ときめき♡宣伝部|とき宣と楽しくシェイプアップ!この夏を盛り上げた“脂肪燃焼系ソング”

ときめき♡宣伝部がニューシングル「恋のシェイプアップ♡」をリリースした。

エイベックスからの第2弾シングルである「恋のシェイプアップ♡」は、ダンサーのえんどぅによるエクササイズをテーマにした振り付けが特徴の“脂肪燃焼系ソング”。7月のワンマンライブ「ときめき♡夏のびっちょり祭り2019」で初披露されたのち、「TOKYO IDOL FESTIVAL」や「@JAM EXPO」などの夏のアイドルフェスを経てライブを盛り上げるナンバーとして磨かれてきた。音楽ナタリーではメンバー6人にインタビューを行い、この夏の活動を振り返ってもらいつつ、シングルの収録曲について話を聞いた。

取材・文 / 近藤隼人 撮影 / 曽我美芽

チャンスをつかんだ夏だった

──この夏は「TOKYO IDOL FESTIVAL」や「@JAM EXPO」といったフェスに現体制で初めて出演されましたが、手応えはいかがでしたか?

辻野かなみ 今年の夏は今までで一番フェスの出演数が多かったんです。

坂井仁香 ホントにたくさんのフェスに出させていただいて、そのおかげで初めてとき宣を見たという方もたくさんいて。「@JAM」ではメインステージに出演して、満員の状態でライブをすることができたんですが、そのあとのイベントの特典会で「『@JAM』で知って来ました」と言ってくれる方もいました。今年は名古屋の「東海アイドル万博2019」というイベントにも出演して、私たちのことを新たに知ってもらえる機会になったと思いますし、6人の絆がより深まった夏でした。

ときめき♡宣伝部
辻野かなみ

辻野 ジュリアはとき宣として迎える初めての夏だったよね。

杏ジュリア メンバーから「『TIF』はホントに暑いから大変だよ」と聞いていて、確かに暑かったんですけど、すごく楽しくてあっという間でした。

小泉遥香 びっくりしました。顔は誰よりも赤かったんですけど、ケロッとしているんですよ! 私たちはいまだにヘトヘトになるのに。

──「TIF」は毎年ものすごい暑さですよね。

坂井 でも、あの暑さがあるからこそ「夏が来たな」と思えます。

──今年はSMILE GARDENとDREAM STAGEというどちらも野外のステージでしたね。

坂井 DREAM STAGEは夜の時間帯だったんですが、ペンライトがきれいに見えて感動しました。同じステージに出演した去年と比べて、見え方が少し変わったというか。今までは景色を楽しむよりも、必死になって「がんばらなくちゃ」という気持ちが強かったんですけど、今年はお客さんを巻き込んでライブができたと思います。

吉川ひより フェスってアイドルの戦場というか、チャンスにもなるし、逆に別のグループにファンの方を取られちゃうリスクもあるんですよ。握手会で「初めてライブを観たよ」と言ってくれる方も増えて、今年はチャンスをつかんだ夏になったんじゃないかと思います。

小泉 ホントに多かったよね。リリイベで「『TIF』で観て来てみました」と言ってくれる方とか。

──この夏を通してかなり新規のファンが増えたんですね。

坂井 そういうことを握手会で言っていただけると、いつも以上に飛び跳ねちゃいます。天井を突き破っちゃうんじゃないかってくらい(笑)。

全力を発揮できた満員の「@JAM EXPO」

──ちなみに、今年の「@JAM EXPO」は過去最高の動員数だったそうです。

小泉 そんなときにメインステージでライブをできて、すごいチャンスだったんだね。

坂井 とき宣は乃木坂46さんの1つ前の出番で。そのおかげで超満員だったんです!

──ステージから見た満員の横浜アリーナの景色はいかがでしたか?

坂井 鳥肌が立ちました。

藤本ばんび

藤本ばんび 「どこまでも人がいる!」という感じでした。

辻野 すごく人気のあるグループになった気分でした(笑)。自分たちだけの力ではなかったけど、すごく楽しかったです。

小泉 もっとたくさん曲をやりたかったです。ステージを去るのが名残惜しかったです。

坂井 これが去年やもっと前だったら動揺して、きっと全力を発揮できなかったと思います。今年立てたからこそ、全力のライブを見せられたんじゃないかなって。感動したし、鳥肌が立ったけど、それに動揺せずにしっかりパフォーマンスできたと思います。

──今まで培ってきた経験があるからこそ見せられたパフォーマンスだったと。

坂井仁香

坂井 今年の夏フェスでは出番前に円陣を組んで、1分間目をつぶって集中力を高めたんです。そうするとよりがんばれるというか、気持ちは高ぶるけど、体は落ち着いた状態でライブができるんです。

吉川 ライブの前は気持ちが高ぶりすぎちゃうことがあるので。

──藤本さんは今年の夏はいかがでしたか?

藤本 毎年あっという間だなと感じるんですけど、今年もすぐに夏が過ぎました。でも多くのステージに出させていただいたし、内容は盛りだくさんで、「TIF」では東京女子流さんとコラボさせていただいてすごく楽しかったです。女子流さんと一緒にリハーサルしたり、たくさんアイドルさんのライブを見学させていただいたりして、学んだことを自分の中で生かせて、いろいろと挑戦できた夏でした。あと「東海アイドル万博2019」は会場がZepp Nagoyaだったんですけど、来年の春のZeppツアーに向けて学べることがありました。

坂井 ほかのアイドルさんのファンの方もいて、フロアが満員だったんですよ。「私たちが単独でやるときもまたこの景色が見れたらいいな」と思いました。絶対満員にしたいんです!

一番肝が座っているのは杏ジュリア

──とても充実した夏だったようですが、体力的な面ではどうでした? 先ほど杏さんが「TIF」でケロッとしていたという話もありましたが。

小泉遥香

小泉 そんなにバテなかったよね。

辻野 意外と大丈夫だったかも。この4年間で環境に慣れて免疫が付いたのか、バテることはなかったです。

──杏さんは「TIF」だけでなく、夏を通してもまったくバテることはなかったんですか?

 はい。体育の授業では暑くて頭が痛くなっちゃうこともあるんですけど、とき宣の活動では自分でもびっくりするくらい平気で。ただただ楽しかったんです。あんなに暑い夏だったのに、ホントに不思議なんですよ。「体調崩しちゃうかな」と不安だったんですけど。

小泉 一番肝が据わっているんです。

坂井 それに一番冷静だよね。何が起きても落ち着いてて。この間のリリイベで虫が飛んできたとき、仁香やばんびはワーキャー言ってたのにジュリアは「大丈夫だよ」って追い払ってました。

──動揺することはあまりないんですか?

杏ジュリア

 うーん、思い出せばあると思うんですけど……。

藤本 ジュリアは驚いたときの表情が面白いんですよ。急いでて「ジュリア、時間だよ!」って言うと、いつもは見せない顔を見せるんです。

坂井 歳下組は行動が遅いんです!(笑) ほかの4人が楽屋の外で待っていて、ばんびとジュリアがあとから出てくることがよくあって。

辻野 例えば人がヘアスプレーを使っているのを見て「ばんびもそれやりたい!」とか言い出して、それでどんどん遅れるんです(笑)。

藤本 なんでそれ言うの!(笑)

小泉 2人共マイペースなんだよね。あと好奇心が旺盛なんです(笑)。