TIGORA×音楽ナタリー OKAMOTO'Sが着るフェスルック 番外編|フェスの思い出トーク フェスで聴きたい曲&フェスにぴったりOKAMOTOʼSソングのプレイリストも掲載

音楽ナタリーでは、アルペングループが手がけるスポーツブランド・TIGORAとOKAMOTO'Sによるコラボレーション企画を連載形式で展開中。初回はTIGORAの2023年春夏アイテムを取り入れた都市型フェス向きのルックを、第2回ではアウトドア型フェスに適したルックをメンバーに着用してもらった。

連載ラストとなる第3回では、OKAMOTO'Sがフェスにまつわる思い出についてトーク。さらに4人がセレクトした「フェスで聴きたい曲」「フェスにぴったりのOKAMOTO'Sソング」のプレイリストも掲載する。

取材・文 / 三宅正一撮影 / 田中雅也(TRON)
スタイリスト / TEPPEIヘアメイク / Taro Yoshida(W)

OKAMOTO'S interview

TIGORAは機能性が高くて、しかもかわいい

オカモトショウ(Vo) 学生の頃にアルペンでスキーウェアを買って、友達と毎年スキーに行ってました。機能性の高いTIGORAのアイテムがあれば、とにかくストレスなく過ごせると思います。好きなタイミングで休憩も取れず、丸1日動かなきゃいけないときにどれだけ必要か。そこをクリアしてるうえにデザインがかわいいのは魅力だと思います。

オカモトショウ(Vo)

オカモトコウキ(G) フェスルックと言えど、普段使いもできるところが魅力的だと思いました。収納力も高くていいですよね。

ハマ・オカモト(B) フェスルックは僕にとっても新鮮でした。機能面だけでなく、デザインのバリエーションもイメージしていたものより豊富で驚きました。

TIGORA2023春夏シーズンのコレクションテーマ「なかまと音楽があれば、無敵だ。」

オカモトレイジ(Dr) 仲間の大切さは、自分を取り巻くすべての事柄に対して常々感じてます。感謝の気持ちを忘れずにこれからも成長していきたいと思います。

ハマ バンドは集合体なので、いかに仲間が大事かということは常に感じていますね。ソロだと、全部自分のせいになってしまいますから(笑)。

コウキ やっぱりライブやツアーは、メンバーだけじゃなくスタッフなどの仲間と作り上げるものなので、無事にライブが終わったときに、仲間たちのありがたさを実感します。

オカモトコウキ(G)

「フジロック」「サマソニ」「ライジング」フェスの思い出

ハマ 19歳のときにデビューしてるから、初めて行くフェスから出演する側だったんですよね。それはOKAMOTO'Sというバンドの1つの特徴と言えるかもしれないですね。フェスでほかのアーティストのライブを観るときは、自分たちも出ているときという。2019年の「SUMMER SONIC」には木村カエラさんのサポートメンバーとして出たんですけど、ヘッドライナーにレッチリ(Red Hot Chili Peppers)がいて、せっかくならとライブを観ようと思ったんですね。観る側としてのフェスの知識や経験が全然ないから、早めに待機しようと思って文庫本を持って行ってました。周りの人たちからは「なんで本を持ってるの?」と聞かれたけど、「いや、もし人がいっぱいでレッチリのライブを観られなかったら嫌だなと思って……」って(笑)。あのときのレッチリはちょっと調子が悪そうで、アンソニー(・キーディス)がこれまで何回も歌ってきたであろう「Give It Away」の歌詞を間違えまくったりもしていて。レッチリも人間なんだなと思って逆に勇気付けられた記憶があります。そういうことって自分たちにもあるので。単独公演とは違ってリハを完璧にできるわけではないし、だからこそのトラブルが起こるのもフェスだと思うんです。でも、それもフェスならではの醍醐味なんだと思います。あと、強く記憶に残ってるのは、2018年の「RISING SUN ROCK FESTIVAL」で観た山下達郎さんのライブですね。夏フェスということもあって、「とやかく言う人もいるでしょうけど、やります!」と前置きして、「クリスマス・イブ」をやったんですよ。あれはめちゃくちゃカッコよかった。昔から達郎さんは「お客さんにとってその1回のライブが自分のステージを観る最初で最後の機会かもしれないんだから有名曲をやりませんという態度はアーティストのエゴに過ぎない」ということをおっしゃっていて。それもあって四季は関係なく「クリスマス・イブ」もやるんですよね。そういう達郎さんが貫いている姿勢をフェスで観ることができたのも印象的でした。

ハマ・オカモト(B)

ショウ 楽しかったフェスの思い出となると、やっぱり出演したときの記憶が色濃く残ってますね。2021年の「フジロック」は10年ぶり、しかも最大キャパの「GREEN STAGE」初日のトップバッターとしてステージに立つことができて、あれはすごく感慨深かったですね。OKAMOTO'Sは一番大きいステージを任せてもらえるフェスもあれば、そうじゃないフェスもある。あのタイミングで「フジロック」の「GREEN STAGE」に立てたことで、バンドが培ってきたものの大きさを自分でも感じることができたし、2019年にバンドの10周年のタイミングで開催した日本武道館ワンマン(「OKAMOTO'S 10th ANNIVERSARY LIVE "LAST BOY"」)のときと同じようなメモリアルなトピックでした。総じてフェスは、初めてOKAMOTO'Sのライブを観るお客さんと向き合うという意味でも、ワンマンとは違う特有のハングリーさを持ってステージに立つ感覚がありますね。一瞬、ステージを通り過ぎて行く人たちに対してどんな音を刺せるか、という勝負もあるし。だから、初めて行くフェス体験はぜひOKAMOTO'Sが出るフェスをオススメしたいです。

今年のフェスに向けた意気込み

ショウ 10代でデビューしてからキャリアを10年以上重ねても、こうしてOKAMOTO'Sとしてフェスに呼んでもらえることはうれしいですね。デビュー当時とはまた違った喜びがある。お客さんに届くよう心を込めて歌おうと思っています。

コウキ またイチからやり直すような感じで、今の自分たちのベストをお見せできればと思います。楽しみ!

ハマ フェスのあり方が本来の形に戻るという流れもありますが、だからといって浮かれず、堅実に楽しみたいと思います。

レイジ これまでも、これからも、いつもと変わらずがんばっていきたいと思います。

オカモトレイジ(Dr)

夏フェスシーズン到来! OKAMOTO'Sオススメのフェス曲プレイリスト

フェスで聴きたい曲

オカモトショウ
オカモトショウ(Vo)
Dragon Ash「Fantasista」
この曲をフェスで聴けるとテンションが上がるので!
オカモトコウキ
オカモトコウキ(G)
石川さゆり「津軽海峡・冬景色」
何年か前の「京都音博」で観た石川さゆりのド級の音圧が忘れられません。どんなラウドなバンドよりラウドでした。あれをもう1回体験したい……
ハマ・オカモト
ハマ・オカモト(B)
Earth Wind & Fire「Let's Groove」
一度は生で、フェスで観たいからです。
オカモトレイジ
オカモトレイジ(Dr)
マニュエル・ゲッチング「Echo Waves」
昼間とかに屋外で聴いたらマジで最高そう。

フェスにぴったりのOKAMOTO'Sソング

オカモトショウ
オカモトショウ(Vo)
「Sprite」
シンガロングもできて、大きな野外会場が似合う曲だと思います。
オカモトコウキ
オカモトコウキ(G)
「BROTHER」
やはり声出し解禁になった今、この曲をみんなと歌いたい!
ハマ・オカモト
ハマ・オカモト(B)
「Beautiful Days」
わかりやすいので(笑)。
オカモトレイジ
オカモトレイジ(Dr)
「Sexy Body」
なんか普通に「やっぱマジで最高」ってなりそう。

More Information

TIGORAはOKAMOTO'Sが着用したメンズアイテムだけでなく、スタイリッシュで機能性の高いレディースアイテムも豊富に取りそろえている。

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注目のレディースアイテム

スカーチョ

スカートとガウチョをかけ合わせたアイテムで、カラーはベージュ、マスタード、マゼンダ、ブラックの4種類。ストレッチ性のある撥水素材で軽量のため、キャンプやフェスなどのアクティブシーンでも活躍しそうだ。

プロフィール

OKAMOTO'S(オカモトズ)

オカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(G)、ハマ・オカモト(B)、オカモトレイジ(Dr)からなる東京都出身の4人組ロックバンド。2010年、日本人男子最年少の若さでアメリカの音楽フェス「SXSW2010」に出演し、以降も海外での活動も積極的に行う。2010年5月に1stアルバム「10'S」でデビュー。2019年に結成10周年イヤーを迎え、6月には自身初の東京・日本武道館ワンマンライブを成功させる。2023年5月にはニューシングル「Where Do We Go?」をリリースした。関ジャニ∞や菅田将暉などさまざまなアーティストのプロデュースや楽曲制作、映画やドラマの劇伴制作も行い、メンバー個々でプロデュースワークやDJ活動なども行っている。