合う。最後まで残った者には優勝賞金1000万円を贈呈。参加者の様子は松本人志が30台以上のモニターでチェックし、笑った者にはイエローカード、オレンジカード、即退場のレッドカードが出される。シーズン2からは敵を笑わせるごとに1ポイントを付与する「ポイント制」が導入され、2人以上で制限時間を迎えた場合はもっともポイントの高い参加者が勝者に。またシーズン3からは脱落した芸人が一時的に復活できる「ゾンビタイム」が登場。生き残っている参加者全員を笑わせることができた場合、ノーコンテストとなり参加費は返還される。

出演者シャンプーハットこいで / 東京ダイナマイト・ハチミツ二郎 / バッドボーイズ清人 / 森三中・大島 / ロバート秋山 / とろサーモン久保田 / ニューロマンスおにぎり / スリムクラブ内間 / トレンディエンジェル斎藤 / 板東英二

パイロットシーズン
パイロットシーズン

出演者FUJIWARA藤本 / 宮川大輔 / ジミー大西 / ダイノジ大地 / 野性爆弾くっきー / 東京ダイナマイト・ハチミツ二郎 / とろサーモン久保田 / 天竺鼠・川原 / トレンディエンジェル斎藤 / マテンロウ・アントニー

シーズン1
シーズン1

出演者FUJIWARA藤本 / 宮川大輔 / ジミー大西 / バナナマン日村 / アンジャッシュ児嶋 / バイきんぐ小峠 / 森三中・大島 / ダイアン津田 / 平成ノブシコブシ吉村 / ジャングルポケット斉藤

シーズン2
シーズン2

出演者極楽とんぼ山本 / TKO木下 / ケンドーコバヤシ / 野性爆弾くっきー / フットボールアワー後藤 / サンドウィッチマン伊達 / ロバート秋山 / レイザーラモンRG / オードリー春日 / プラス・マイナス岩橋

シーズン3
シーズン3
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