矢野顕子|祝!デビュー45周年&ニューアルバム「音楽はおくりもの」リリース 著名人36名が“アッコちゃん”の唯一無二の魅力を明かす

1976年にアルバム「JAPANESE GIRL」でソロデビューをしてから45年……新たな節目を迎えた矢野顕子からニューアルバム「音楽はおくりもの」が届けられた。

MISIAがコーラスで参加した表題曲、糸井重里が作詞を手がけた「遠い星、光の旅。」「わたしがうまれる」「愛を告げる小鳥」「なにそれ(NANISORE?)」、アニメ「大家さんと僕」の主題歌「大家さんと僕」、親交のある石川さゆりの代表曲「津軽海峡・冬景色」のカバーなどを収録したバラエティに富んだ内容の本作。1曲1曲がそれぞれ異なる魅力を放っているが、そこに通底するのは矢野の音楽への深い愛情、そして昔も今も変わることのない情熱だろう。

今回音楽ナタリーでは、そんな矢野のアニバーサリーと新作のリリースを記念して、彼女の魅力を掘り下げる企画を実施。総勢36名の著名人にコメントを寄せてもらった。

矢野顕子ってどんな人? 36名が明かすその魅力

矢野顕子(ヤノアキコ)
東京生まれのシンガーソングライター。幼少からピアノを弾き始め高校時代にはジャズクラブで演奏する。1972年頃からセッション奏者として活躍し、1976年にアルバム「JAPANESE GIRL」でソロデビュー。1979年から1980年にかけては初期Yellow Magic Orchestraのライブメンバーも務めた。またrei harakamiとのユニット・yanokamiで新たな一面を見せるなど、そのチャーミングで独創的なスタイルは、のちに続く世代のアーティストたちにも絶大な影響力を誇っている。2015年にSeiho、tofubeatsなどのトラックメーカーを迎えたアルバム「Welcome to Jupiter」をリリースし、この年に20周年を迎えた「さとがえるコンサート」でTIN PANと共演。2016年にソロデビュー40周年を迎えると、所属レーベルや事務所の垣根を越えたオールタイムベストアルバム「矢野山脈」を発表した。2017年4月に上原ひろみとのライブアルバム「ラーメンな女たち-LIVE IN TOKYO-」を、11月に7年ぶり5作目となる弾き語りアルバム「Soft Landing」をリリース。2018年11月には、12年ぶりとなるコラボアルバム「ふたりぼっちで行こう」で吉井和哉、YUKI、奥田民生、大貫妙子、細美武士らと共演した。2021年にデビュー45周年を迎え、8月にニューアルバム「音楽はおくりもの」をリリース。

2021年8月26日更新