SUPER BEAVER(2016年、2017年に続き3回目)
GEN ビーバーもずっと出てもらいたいバンドの1つですね。“「YON FES」側のバンド”というか。「YON FES」をやって来た3年間の中でも、初年度の「LAND STAGE」のトリのビーバーのライブはすごく記憶に残ってますし。あとは去年の10周年のアリーナツアー「04 Limited Sazabys 10th Anniversary Live」のゲストとしてぶーやん(渋谷龍太 / Vo)に出てもらったり(参照:04 Limited Sazabys、念願ガイシホールでさらなる飛躍誓う)、「MERRY ROCK PARADE 2018」でヤナギ(柳沢亮太 / G)に出てもらったりと、“借り”ばっかりで。
KOUHEI 初年度のステージもそうですけど、ぶーやんは思い入れのあるイベントのMCでは、いつも以上にヤバい言葉の飛ばし方をしてくるので、今年もそういう言葉を出してくれるんじゃないかな。
GEN 去年はあえて「YON FES」に呼ばなかったので、その分さらに力んでるだろうし、そんなぶーやんが楽しみですね。
クリープハイプ(2016年以来2回目)
GEN 本当に大好きなバンドで、大好きな先輩なので、僕の中では「YON FES」でしか呼べないバンド。目指してるものも、お客さんが求めてるものも違うので、ライブハウスのツアーやイベントで呼び合っても意味がないかなと思ってて。でもパンクからサブカルまで通ってる「YON FES」では、むしろクリープハイプみたいなバンドがいてくれることにすごく意味がある。しかも今回誘わせてもらったとき、前日が仙台でライブだと言っていて。「だったら厳しいだろうな」と思ってたら調整して出てくれることになったので、うれしかったですね。あと尾崎さん(尾崎世界観 / Vo, G)が作った「栞」を歌ったりと(参照:クリープ尾崎曲をあいみょん、片岡健太、GEN、斎藤宏介、スガシカオ歌う)一段と関係性が濃くなってる気もしています。
HIROKAZ ほかの出演者もクリープハイプと普段あんまり一緒にやらないバンドが多くて、ここだけ空気が変わると思うので、思いっきり“クリープハイプ節”みたいなものを見せてもらいたいですね。
KOUHEI クリープハイプって、ライブのMCで主催者への気持ちとか言わないと思うんですけど、そんな人たちがどんなMCをしたり、どんな演奏をしてくれるのか楽しみです。
ハルカミライ(初出演)
GEN ハルカミライは周りからの評判がすこぶるよくって。異様に「ハルカミライいいよ」ってみんなに言われるなーと1年くらいずっと思ってたので、まず去年、ツアーに呼んたんですけど、ライブがよくて「YON FES」も即決でした。
KOUHEI とにかく狂ってるんですよね。リハと全然違うことやるからリハの意味もない(笑)。
GEN 僕らが10代の頃に観てた、全盛期の青春パンクバンドっぽいというか。力技の熱量がすごいんですよ。そういうバンド、今時あんまりいないなあと思って。アツくてたまんないんですよね。でも、それがライブハウスじゃなくなかったらどうなるんだろう?と思ってて。あの生々しい力技を、野外でどんなふうに見せるのか、楽しみですね。
Survive Said The Prophet(初出演)
GEN サバプロのメンバーとはよく遊んでて仲がよくて、SUNNY CAR WASHが出演キャンセルになってしまったときにも、ちょうどサバプロのメンバーから別件で連絡が来ていて。とはいえ、ピンチヒッターという出方は嫌かもしれないと思ったので、ちゃんと話をして出てもらえることになりました。ピンチを友達が助けてくれた感じです。
──音楽性という点でいうと04 Limited Sazabysとは交わらなそうなところにいるので、仲がいいというのが少し意外でした。
GEN 音楽性は違うんですけど、バンドとして似てるところがあると思ってて。世代が一緒で、バンド歴も同じくらいなんですけど、お互いシーンになじめなかったというか。サバプロが「ラウドシーンで相手にされなかった」みたいなことを言ってたんです。僕らもそうで、パンクシーンにはいたけどうまくいかなった。で、シーンを飛び出してほかの場所で通用するようになってから、もともといた界隈に認められるようになったというところが似てる。だから同じようなジレンマを抱えてたのかなと思いますね。
KOUHEI サバプロは何より演奏が丁寧で、個人的にYosh(Vo)の感情の込め方がうまいなあと思って、好きですね。