書道パフォーマンスを初体験

3月下旬、秋元真夏、伊藤寧々、井上小百合、桜井玲香、白石麻衣、中田花奈、永島聖羅、西野七瀬、深川麻衣、松村沙友理、若月佑美の11名はレギュラー番組「乃木坂って、どこ？」の収録の一環で、埼玉県立川口高等学校を訪問。同校の書道部員から書道パフォーマンスについてレクチャーを受けることになった。書道部室で生徒たちと対面を果たすと、まずは生徒たちが校庭で書道パフォーマンスを実演。ウルフルズ「バンザイ ～好きでよかった～」に乗せてパフォーマンスをする生徒たちを目にした乃木坂46のメンバーは、「感動しました！」「思ってたよりも激しい！」と目を輝かせながら感想を口にした。

その後ジャージに着替えた乃木坂46のメンバーは、生徒たちから書道パフォーマンスの基礎を教わり始めた。まずは文字を書きながら後ろに下がる動作を練習するが、立ったまま動いて文字を書くという慣れない作業に苦戦。松村は「足腰がキツイですね」と苦笑いで感想を語った。西野や若月、白石らによるチャレンジのあと、生徒たちは「勢いと楽しそうなところがよかった。逆に文字を書くことと後ろに下がることが別々になってしまっているところがダメ。同時にやってみせるのが書道パフォーマンス。曲がかかっている間に書き終えなければいけない」と乃木坂46のメンバーを評価した。そしてメンバー1人ひとりに生徒が1人ずつ付いて個人練習を開始。メンバーは手や足が墨で汚れることも気にせずに、生徒たちと楽しそうに書道パフォーマンスの基礎を学んでいった。

練習後には川口高校の父兄が用意してくれたおにぎりと味噌汁を食べながら団らん。乃木坂46のメンバーは短時間の練習ながらも生徒たちとの絆を深め、最後に生徒たちから「とにかく全力で、笑顔でパフォーマンスすることが大事」とアドバイスを受けて練習初日を終えた。

川口高校での初練習後コメント

秋元真夏

純粋な心が見られたというか、心がすごく洗われました。文字で感動できるっていうのは初めての体験でした。

伊藤寧々

最初は書道部と聞いて文科系の静かめの感じかなと思ってたんですけど、本番を観させてもらったらチア（リーディング）を観てるような感じがして。私もチアをやってたんで、人を元気にするという点では共通してるなと思いました。これができるんだったら、真っ黒になってもいいです（笑）。こういう経験、なかなかできないですもんね。

井上小百合

書道パフォーマンスはもっと難しそうなイメージがあったけど、やってみたらこんなに楽しいものなんだなって。川口高校のみんながすごくフレンドリーで、以前からの友達みたいに接してくれたのがすごくうれしかったです。今まで一緒に部活をやってきた仲間みたいで、高校生に戻った気分でした（笑）。

桜井玲香

いやあ、相当難しいですね。私、書道をあまりやったことがないので、筆の使い方とかまったくわからないんですよ。本当にこれ、1週間後にやるんですよね……どうしたらいいの？（笑） でもせっかくここまで教えてもらったんだし、絶対に成功させます！

白石麻衣

パフォーマンスを生で観たときに本当に感動して涙が出そうでした。あれを1週間後にメンバーみんなでやらなくちゃいけないとなると相当練習が必要だなと。今日教わったことをここに来られなかったメンバーにもちゃんと伝えたいと思います。ファンの皆さんに「乃木坂、こんなこともできるんだ！」っていう、まだ見せたことのない私たちの姿をお見せしたいですね。

中田花奈

今日1日で書道のことが好きになれた気がします。コツとかいっぱい教えてもらったんですけど、1つ覚えたら1つできなくなっての繰り返しで。「本当にこれ大丈夫なのかな？」って不安なんですけど、でも絶対に成功させたいんでしっかり練習したいと思います。

永島聖羅

自分は映画の世界を想像してたんですけど、実際にはぜんぜん違いました。最初はかなり苦戦したんですけど、だんだんコツもつかめてきて。本番はうまい下手じゃなくて、心を込めてがんばってファンの方に喜んでいただけたらいいなと思います。

西野七瀬

普通の書道のイメージとはぜんぜん違って、かなりアクティブで楽しかったです（笑）。一緒に付いてくれた子が、なな（西野）のダメなクセとかもちゃんと教えてくれて。本当に教え方がうまいんです。なな、本番のほうができるタイプなんで、当日は大丈夫だと思います（笑）。

深川麻衣

今日はただ練習しただけですけど、本番は音楽に乗せて書くじゃないですか。だからそういうこともまた考えて、みんなで練習していかなきゃって思います。それにしても、まさか自分が書道パフォーマンスをすることになるとは……すごく貴重な経験なので、まずはみんなで楽しみながら、本番もがんばりたいです。

松村沙友理

最初に映像で観たとき、「これ、できんのかなあ？」って思ってたんですよ。ほかのメンバーは感動してたんですけど私は正直不安で、恐怖を感じてました（笑）。でも実際にやってみたらめっちゃ楽しい！ 家でも足腰のイメトレをめっちゃして、1週間後は素晴らしい字が書けるようになってると思いますよ。ふふふ（笑）。

若月佑美

今日は自分に腹が立ちました。自分が思ったとおりに書けないんですよ。もともと書道は好きだったので、はじめは「案外いけるんじゃないかな？」と思ってたんですけど、無理でした（笑）。私の考えていた書道とはぜんぜん違うものでした。今日は川口高校の書道部の皆さんを本当に尊敬しました。

最初で最後の全体練習開始

川口高校での書道パフォーマンス初体験から数日後、都内のスタジオに集合した乃木坂46のメンバーは再びパフォーマンスの練習を行った。この日は川口高校を訪問した11名だけでなく、実際本番に参加する高校生以上のメンバー20数名が出席。まずは書道パフォーマンスの実演映像を全員で観てから、今回乃木坂46が作り上げる作品について説明を受けた。作品には「君の名は希望」のタイトルに加え歌詞の一節、そして桜の木が添えられる。文字を書くメンバー、桜の木を描くメンバー、ピンク色の塗料を吹き付けるメンバーの3チームに分かれて、いよいよ練習に突入した。

川口高校での練習に参加したメンバーは、今日が練習初参加のメンバーに基礎をレクチャーしつつ文字を書く練習を繰り返す。1時間ほど練習したあと、いよいよ「君の名は希望」に乗せて実際の作品作りに挑戦。彼女たちは歌い踊りながらのパフォーマンスにだいぶ苦戦したが、数回の練習を経てなんとかそれらしい作品を作り上げることができた。個々の課題は残しつつも、最初で最後の全体練習はこれで終了。あとは3月31日の本番を残すのみとなった。