SHINee「SHINee THE BEST FROM NOW ON」特集 PR

SHINee|光を求めて歩み、輝き続けてきた5人の軌跡

SHINeeが4月18日に初となるベストアルバム「SHINee THE BEST FROM NOW ON」をリリースする。

彼らにとって初めてのベストアルバムとなる今作は、日本デビュー曲「Replay -君は僕のeverything-」から2016年12月リリースの「Winter Wonderland」までのすべてのシングル曲、アルバムのリード曲に加え、メンバー全員でレコーディングされた新曲「From Now On」が収められたもの。2011年に日本デビューした彼らのこれまでをまとめた内容で、多彩な楽曲と共にSHINeeがここまで駆け抜けてきたその足取りをたどり、さらにSHINeeのこれからを感じることができる。

この作品のリリースを記念して、音楽ナタリーでは彼らの音楽の魅力にスポットを当てた特集を展開する。SHINeeは日本の音楽シーンにおいてどのような輝きを放ってきたのか。そして、アルバムの最後に収録された「From Now On」にはどのような思いが込められたのか。テキストと年表で7年間を振り返る。

文 / 三橋あずみ

SHINee「SHINee THE BEST FROM NOW ON」
2018年4月18日発売 / EMI Records / S.M. ENTERTAINMENT JAPAN
SHINee「SHINee THE BEST FROM NOW ON」完全初回生産限定盤A

完全初回生産限定盤A [CD2枚組+Blu-ray]
6458円
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SHINee「SHINee THE BEST FROM NOW ON」完全初回生産限定盤B

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SHINee「SHINee THE BEST FROM NOW ON」通常盤

通常盤 [CD]
3218円
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CD収録曲(全仕様共通)
  1. Replay -君は僕のeverything-
  2. JULIETTE
  3. LUCIFER
  4. Sherlock
  5. Dazzling Girl
  6. 1000年、ずっとそばにいて…
  7. Fire
  8. Breaking News
  9. Boys Meet U
  10. 3 2 1
  1. Everybody
  2. LUCKY STAR
  3. Downtown Baby
  4. Your Number
  5. Sing Your Song
  6. D×D×D
  7. 君のせいで
  8. Winter Wonderland
  9. Get The Treasure
  10. From Now On(新曲)
Bonus Disc(完全初回生産限定盤A、Bのみ)
  1. Colors of the season [FROM NOW ON ver.]
  2. Every Time(新曲)
  3. Tell Me Your Name(新曲)
  4. Your Number [FROM NOW ON ver.]
  5. Married To The Music [Japanese ver.]
  6. Melody [FROM NOW ON ver.]
  7. Diamond Sky [FROM NOW ON ver.]

Replay –君は僕のeverything- [Abbey Road Special] ※ボーナストラック

完全初回生産限定盤A Blu-ray / 完全初回生産限定盤B DVD収録内容
  • DOCUMENTARY OF SHINee WORLD 2017~FIVE~
    (1時間37分におよぶ全曲ダイジェスト&舞台裏ドキュメンタリー)

K-POPの流れに同調しないSHINeeの個性

SHINee
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今年の2月にSHINeeが大阪・京セラドーム大阪と東京・東京ドームで行ったツアー「SHINee WORLD THE BEST 2018~FROM NOW ON~」。2017年12月にジョンヒョンとの突然の別れを経験し、一時は実施の有無が検討されたこの公演でオンユ、キー、ミンホ、テミンは予定通りにファンの前に立つことを選び、気持ちの込もった力強いパフォーマンスでこれからもファンと思いを1つに歩み続けていく意志を提示した。SHINeeファンにとって決して忘れることのできないひとときとなった「SHINee WORLD THE BEST 2018~FROM NOW ON~」だが、2011年にスタートした彼らの日本での活動を総括するという意味合いにおいても、マイルストーンのような役割を持つ公演だった(参照:「SHINeeは永遠に5人」SHINee、集大成のドームで交わした約束と“5人”で歌った新曲)。

このライブでSHINeeが披露したのは、日本デビューシングルの表題曲「Replay -君は僕のeverything-」から2017年発表の5thアルバム「FIVE」収録の「Diamond Sky」まで、過去のリリース作をまんべんなく網羅した楽曲の数々に新曲の「Every Time」「From Now On」を加えたセットリスト。「THE BEST」の公演タイトルにふさわしく、彼らのこれまでの歩みを表す24曲を“適材適所”に詰め込んで、7年間を一気に駆け抜けてみせたのだ。

2011年6月、SHINeeは韓国デビュー曲の日本語版「Replay -君は僕のeverything-」で日本デビューを果たす。この曲で彼らは歳上の女性への届かぬ思いをみずみずしく歌い上げているが、メロディの美しさの際立つR&Bであるこのデビュー曲はパワフルなエレクトロサウンドやヒップホップが主流のK-POP界隈において、その流れに同調しない彼らの個性を際立たせるものだった。

同年、彼らは本国でのヒット曲「JULIETTE」「LUCIFER」の日本語版をシングルリリース。さらに12月にはこれまでのシングル曲も収めた1stアルバム「THE FIRST」を発売し、センセーショナルにデビューからの半年を駆け抜ける。2012年5月には「Sherlock」の日本語版シングルを発表。「Sherlock」は「Clue」と「Note」という2曲を組み合わせたハイブリッドリミックスナンバーで、5人はサビの爆発的なダンスビートに負けない力強さを備えたボーカル、さらには息ぴったりのカノン(拍をずらした連動技)を多用するダイナミックかつ緻密なコレオグラフィでグループのパフォーマンススキルの高さを存分に見せつけた。なお、このコレオを作ったのはマイケル・ジャクソンやカイリー・ミノーグといったスターの振り付けを手がけるトニー・テスタ。楽曲の持つパワーを最大レベルまで引き上げるようなダンスを提供する彼と、ハイレベルなダンスに抜群のチームワークで応えるSHINeeとのコラボレーションは以降グループを語るうえで欠かせない特長となり、メンバーが “人形”や“飛行機”になって文字通り人間離れした技の数々を見せる「Everybody」はアメリカのビルボードのコラムでも高く評価された。

そうして、続く5枚目のシングルとしてSHINeeは2012年10月に初の日本オリジナルシングル「Dazzling Girl」を送り出す。明るいハウスサウンドが印象的なこの曲で、5人は楽しげな笑顔を浮かべながら弾むような恋心を表現し、それまでのクールな表情とはまた違った魅力をファンに届けた。

SHINee
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決して失うことのない輝き

「Dazzling Girl」の直後、2012年12月に彼らは「1000年、ずっとそばにいて…」をリリース。タイトルトラックに初めてバラードが選ばれたこの作品にはリリース前から大きな注目が集まったが、作詞を手がけたいしわたり淳治による繊細な心情の描写をSHINeeは丁寧に歌い上げて楽曲の持つ世界観を表現した。日本語でつづられる心の機微を豊かに歌うことができるのは、5人の高いボーカル力と発する言葉に深みを与える理解力あればこそ。これ以降「Fire」「Your Number」「君のせいで」といったナンバーでいしわたりは歌詞をグループに提供し、2組の“名タッグ”は曲数を重ねるごとにより強固なものとなっていく。また、彼らは田中秀典(agehasprings)とも密な関わりを持ち、2組は「D×D×D」「Winter Wonderland」といったナンバーで曲ごとに多彩な表情を見せている。

SHINeeはデビュー時から今に至るまで、枠にハマることのない多様な音楽性で聴衆を魅了してきた。ヨーロッパ系の作家を中心とした、コライトによる深みのあるサウンドをメインに、時代の先を行く表現を求めてR&B、エレクトロ、ディープハウスなどその時々の気分に応じたジャンルをピックアップ。そして、彼らでしか成しえないハイレベルなボーカルワークで楽曲を自分たちの色に染め上げていく。デビューから月日が経った今もSHINeeがフレッシュな輝きを失わないのは、冒険に夢中な少年のように軽やかな足取りでグループの新しい一面を常に追い求めている、その姿勢によるところも大きいのかもしれない。

SHINee
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強い決意を胸に、未来へ

今年2月の東京ドーム公演。1曲目に届けられた壮大なバラード「Colors of the season」でステージに立つメンバーは実力に裏打ちされた力強いボーカルを聴かせた。代表曲「Everybody」では肉体の限界に挑むようなエネルギーあふれる歌とダンスを披露し、また「Love Like Oxygen」では大人の表情を垣間見せる。スタンドマイクで歌った「Hello」で確かな歌唱力を提示したかと思えば、直後の「LUCKY STAR」ではさわやかなサウンドに乗って笑顔で歌声を届けるメンバーたち。7年間の活動を総括するライブの中には、これまでファンが魅了されてきた彼らの多彩な表情がすべて凝縮されていた。

そしてこの日聴衆の心に最も深く残ったのは、SHINeeはこれからも“5人”で進み続けていくんだという確信だっただろう。アンコールに用意された新曲のダンスチューン「Every Time」はジョンヒョンのボーカル入り。華やかなブラスサウンドに乗って、ステージ上の4人は“5人”でのセッションを楽しむように軽快に身体を揺らした。加えて、ライブを締めくくるラストナンバーとして届けられた新曲「From Now On」にも、ジョンヒョンの美しい歌声が刻まれていた。5人はスケール感のあるオーケストラの伴奏にありのままの感情を乗せるようにして「ずっとそばに そばにいるよ」と歌い上げる。ステージ上に用意された5つのスタンドマイク、ジョンヒョンの歌声に耳を傾けるメンバーの柔らかな表情、そして言葉の端々にまで思いの詰まった彼らの歌声から、SHINeeの明日へ向けた決意や意思を受け取った会場は、温かく大きな一体感に包まれていた。

この新曲2曲は彼らのベストアルバムに収録され、「From Now On」はSHINeeの今の思いを刻む歌として作品の最後を飾る。深い悲しみを受け止め、ファンと共に力強く進もうとするSHINeeがこれからどんな景色を見せてくれるのか。さらなる光を求めて前を見据える彼らに思いを寄せて、次の一歩を待とう。

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SHINeeの歩み

SHINee(シャイニー)
オンユ、ジョンヒョン、キー、ミンホ、テミンからなる5人組グループ。高い歌唱力と観るものを圧倒するダンスパフォーマンス、ファッションセンスが話題を呼び、アジアのみならず世界中に活動の場を広げている。2008年5月に韓国でデビューし、多数の音楽賞の最優秀新人賞を受賞。2011年6月に1stシングル「Replay -君は僕のeverything-」で日本デビューを果たし、8月に2ndシングル「JULIETTE」、10月に「LUCIFER」を立て続けに作品をリリースした。2016年1月には4thアルバム「D×D×D」を発売。これを携え、2日間にわたる東京・東京ドーム公演と大阪・京セラドーム大阪公演を含む全国10カ所20公演のツアー「SHINee WORLD 2016 ~D×D×D~」を開催し、グループとして史上最多の35万人を動員した。6月には日本デビュー5周年を迎え、9月に東京ドーム公演の模様を収めたライブBlu-ray / DVD「SHINee WORLD 2016~D×D×D~ Special Edition in TOKYO DOME」を発売。2016年12月にはニューシングル「Winter Wonderland」をリリースした。2017年には2月にアルバム「FIVE」を発表したのち、9月に東阪ドーム公演「SHINee WORLD 2017~FIVE~ Special Edition」を開催する。12月に、ジョンヒョンが急逝。2017年2月の東阪ドーム公演「SHINee WORLD THE BEST 2018~FROM NOW ON~」は、4人のメンバーで実施される。そして4月に、初のベスト盤「SHINee THE BEST FROM NOW ON」をリリースする。