レモン牛乳、岩下の新生姜、じゃがいも入り焼きそば

──では、ここからは“栃木市ふるさと大使”に任命される皆さんに栃木市のPRをしてもらおうかと思います。名所や食べ物などを紹介していただければと。

岡田　まずはなんと言ってもレモン牛乳ですよね。俺は超好き。レモンの味はそんなにしないけど、甘くてめちゃくちゃおいしいです。ゆくゆくはMAGIC OF LiFEのステージドリンクをレモン牛乳にしようかなと思ってます（笑）。

高津戸　栃木県では普通に給食で出ますからね。知らない人はいないと思います。

──そんな栃木県のソウルドリンクと栃フェスのコラボが決定したそうですね。

山下　そうなんですよ！ レモン牛乳と栃フェス、そして栃木市の人気マスコットキャラ“とち介”がまさかのトリプルコラボをするっていう。

岡田　オリジナルのコラボステッカーを作ってプレゼントする企画をやっています！

渡辺　前代未聞じゃないですかね、レモン牛乳とバンドのコラボって（笑）。本当にうれしいです。

岡田　ほかには岩下の新生姜も栃木市の名産ですね。市内には「岩下の新生姜ミュージアム」があって。僕らも行きましたけどかなり楽しかったです。商品の歴代パッケージのヒストリーをたどれたり、新生姜のかぶりものをかぶれたりもします（笑）。

高津戸　施設内のカフェでは新生姜を使った料理やソフトクリームなんかも食べられますし。ここはほんとにオススメです。

山下　あとさ、じゃがいも入り焼きそばも栃木市ならではだよね。

──へえ、焼きそばにじゃがいもが入ってるんですか。

高津戸　これはうまいっすよ！ 大きめのじゃがいもがゴロッゴロ入ってて。栃木市の焼きそばはそのスタイルがデフォルト。それとは別に、いもフライってのもあって。油で揚げた大きめのじゃがいもが団子みたいに串に刺さってて、ソースを付けて食べるんです。これもめちゃくちゃうまい。

山下　あと有名な名産で言うと、かんぴょうかな。

高津戸　栃木市の駅そばにある冨士屋のじまんやきも人気でしょ。

岡田　あれもうまいよねえ。いわゆる今川焼みたいな感じですけど、ちょっとしゃれた感じもあって。

蔵の街

──訪れるべき名所はどうでしょう？

渡辺　栃木市は蔵の街なんで、建物とか街並みがすごくキレイで。ちょっと小江戸的な雰囲気もあるから、普通に歩いてるだけでも楽しめると思いますよ。

山下　蔵を利用したオシャレなカフェも多いからね。僕らが行ったカフェは素敵なおばさまがやってらっしゃって、かき氷がめちゃくちゃおいしかったです。たくさんの植木や花に囲まれてるから雰囲気もいいしね。

高津戸　あと市内を流れる巴波川では船に乗れるんですよ。船頭さんが歴史を案内してくれたり、歌を歌ってくれたりして。そこでも小江戸感が味わえますね。普通にプライベートでも行きたい感じ。

山下　「恋仲」っていうドラマのロケ地にもなってましたね。で、その川にいる鯉に餌をあげてる名物おじさんもいて。

岡田　少しだけお話もしましたけど、素敵なおじさまでした。栃木の人は本当にいい方ばかりなので気持ちがあったかくなります。

高津戸　あと、夏に訪れるんだったら「なつこい（Sound Stage TOCHIGI）」というイベントはオススメですね。高校生が出るバンド選手権やダンス選手権が開催されて、お笑いのライブも観れます。最後には花火も上がりますからね。ちなみに僕は高校時代、そのバンド選手権に出たんですけどなんの賞も獲れなかったという過去がありまして。その悔しさから音楽の道をより本気で志すことになったんです。

──そんな栃木市でいまやフェスを開催するまでになったわけですもんね。

高津戸　そのときはダメだったけど、今は……みたいな。いいストーリーになりました（笑）。