ナタリー PowerPush - サカナクション

あの“革新的音楽体験”がもたらしたもの

あなたがサカナクションのディレクターに!ライブ映像編集体験「12CAMS」

実践はこちら

「12CAMS」とは……

WOWOW特設サイトで公開されている、サカナクションのライブ映像編集体験企画。5月19日に千葉・幕張メッセで行われたライブより「Aoi」を材料に、12台のカメラで撮影したライブ映像をユーザーが自由にスイッチングしてエディットし、オリジナルバージョンが作成できる。編集し終えた映像は、自分の名前が入ったジャケット風の画像とともにSNSで公開することができる。(参照:サカナクションのディレクターになれるライブ映像編集体験

  • 「SAKANACTION 12CAMS」スクリーンショット
  • 「SAKANACTION 12CAMS」スクリーンショット
  • 「SAKANACTION 12CAMS」スクリーンショット

山口一郎が体験!

  • 「12CAMS」を体験する山口一郎。
  • 「12台の映像全部をひと通り観たくなりますね」
  • 「面白い、これ!」
  • 「12CAMS」を体験する山口一郎。
  • 「色味とかの調整はできないんですか?」
  • 「へえーすごい!」

──「12CAMS」を体験した感想を聞かせてください。

12台のカメラで撮ったライブ映像を自分のスイッチングで編集していくのって、最初はけっこう難しいかなと思ってたんですけど、実際触ってみたら操作もしやすいし、すぐにハマりますね。簡単に映像ディレクターになった気分を味わえるのは新しいなって。ライブ映像を観てると「このシーンはこのメンバーを観たいのに」って思うときがあるじゃないですか。それを自分で実践できるのは面白い。実際やってみたらしっくりこないこともあるだろうし。そこから、なぜディレクターはこういう編集をしているのか、なぜこういうカメラワークなのかとか、いろいろわかると思うんですよ。

──プロの意図が見えてくる。

そうそう。そうすると、より深く音楽を知るきっかけになるし、音楽を深く知りたいと思う人たちが増えると、作り手はさらに受け手を驚かさなきゃいけなくなるので。

──クリエイティブにおけるクオリティ向上にもつながりますよね。

僕はそれがすごく大事だと思っていて。「裏の部分をさらけ出すのは自分たちの首を絞めることになるんじゃないか?」って言う人もいるけど、僕はさらに新しいものが生まれるきっかけになると思ってるから。そういう意味でも「12CAMS」をきっかけに映像の世界に興味を持つ人が出てきたらいいなって思いますね。

サカナクションがこの夏出演するフェスも続々放送!
WOWOWライブ「現地より生放送!ROCK IN JAPAN FES.2013」

2013年8月2日(金)15:00~
2013年8月3日(土)15:00~
2013年8月4日(日)15:00~

WOWOWライブ「現地より生放送!SONICMANIA 2013」

2013年8月9日(金)22:30~

サカナクション
サカナクション

山口一郎(Vo, G)、岩寺基晴(G)、江島啓一(Dr)、岡崎英美(Key)、草刈愛美(B)からなる5人組バンド。2005年より札幌で活動開始。ライブ活動を通して道内インディーズシーンで注目を集め、2006年8月に「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO」の公募選出枠「RISING★STAR」に868組の中から選ばれ初出場を果たす。2007年5月にBabeStarレーベル(現:FlyingStar Records)より1stアルバム「GO TO THE FUTURE」、2008年1月に2ndアルバム「NIGHT FISHING」を発表。その後、初の全国ツアーを行い、同年夏には8つの大型野外フェスに出演するなど、活発なライブ活動を展開する。2009年1月にVictor Records移籍後初のアルバム「シンシロ」をリリース。2010年3月に4thアルバム「kikUUiki」を発表し、同年10月に初の日本武道館公演を成功させる。2011年には5thアルバム「DocumentaLy」をリリースし、同作のレコ発ツアーの一環で初の幕張メッセ単独公演を実施。約2万人のオーディエンスを熱狂させた。2012年は「僕と花」「夜の踊り子」という2枚のシングルを発表。2013年3月に約1年半ぶりとなるアルバム「sakanaction」をリリースし、全国ツアー「SAKANAQUARIUM 2013 sakanaction」を開催した。