ハジマザは年1のご褒美デー

──HEY-SMITHにとって「OSAKA HAZIKETEMAZARE FESTIVAL」とはどんな存在ですか？

みんなでパーティできるお祭りの日。年1のご褒美デーみたいな。みんなでお酒飲めて、朝から晩まで、カッコいいバンドのライブいっぱい観れて、それでいてみんながありがとうって言ってくれる。こっちがやりたいことやってるだけなのに、出てくれた人とか来てくれた人がありがとうって言ってくれて、俺らもありがとうって思えるような。1日だけホンマ素直に人に感謝の言葉とか、熱いこととか、普段だったらちょっと恥ずかしい発言も、普通に言えちゃうような日ですね。

──この機会に聞きたいことがあるのですが、HEY-SMITHはハジマザ以来、ライブをしていませんよね。予定も発表されていませんが、最近は何をしてるんでしょう？

ギター弾いて、ライブ観に行って、どっか旅行行ったり曲を作ったり……。インプットしてます。ずっとアウトプットばっかりだったんで。DVDの編集もやってたし、スタジオにも入ってますし。

──2カ月ライブがないことが普通のバンドもいるんですけど、HEY-SMITHが2カ月ライブがないのは珍しいですからね。「あれ？」って不安になってるファンもたくさんいると思います。

でしょうね。ざわざわしてるでしょうね（笑）。ははは（笑）。

──ですので、このインタビューで何か今後のことが伝えられればと思うんですが……。

秘密です！（笑） だけど待ってくれてる人たちを裏切るようなことは絶対しません。

──わかりました。では最後にバンドの今後の目標を教えてください。たっぷりインプットしたHEY-SMITHはこれから何をしていくんでしょうか？

今までと変わらず、いい音源を作って、いいライブをしていきたいっていうだけ。その中ではイベントとか考えるけど、野望としてはいい音楽を作って、いいライブをして、自由に生きていきたいってだけっすね。

──野望が「今までと変わらず」っていうのがHEY-SMITHらしいですね。「のし上がっていきたい」というような欲はないんですか？

そりゃ、のし上がっていきたいですよ。でもそれにはいい音楽を作って、いいライブしていくしかないですからね。で、仲間増やして、仲間と語って、っていう。2段飛ばし、3段飛ばしとかしたくないし。ちゃんと今を感じてないと楽しくないし。俺は“今”の積み重ねでちゃんと生きていきたいから、いちいち今を感じておきたいですね。