ロバート・レッドフォード
Robert Redford
1936年8月18日、カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。野球の奨学金を得てコロラド大学に進学し、のちに絵画を学ぶ。アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演技の道を歩み始め、1959年にブロードウェイで野球選手役として「トール・ストーリー」でデビューした。1960年代からテレビドラマや舞台で下積みを重ね、1969年にはポール・ニューマンと共演したアメリカン・ニューシネマの代表作「明日に向って撃て!」で一躍スターの仲間入りを果たす。1973年の「スティング」では詐欺師役でニューマンと再共演。同作は第46回アカデミー賞で作品賞含む7部門を受賞し、自身も主演男優賞にノミネートされた。1980年には「普通の人々」で初監督を務め、第53回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞(ティモシー・ハットン)、脚色賞(アルヴィン・サージェント)に輝く。以降、「リバー・ランズ・スルー・イット」「クイズ・ショウ」「モンタナの風に抱かれて」など監督・プロデューサーとして数多くの作品を世に送り出してきた。1981年にはサンダンス・インスティテュートを設立し、若手映画作家を支援。サンダンス映画祭を通じて、インディペンデント映画界の発展に大きく貢献したことでも知られる。2018年に「さらば愛しきアウトロー」を最後の主演作として発表し、俳優業からの引退を宣言。米現地時間2025年9月16日、ユタ州の自宅にて89歳で死去した。
受賞歴 |
第74回アカデミー賞
(アカデミー名誉賞)
「普通の人々」
「サンセット物語」
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