「ロケットマン」特集|小西康陽&平井大インタビュー

エルトン・ジョンが製作総指揮を務め、自らの半生を描いた映画「ロケットマン」が8月23日に公開される。

「ロケットマン」はエルトンを演じる若手俳優タロン・エガートンが、全編にわたり名曲の数々を歌い上げるミュージックエンタテインメント。音楽ナタリーではエルトンファンの小西康陽、エルトンの代表曲の1つである「愛を感じて」をカバーした平井大の2名にインタビューを行い、公開に先駆けて映画を観た感想や、エルトンの楽曲の魅力などについて語ってもらった。

取材・文 / 村尾泰郎 撮影 / 佐藤早苗(小西康陽)、小原泰広(平井大)

「ロケットマン」
2019年8月23日(金)全国公開
ストーリー

家に寄りつかない厳格な父親と、子供に無関心な母親の間で孤独を感じて育った少年レジナルド・ドワイト。彼は天才的な音楽センスを見出され、国立音楽院に入学する。寂しさを紛らわすかのようにロックに傾倒していくレジナルドは、自らを「エルトン・ジョン」と改名し、ミュージシャンを夢見るように。レコード会社の広告で出会ったバーニー・トーピンの詩に惚れ込んだエルトンは、バーニーの歌詞に曲を付ける共作活動を始める。2人が生んだ楽曲「Your Song」でデビューが決まり、LAの伝説的なライブハウス「トルバドール」でのパフォーマンスをきっかけに一気にスターダムへと駆け上がるエルトン。しかし真に求める愛情を得られないまま日々プレッシャーにさらされる彼は、次第に依存や過剰摂取に陥り、心身共に追い詰められていく。

スタッフ

監督:デクスター・フレッチャー

脚本:リー・ホール

製作総指揮:エルトン・ジョン / クローディア・ヴォーン / ブライアン・オリヴァー / スティーブ・ハミルトン・ショウ / マイケル・グレイシー

配給:東和ピクチャーズ

キャスト

エルトン・ジョン:タロン・エガートン

バーニー・トーピン:ジェイミー・ベル

ジョン・リード:リチャード・マッデン

アイヴィー:ジェマ・ジョーンズ

シーラ・フェアブラザー:ブライス・ダラス・ハワード

ディック・ジェイムス:ステファン・グラハム

ダグ・ウェストン:テイト・ドノヴァン

レイ・ウィリアムズ:チャーリー・ロウ

ロケットマン オリジナル・サウンドトラック
2019年8月7日発売 / UNIVERSAL MUSIC
ロケットマン オリジナル・サウンドトラック

[CD] 2700円
UICR-1146

Amazon.co.jp

収録曲
  1. あばずれさんのお帰り(イントロダクション)
  2. アイ・ウォント・ラヴ
  3. 土曜の夜は僕の生きがい
  4. サンキュー・フォー・オール・ユア・ラヴィング
  5. 人生の壁
  6. ロックン・ロール・マドンナ(インタールード)
  7. ユア・ソング(僕の歌は君の歌)
  8. 過ぎし日のアモリーナ
  9. クロコダイル・ロック
  10. 可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)
  11. パイロットにつれていって
  12. ハーキュリーズ(ヘラクレス)
  13. 恋のデュエット(インタールード)
  14. ホンキー・キャット
  15. ピンボールの魔術師(インタールード)
  16. ロケット・マン
  17. ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)(インタールード)
  18. 僕の瞳に小さな太陽
  19. 悲しみのバラード
  20. グッバイ・イエロー・ブリック・ロード
  21. アイム・スティル・スタンディング
  22. (アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン
  23. 僕の瞳に小さな太陽(タロン・オンリー・ヴァージョン)※日本盤ボーナストラック
  24. ブレイキン・ダウン・ザ・ウォールズ・オブ・ハートエイク ※日本盤ボーナストラック

2019年8月22日更新