音楽ナタリー PowerPush - ハンバートハンバート×細野晴臣

年賀状が縁で生まれた“カッコいいフォーク”

ハンバート ハンバートの新作「FOLK」は、誰のサポートも入れずに2人だけの歌とギターで作り上げた無添加純正作品と言うべき内容となっている。こういったスタイルで彼らがアルバム作りに臨むのは意外にも今回が初。佐藤良成と佐野遊穂のおなじみの掛け合いの面白さもより際立つ結果となっており、もちろん入門編としても最適だ。

そんな彼らができ上がったばかりのアルバム「FOLK」を携えて、尊敬する大先輩・細野晴臣がホストを務めるInterFMのラジオ番組「Daisy Holiday」に出演。番組収録はベートーベンの置物が厳かに鎮座する細野のプライベートスタジオにて行われた。

収録当日に2人が持参していた1枚のはがき。そこには彼らがこのアルバムを作るうえで大切なモチベーションとなったメッセージが書かれていた。送り主の欄には細野の名前がある。彼らに「FOLK」という直球な題名の作品を作らせることになった言葉とはいったい? 6月12日と6月19日の2回にわたってオンエアされたトークから再構成した対談をここにお届けしたい。

また特集後半には、番組収録の直後に行ったハンバート ハンバートの2人へのインタビューを掲載。今年デビュー15周年目を迎えた彼らが、そんなアニバーサリー作品を「FOLK」と名付けた真意を聞いた。

  • 236

    63

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

取材・文 / 桑原シロー 撮影 / 佐藤類