走る形にだって定義はないから
──ワンエンのMVは海外のファンからもすごく観られていますし、グループが発表するコンテンツの中でもかなり大事なポジションにあるものなんじゃないかなと思うのですが、皆さんの感覚的にはどうですか?
KOHKI MVはすごく大事にしてるよね。
REI その楽曲を象徴するものだからね。
HAYATO やっぱり気合いが入りますし、完成したときのイメージをして「この場面はこういうふうに使われたい」と考えながら動いているハズなんですけど、僕の走り方が……。
一同 あはははは!(笑)
HAYATO 「KEEP OUT」のテープを破ってコンテナから出るときの動きがおかしくなってしまって……(笑)。
KOHKI 進撃の巨人感出てたよ。
EIKU スローモーションだから、余計目立つよね。
TETTA 一発勝負だったんですよ。スタッフさんが一生懸命テープを張り巡らしてくれたんですけど、HAYATOはそれを台無しにしたっていう!
HAYATO や、でもさ、走る形にだって定義はないから!
一同 あはははは!(笑)
REI 開き直った(笑)。
──改めて、MVの仕上がりについて、いかがでしょうか?
REI 曲のメッセージ性が強いから、MVもそれに伴ってわかりやすい表現ができているなと思います。あとやっぱり、HAYATOが振り付けをしたということもあって、ダンスに気合いが入っていて。本当に7人が思っていることがMVにぶつけられたかなと、映像を観て改めて感じましたね。
ボーカルだけの歌入れ
──もう1つの表題曲「My Love」は、「Category」とは正反対のさわやかなラブソングですが、レコーディングはいかがでしたか?
TETTA 僕は笑顔多めで歌いました。主人公とヒロインがいて、ドラマチックな運命が重なって、時間を止めてでも一緒にいたいと思える関係性、僕すごく憧れるんですよ。自分もその憧れの世界に混ざりたいなという気持ちを持ちつつ歌いました。
REI TETTAは笑顔と言ったけど、僕は微笑みをイメージしていました。いつも自分は歌詞をひと通り見て(曲の世界を)イメージする作業をしているんですけど、自分が歌うパートに「なんだかセンチだよね」といったような、心の揺れを表現してる部分があるんです。偶然の出会いがその後の自分の人生を大きく変える、物語のきっかけになるというか。だんだんそういうイメージが湧いてきて、歌っているときもストーリーが浮かびやすかったです。あと、「My Love」はボーカルの3人だけで歌っているんですよね。ゆったりとしたフロウで聴き手の耳にもスッと入る曲だと思うので、いつもよりも一層細かいところまで意識を向けて、歌入れをした感覚です。
自分たちの進んでいく筋が見えてきた
──11月にはツアーが控えていますし、「Category」を聴くとワンエンはよりパワフルに進んでいくんだろうなと感じます。
NAOYA ツアーについては、以前よりも曲数が増えているので。これまではEBiSSHとさとり少年団の曲もやっていましたけど、今回はONE N' ONLYオンリーで(笑)、去年のZeppツアーからの僕らの成長を見せたいなという思いが強いです。
──そうか、もうワンエンの曲のみでライブが組めるまでに曲数が増えているんですね。
HAYATO まだまだ途中ですけどね。
──HAYATOさんが振り付けを手がけたりだとか、表現の幅も広がっていますね。
HAYATO そうですね。ライブでも、その場でしか見られない何かとか、新しい試みもできたらいいなと思うし。この先ワンエンがどう進むのかという意味でも、今回のツアーはとても大切だと思うので、“ON'O's new wave”(「Category」のリリック)を見せてやりたいなって思います!
一同 イェーイ!
HAYATO 「ワンエンに付いて行きたい」と思ってもらえるライブにしていきたいですね。
──前作「Dark Knight」でHAYATOさんとKENSHINさんがラップで楽曲に参加する形ができて、今回の「Category」ではグループとして、「枠にとらわれないぞ」というメッセージを発信して。皆さんの中で自分たちらしさが固まってきた感覚はありますか?
HAYATO はい。それはだんだんと、やっぱり。
KOHKI 「I'M SWAG」で自己紹介をして、「Dark Knight」でしっかり自分たちのことを外にアピールして。で、「Category」で固まったかなって。自分たちの進んでいく筋が見えてきたかなという感覚はあります。筋が見えたからこそ、ハズしの部分というか……例えばカップリングでちょっと変わった自分たちも見せていけたりすると思うので、ライブでも僕らのギャップみたいなところも楽しんでもらえるんじゃないかなと思ってます。
──7人が話し出すと、またパフォーマンス中とのギャップがすごくありますからね。
一同 あははははは!(笑)
HAYATO もう、とっ散らかっちゃうんで(笑)。
──7人のバランスが面白いなと思います。NAOYAさんから見て、そのあたりはどうですか?
KENSHIN 唯一のA型!
NAOYA にぎやかで楽しいですよ。みんながみんなメンバー好きっていうのが、いいところなんじゃないかなと思っています。
TETTA メシ行こうな!
REI まだ言ってる(笑)。
NAOYA でも、スイッチの切り替えがちゃんとできないと、もっと上には行けないなとも思っていて。
HAYATO ガチなやつだ。
NAOYA 「エビライ」でも、ほかのグループはみんな、リハの段階から佇まいがしっかりとしているんですよ。そんなことを感じたので、中身をもっと変化させていきたい! でもメンバー同士はどのグループよりも仲いいんじゃないかなっていう自信はあります。でもごはんには行きません!
TETTA オイオイ、矛盾してるよー。
──YouTubeのコメント欄などを見ると、海外ファンから待たれているムードもすごく感じますよね。
HAYATO そうだったらうれしいです。海外に早く行けたらという思いはすごくあるので、まずは言語を勉強しようねってみんなで話していて。
KOHKI 音楽は言語を越えるんじゃない?
HAYATO 最低限はコミュニケーション取れるようにしたいじゃん!
NAOYA 僕的には、今発表している日本語バージョンの曲が広まっていったらという思いもあって。
HAYATO 日本語の歌詞の響きがいいから、このバージョンで好きになってもらいたいよね。伝わってもらいたい。伝えられるグループになりたいし、自分は伝わる振りを作りたいです。
KOHKI 作れてる、作れているよ。いい線いってる!
HAYATO ありがとう!って、誰目線?(笑)
ツアー情報
- ONE N' ONLY~EBiSSH×SBC~ Zepp Tour 2019
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- 2019年11月3日(日・祝)大阪府 Zepp Osaka Bayside
- 2019年11月4日(月・振休)愛知県 Zepp Nagoya
- 2019年11月24日(日)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
- ONE N' ONLY「Category / My Love」
- 2019年10月16日発売 / SDR
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TYPE-A [CD]
1200円 / ZXRC-1213 -
TYPE-B [CD]
1200円 / ZXRC-1214 -
TYPE-C [CD]
1200円 / ZXRC-1215
- TYPE-A 収録曲
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- Category
- My Love
- LA DI DA
- TYPE-B 収録曲
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- Category
- My Love
- HOLIDAY
- TYPE-C 収録曲
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- Category
- My Love
- Don't worry
- ONE N' ONLY(ワンエンオンリー)
- スターダストプロモーション所属の男性ダンス&ボーカルグループ。メンバーはEBiSSHとさとり少年団の2グループからの融合で、ボーカルにEIKU、TETTA、REI、ダンサー&ラップにHAYATO、KENSHIN、ダンサーにKOHKI、NAOYAの7人構成。YouTubeで公開された5曲のミュージックビデオは世界各国で注目され、合計再生回数が1000万回を突破している。2018年10月には、デビュー前に東名阪のZeppツアーを開催。翌月にデビューシングル「I’M SWAG」を発表する。2019年5月にリリースした2ndシングル「Dark Knight」はオリコン週間シングルランキングおよびビルボードのチャート「Billboard JAPAN HOT 100」で首位を獲得した。10月に3rdシングル「Category / My Love」をリリースし、11月に東名阪を回るツアー「ONE N' ONLY~EBiSSH×SBC~ Zepp Tour 2019」を開催する。
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