ナタリー PowerPush - 乃木坂46×富士急ハイランド コラボレーション企画
富士急ハイランドが好き?嫌い?体を張ったガイドブック作りに密着
番外編インタビュー最後は、「いくちゃん」の愛称で知られる生田絵梨花に遊園地について話を訊いた。彼女は今回のオフィシャルガイドブック制作には直接関わっていないものの、実は大の遊園地好き。中でもジェットコースターなどの絶叫系ではなく観覧車がお気に入りだという。そんな彼女に遊園地での思い出や観覧車の魅力について、「いくちゃん」ならではの観点で語ってもらった。
私の体の中身がジェットコースターに耐えられない
──遊園地は好きですか?
大好きです! ちっちゃな頃から家族でよく行ってました。
──好きなアトラクションは何かありますか?
観覧車ですね。正直な話、小学生の頃まではジェットコースターがすごく苦手で、メリーゴーラウンドや観覧車によく乗ってました。ジェットコースターは昔、お姉ちゃんと一緒に何度か並んだことがあるんですけど、怖くなってよく途中退場口から逃げてたんです(笑)。
──じゃあ、いまだに苦手?
人が乗ってるのを観るのは大丈夫。自分が乗るのはそんなに激しくないやつならいいですけど、富士急ハイランドにあるようなやつは絶対にダメです!
──何がそんなにダメなんですか?
多分私の体の中身がジェットコースターに耐えられないんだと思います(笑)。あと、一番高いところに着くまで時間がかかるじゃないですか。あの感じが苦手ですね。しかも一番高いところで、下りる直前に一瞬止まるところでいつも「やめてーっ!」って思ってます。
「観覧車の歌をお願いします」って言われて即興で作った
──なるほど。でも富士急ハイランドは特にそういう絶叫マシンがたくさんありますが、富士急ハイランドには行ったことは?
今回のイベントで行くのが初めてなんです。だから、どんなことになっているのか想像がつかないんですよ。多分いろんな凝った仕掛けがあるじゃないですか。ちょっとチャレンジしてみたい気持ちもあるんですけど、まだ手が出ないというか。
──そういう絶叫系と比べれば、観覧車やメリーゴーラウンドは安心して乗れるという。
平和ですよね(笑)。特に観覧車に乗ると遊園地全体を見渡せるじゃないですか。ジェットコースターで「キャーッ!」って言ってる声が観覧車まで聞こえてくるんですよ。でも、そんな中で私は優雅に「フフフーン♪」って過ごしていて。
──あははは(笑)。そういえば、シングル「おいでシャンプー」の付属DVDに収録されていた個人PVでも、生田さんは観覧車に乗ってましたもんね。
そうです。あれは台本がなくて、普通にカメラマンさんとしゃべってる感じで撮影したんです。景色も良かったしとても穏やかな雰囲気で。あ、観覧車の中で歌ったりもしたんです。
──歌ってましたね、「観覧車の歌」を(笑)。あれは自作?
カメラマンさんにいきなり「じゃあ何か歌を歌いましょうか。観覧車の歌をお願いします」って言われたんですよ! それで即興で作ったんです。
──あれは個人的にかなりツボでした(笑)。
本当ですか? 良かったーっ。私、即興で歌うと大体オペラ調になっちゃうんですよね(笑)。
もし乃木坂メンバーと一緒に観覧車に乗るなら
──そんな観覧車の魅力ってどういうところでしょう?
やっぱり景色が一望できるっていうところもそうですし、夜になるとすごくライティングがキレイで遠くから観ても楽しめるし、乗っていても楽しめるところがすごくいいなと思います。
──遊園地の中でも観覧車だけ独特というか、時間の流れがほかのアトラクションとは違ってる印象がありますよね。
雰囲気や空気がほかとは全然違いますよね。ワーキャーって騒ぐのもいいんですけど、休憩というか少し心を休める時間にちょうどいいんです。ゆったりできるし。
──それこそ1周するのに20分くらいかかるわけですし。そこで時間を忘れて景色をゆっくり眺める感じは、確かに優雅ですね。
そこがすごく好きなんです。
──観覧車に乗るとき、お気に入りのシチュエーションってありますか?
個人PVの中でも言ってるんですけど、私は家族以外の人と観覧車に乗ったことがなくて。だから家族とゆったり座って、写真を撮ったり会話したりのんびりと過ごしたりするのが一番のお気に入りです。
──そうか、じゃあまだメンバーとも乗ったことがないんですね。
メンバーと一緒に乗ったら騒いでドタバタしちゃうかも(笑)。
──もし乗る機会があったら、メンバーの誰と乗ってみたいですか?
えーっ……そうですねえ……いっぱいしゃべる人だったら、せいらりん(永島聖羅)とか生駒ちゃん(生駒里奈)とかみなみ(星野みなみ)とか、話が尽きない人と一緒に乗りたい。どうせなら会話が止まることなくたくさんしゃべってくれる人がいいかな。
──でも会話が止まったら「観覧車の歌」があるじゃないですか(笑)。
あっ! じゃあ沈黙したら私が歌を歌えばいいのか。私が歌えばいいのなら誰でも大丈夫です(笑)。
観覧車は偉大な母なるアトラクション
──それにしても、観覧車に乗って優雅に時間を過ごすのはちょっと贅沢な気がします。
私、富士急ハイランドみたいにジェットコースターがたくさんある遊園地に行ったことがなくて。もしジェットコースターにハマったら、観覧車そっちのけになっちゃうかもしれない(笑)。でも、遊園地といったらやっぱり観覧車じゃないですか? 1回は絶対に乗りますし。
──まあ観覧車がない遊園地ってほとんどないですもんね。
「じゃあそろそろ観覧車に乗ろう!」っていうのは、私の中ではすごく当たり前のことだったので。
──本当に好きなんですね。
大好きっていうよりは、遊園地といったらまず観覧車が最初にくるかなと思うんですけど。
──でも生田さん、富士急ハイランドのオフィシャルガイドブックで「推しアトラクションは?」って項目で、いただいた原稿で観覧車のことを観覧「者」って書いてましたよ?(笑)
ホントですか?(笑) あーっ! きっとアレです、観覧車が好きすぎて人と勘違いしてたのかも(笑)。物扱いしちゃダメだなと思って。
──じゃあ観覧車ってどういう人ですか?
偉大な母なるアトラクションですね(笑)。
富士急ハイランド営業概要
営業時間
8/1~8/10、8/16~8/27:8:30~22:00
8/11~8/15:7:00~22:00
8/28~8/31:8:30~21:00
※9月以降、時期により開園・閉園時間が異なるので、オフィシャルサイトで要確認。
休園日
8、9月は無休
※10月以降についてはオフィシャルサイトで要確認。
料金
入園料:大人・中高生 1300円 / 子供 700円
フリーパス:大人 5000円 / 中高生 4500円 / 子供 3700円
交通
▼車
・新宿から中央自動車道で約80分、河口湖ICに隣接
・東京から東名高速道路・御殿場IC、東富士五湖道路経由で約90分
▼バス
・新宿から中央高速バスで約100分、富士急ハイランド下車
・東京駅から東名高速バスで約150分、富士急ハイランド下車
(バスは要予約)
▼電車
・JR中央本線大月駅で富士急行線に乗り換え富士急ハイランド駅下車、大月駅から約50分
ニューシングル「走れ!Bicycle」/ 2012年8月22日発売 Sony Music Records
- 「走れ!Bicycle」Type-A
- 「走れ!Bicycle」Type-A [CD+DVD] 1600円(税込)SRCL-8058~9 / COCA-3601
- 「走れ!Bicycle」Type-B
- 「走れ!Bicycle」Type-B [CD+DVD] 1600円(税込)SRCL-8058~9 / COCA-3601
- 「走れ!Bicycle」Type-C
- 「走れ!Bicycle」Type-C [CD+DVD] 1600円(税込)SRCL-8058~9 / COCA-3601
- 「走れ!Bicycle」通常盤
- 「走れ!Bicycle」通常盤 [CD] 1000円(税込)SRCL-8064
Type-A 収録曲
- 走れ!Bicycle
- せっかちなかたつむり
- 涙がまだ悲しみだった頃
- 走れ!Bicycle off vocal ver.
- せっかちなかたつむり off vocal ver.
- 涙がまだ悲しみだった頃 off vocal ver.
Type-B 収録曲
- 走れ!Bicycle
- せっかちなかたつむり
- 人はなぜ走るのか?
- 走れ!Bicycle off vocal ver.
- せっかちなかたつむり off vocal ver.
- 人はなぜ走るのか? off vocal ver.
Type-C 収録曲
- 走れ!Bicycle
- せっかちなかたつむり
- 音が出ないギター
- 走れ!Bicycle off vocal ver.
- せっかちなかたつむり off vocal ver.
- 音が出ないギター off vocal ver.
通常盤 収録曲
- 走れ!Bicycle
- せっかちなかたつむり
- 海流の島よ
- 走れ!Bicycle off vocal ver.
- せっかちなかたつむり off vocal ver.
- 海流の島よ off vocal ver.
乃木坂46(のぎざかふぉーてぃしっくす)
2011年8月に「AKB48の公式ライバル」として誕生したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」、「46」は「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」に由来する。総合プロデュースはAKB48同様、秋元康が担当。全国規模のオーディションにより、3万8934人の応募の中からスターティングメンバーとして33人が選出された。2012年2月にシングル「ぐるぐるカーテン」で待望のメジャーデビュー。オリコンウィークリーチャートで初登場2位を記録し、20万枚を超えるセールスを記録した。同年5月には早くも2ndシングル「おいでシャンプー」をリリースし、初のオリコンウィークリーチャート1位を獲得。8月22日には待望の3rdシングル「走れ!Bicycle」を発売した。
2012年8月24日更新