ヘッドフォン / イヤフォン
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- EARIN Earin M-1
- まるで耳栓のような超軽量・小型化を実現
左右独立の完全ワイアレスイヤフォン - 2万6784円(税込)
問い合わせ先:モダニティ株式会社
公式サイト
2012年にスウェーデンで設立されたEARIN。このブランド名が製品名に冠された本機はBluetooth 3.0 / 4.0に準拠したワイアレスイヤフォンで、開発時にはクラウドファンディング・Kickstarterで150万ドルの出資金を集め話題を呼んだ。また優れた工業製品のデザインを選定する「IFデザイン賞」も受賞している。特筆すべきはその本体のサイズと重量で、高さ20mm、重さ3.5gと超小型・軽量だ。左のユニットで受信したステレオ信号を右のユニットに送信する伝送システムを採用しており、ユニット間のケーブルを省略して耳栓のように使用できる完全ワイアレス化を実現。BluetoothのコーデックはAAC、apt-X、SBCをサポートしている。ドライバーはバランスドアーマチュアタイプで、周波数特性は20Hz~20kHz、感度は105dB。ステレオ時で最大約3時間、モノラル時は左右交互に充電しながら使えば約11時間の連続再生が可能だ。また無料の専用アプリ(iOS、Android、Windows対応)をインストールしたデバイスを用いれば、低域のブーストや左右のバランスの調整、バッテリーの残量チェックなどをアプリ側で行うことができる。パッケージには、本体を格納するだけで充電ができる携帯用カプセル、充電用USBケーブル、COMPLY製のフォームチップ2種類とシリコンチップ1種類、さらにジョギング時などの落下防止用のスタビライザーが同梱される。カプセルのカラーバリエーションはブラックとシルバーの2色。
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- JVC HA-FX77X
- XXシリーズの重低音をより手軽に
上位機種と同じ新ドライバーを備えたイヤフォン - オープンプライス(市場想定価格 / 7000円前後)
問い合わせ先:JVCケンウッド カスタマーサポートセンター
公式サイト
XX(Xtreme Xplosives)シリーズのインナーイヤータイプの最上位機種であるHA-FX99Xと同時発売される本機は、HA-FX99Xと同じ新開発の高磁力ネオジウムドライバーユニットやXtreme Tornade Duct構造を採用しながら、XXシリーズ自慢の重低音をより手軽に味わうことができるモデル。本体をエラストマー素材のプロテクターで囲むことで、耳とのフィット感を高めて音漏れを抑える構造や、アルミスピン加工とダイヤカットデザインにより高級感が演出されたボディのデザインもHA-FX99Xを踏襲した。さらに本体ボディの素材もHA-FX99Xと同じくアルミ切削となっており、これにより不要な振動を抑制しつつ、XXシリーズのコンセプトの1つである“タフさ”の向上も実現している。再生周波数は5Hz~25kHzというスペックで、出力音圧レベルは105dB / 1mW、インピーダンスは16Ω。丈夫かつ絡みにくい2mm径のケーブルが採用されており、本体の重量は約7.5gとなっている。また製品パッケージには、シリーズロゴがあしらわれたオリジナルキャリングポーチと3サイズのイヤピースセットを同梱する。なおカラーバリエーションはブラックレッド、シルバーという2色で展開される。
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- JVC HA-FX99X
- 迫力の重低音とハイレゾの魅力を味わえる
人気イヤフォンシリーズ新モデル - オープンプライス(市場想定価格 / 1万3000円前後)
問い合わせ先:JVCケンウッド カスタマーサポートセンター
公式サイト
“重低音&タフボディ”をコンセプトにしたJVCのダイナミック型ヘッドフォン / イヤフォンXX(Xtreme Xplosives)シリーズ。この人気シリーズにHA-FX99X、HA-FX77Xというインナーイヤータイプ2機種が仲間入りした。同シリーズのインナーイヤータイプの中で最上位機種であるHA-FX99Xは新開発の高磁力ネオジウムドライバーユニットを搭載したモデル。加えて高剛性カーボン振動板のドーム部に高強度のポリエチレンナフタレート素材を合わせたというハイブリッド振動板を用いたことで5Hz~40kHzという再生周波数帯域を実現し、シリーズで初めてハイレゾ音源のリスニングに対応している。また“Xtreme Tornade Duct”と呼ばれるハウジングの設計も本機の特長。これはハウジング内部にダクトをトルネード状に配置する独自の構造で、これによりコンパクトなデザインと深みのある重低音を両立させているとのことだ。さらにイヤピースの内壁に反射音を抑制するための窪みを螺旋状に配置することで、従来機種の特長である迫力の重低音はそのままに、高解像度でキレのあるサウンドを実現させている。出力音圧レベルは103dB / 1mWでインピーダンスは16Ω。丈夫かつ絡みにくい2mm径のケーブルが採用されており、本体の重量は約8.2gとなっている。製品パッケージには、シリーズロゴがあしらわれたオリジナルキャリングポーチと3サイズのイヤピースセットが同梱される。
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- SONY MDR-EX750BT
- ユニークなネックバンドに機能満載
h.earシリーズのワイアレス対応イヤフォン - オープンプライス(市場想定価格 / 3万円前後)
問い合わせ先:ソニーマーケティング(株)買い物相談窓口
公式サイト
h.earシリーズにワイアレスイヤフォンが仲間入り。ドーム型ドライバーユニットは9mmと小型ながら5Hz~40kHzとワイドな周波数特性を実現するので、有線接続で使用すればハイレゾ音源の魅力も十分に表現する。また本機はBluetoothでのワイアレス接続にも対応。コーデックはSBC、AAC、aptXのほかLDACをフォローするので、ワイアレス環境下でも高音質なサウンドでリスニングが楽しめる。ネックバンドは装着感を重要視して設計されたというユニークなデザインで、こちらに楽曲の再生・停止ボタンや音量調節ボタン、有線接続用のマイクロUSB端子などを装備。このネックバンドにはマイクも内蔵しているので、ハンズフリーでの通話などに重宝するだろう。なお本機は最大8台までのBluetooth対応機器とペアリングができるマルチペアリング機能を搭載。さらに音楽再生機とスマホそれぞれ1台ずつに同時接続できるマルチポイント機能も使用することができ、例えば「本機を装着したままWalkmanで音楽を聴き、スマートフォンで電話の着信を受ける」というような使い方も可能だ。カラーバリエーションは5色で、本体のカラーに合わせたキャリングポーチが付属する。
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- SONY MDR-1000X
- ユーザーに合わせてノイズキャンセルを最適化
同社の技術を詰め込んだ多機能ワイアレスヘッドフォン - オープンプライス(市場想定価格 / 4万円前後)
問い合わせ先:ソニーマーケティング(株)買い物相談窓口
公式サイト
独自技術を詰め込んだ多機能ヘッドフォン。有線接続、電源オン時の周波数特性は20Hz~40kHz。有線接続のほかBluetooth接続でも使用可能で、コーデックはSBC、AAC、aptXのほかにLDACに対応する。数ある機能の中でも出色なのは「パーソナルNCオプティマイザー」。これはユーザーの頭の形や髪型などの個人差をヘッドフォン側が検出し、個人の状態に合わせて最適なノイズキャンセリング性能を提供するというものだ。なお本機でも、従来モデルで好評だったノイズキャンセル技術・DNCテクノロジーを踏襲している。ほかにもノイズキャンセルを生かしたまま外の音を聴くことができるアンビエントサラウンドモードや、右ハウジング全面を手で触れると、触れている間だけ音量を下げ、周囲の音が聞こえるようにするクイックアテンションなどがユニーク。右ハウジングにはタッチセンサーが搭載されており、指先でスワイプするだけで音量の調整や再生、停止、スマホの音声アシスト機能の呼び出しなどができる。さらに本機にはDSEE HXも導入されている。DSEE HXは音源の圧縮で間引かれた高域を予測して補完する技術で、非ハイレゾ音源でも再生時にハイレゾクオリティまで引き上げて出力する。これによりCDやMP3などの音源を最高24bit / 192kHzまでアップコンバートして再生することができる。
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- SONY MDR-100A
- カジュアルにハイレゾを楽しめる
h.earシリーズのヘッドフォン - オープンプライス(市場想定価格 / 2万円前後)
問い合わせ先:ソニーマーケティング(株)買い物相談窓口
公式サイト
カジュアルにハイレゾ音源を楽しむことをコンセプトにしたh.earシリーズの密閉型ダイナミックヘッドフォン。ファッション性に富んだデザインがインパクト大で、カラーバリエーションは同シリーズでおなじみの5色が用意される。サウンドのほうにも目をやれば、本機専用に設計されたドライバーはCCAWボイスコイルを使用した40mm径のものが搭載され、再生周波数は5Hz~60kHzという広さを誇る。さらにハウジング部に通気孔を設け低音をコントロールすることでリズムパートの再現性を高めたり、振動板のドーム部をチタンでコーティングして振動を抑えることで鮮やかな音像を実現したりと、随所にハイレゾ音源の実力を発揮させるための工夫が盛り込まれている。加えてイヤパッドが頭部の凹凸にフィットするよう低反発ウレタンフォームを立体縫製したり、雑音を防止するためスムーズに可動するシリコンを用いるなど、装着時のストレスを低減させるためのアイデアも数多く採用されている。ケーブルは脱着式で、1.2mのストレートケーブルと、マイクとリモコン付きのケーブルが付属する。Xperia専用アプリのSmartKeyアプリを使用すれば、リモコンの機能を自由にカスタマイズすることができる。
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- DENON AH-C720
- ハイレゾ音源の再生もフォローする
ロングセラーAH-C710の後継モデル - オープンプライス(市場想定価格 / 1万5000円前後)
問い合わせ先:D&Mお客様相談センター
公式サイト
ヘッドフォン事業をスタートさせてから今年で50周年を迎えたDENON。同ブランドのイヤフォンAH-Cシリーズに、AH-C820、AH-C720、AH-C620Rの3種類が登場した。中でも本機は、パワフルな低域が特長の“低音ホン”として知られるロングセラー製品AH-C710の後継機と位置付けられるモデル。ネオジウムマグネットを1基搭載したドライバーのサイズは11.5mm径で、5Hz~40kHzとハイレゾ音源の再生にも対応した周波数特性を備えている。またハウジングをアルミダイキャストとABS樹脂の二重構造にしたことにより不用な振動を抑制し、透明感のあるサウンドを実現させた。インピーダンスは16Ωで感度は110mW。さらに本機では、ケーブルを弾性素材で支えるラジアルカスケードダンパー構造が採用されており、これによりカナル型イヤフォン装着時に特に気になるタッチノイズを大幅に軽減させている。パッケージにはオリジナルキャリングケース、ケーブルクリップ、遮音性に定評があるCOMPLY製のイヤピースTX-400が付属。カラーはブラックとシルバーの2色で展開される。なおAH-C820は2基のドライバーを対向配置する新方式「ダブルエアコンプレッションドライバー」を搭載したシリーズ最上位モデル、AH-C620Rはスマホでの使用に便利なマイク付きリモコンを装備したモデルとなる。
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- PIONEER DJ HRM-6
- 新開発HDドライバーで広レンジを再生
密閉型モニターヘッドフォン - オープンプライス(市場想定価格 / 2万1800円前後)
問い合わせ先:Pioneer DJ株式会社
公式サイト
音楽制作時に音色や音質、ミックスバランスなどを確認するためのモニター。近年この分野でも存在感を高めているPIONEER DJのモニターヘッドフォンシリーズに、ニューモデルがラインナップされた。本機は2015年発表のHRM-7と同様の高解像度再生技術を踏襲した密閉型ヘッドフォンで、このたび新開発されたCCAWボイスコイルの40mm径ドライバーを搭載している。5Hz~40kHzという周波数レンジを高解像度で再生するので、情報量の多いハイレゾ音源やマスター音源などのモニタリングに力を発揮してくれそうだ。ハウジング部には大容積のバスレフ式の空気室を2つ備え、これにより低域レスポンスの向上と高い遮音性が実現させている。また最大2000mWという高耐入力で、大きな信号が入力された際の音の歪みを抑制する構造が採られている。インピーダンスは45Ω、出力音圧レベルは102dB。また長時間快適に装着できるようイヤパッドに低反発ウレタンとソフトポリウレタンレザーを使用するなど、ヘッドフォン選びで重要となる装着性や密閉性への配慮がなされている。なお本製品のケーブルは片出し脱着式で、本体のみの重量は265g。パッケージには1.2mカールコード、3mストレートコード、1.2mストレートコードの3種類のケーブルと、専用のキャリングポーチが同梱される。
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- V-MODA XS
- ステレオ入力2系統搭載がユニーク
デザインも美しいオンイヤーヘッドフォン - オープンプライス(市場想定価格 / 2万4000円前後)
問い合わせ先:ローランド株式会社
公式サイト
イタリアンテイストのデザインでヨーロッパのDJを中心に人気を博すV-MODAは、アメリカ・カリフォルニアに拠点を置くヘッドフォンブランド。XSは“女性が装着した時のシルエットの美しさ”に重点を置き、ファッション性を追求してデザインされたというオンイヤータイプのダイナミック型モデルだ。本製品は装着時に頭部とベルトの間に生じる隙間を最小限にすることで、優れた装着感と美しいシルエットをもたらす「Mind The GAP」という特許取得の設計を採用しているのが特長。サウンド面では、独自技術である40mm径のデュアルダイヤフラムドライバーを搭載し、中域と高域の帯域を分離して再生させることで、繊細かつ豊かな中低音を実現させた。インピーダンスは28.5Ωで周波数特性は5Hz~30kHz。また本体にはステレオ入力を2系統搭載しており、これにより2つの音源をミックスして聴くことができるのはユニークだ。重量は本体のみで195g。持ち運びに便利な専用キャリングケースが付属する。
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- RADIUS HP-NHL21
- アプリとの連携でより便利に
Lightning接続ハイレゾ向けデジタルイヤフォン - オープンプライス(市場想定価格 / 2万7000円前後)
問い合わせ先:ラディウス株式会社
公式サイト
ハイレゾ音源のリスニングに向けられたRADIUSの人気ダイナミック型イヤフォンに、APPLE iPhoneやiPadなどのLightning端子に挿して使用するモデルが登場した。ドライバーユニットは従来モデルと同様にHigh-MFD構造が採用されており、繊細で切れのよい出音の魅力はこれまでのまま。加えてリモコン部に最大24bit / 48kHzに対応するDAコンバーターを搭載したことで、これまでよりも高解像度での出力を実現した。周波数特性は5Hz~24kHz、最大出力レベルは102dB。なお本製品は従来モデルと比べ、ハイレゾ音源対応プレーヤーアプリNePLAYER(iOS対応)との連携を強化されているのがポイント。例えば従来モデルよりもリモコンのボタンが4つへと増加しており、これらのボタンにはNePLAYER内のイコライザーやサラウンド機能の設定を最大4つずつアサイン可能だ。ユーザーは頻用する機能を即座に呼び出せるのが便利。なおこのリモコンには全指向のマイクを内蔵しているので、イヤフォンを装着したままハンズフリーで通話したり、Siriを使用することもできる。カラーバリエーションはレッド、ブラックの2色。
2016年12月21日更新