ハンドンはステージを降りたら完全に天使

──ハンドンさんは唯一の中国人のメンバーですね。

ハンドン　はい。

シヨン　ハンドンは本当に天使みたいな存在です。Dreamcatcherは「悪夢」をコンセプトにしたグループですけど、ハンドンはステージを降りたら完全に天使です（笑）。

スア　私がすごいなと関心するところは、思いやりの心です。「これ以上、思いやりの心を持っている人がいるんですか？」と感じるくらい、みんなに気を使える人なんです。しかも、気さくで面白い！

シヨン　ステージでのハンドンはひと言で言うと優雅！ 水が流れるかのような動きなんです。

ガヒョン　気品があるんですよね。すごく上品。

──では、次にユヒョンさん。

ダミ　ユヒョンは練習の虫ですね。すごく真面目にレッスンしているので、見習わなくちゃいけないなっていつも思います。それと私がユヒョンをうらやましいと思うところは、食べても全然太らないこと！ ズルいと思います（笑）。

シヨン　ユヒョンはとにかく優しい！ 私のストレートロングの髪をきれいって褒めてくれるから（笑）。

ジユ　純情そうなのに、ときにはセクシーな表情も見せるギャップもユヒョンの魅力だと思います。

スア　あとYouTubeで動画をよく観ているので、すごくトレンドに敏感なんです。パフォーマンスの面では教わったことをちゃんと正確にできて、基本的に真面目ですね。

自称愛されキャラのガヒョン

──続いて、ダミさんはどんなメンバーでしょう？

ユヒョン　ダミはまるでカメレオンのようです。Dreamcatcherにはいろんなスタイルの楽曲がありますが、どの曲にも溶け込むようにして自分のものにしていくんです。

スア　ステージ上でのダミのパフォーマンスを見て、私たちも勉強することが多いです。

シヨン　性格的な面では、ダミもとにかく優しいです。気配りができる人！

ハンドン　口でああだこうだと言うタイプではなく、無言でやるべきことをしっかりやるメンバーです。みんなに信用されています。

──では最後に、末っ子のガヒョンさん。

シヨン　ガヒョンはとにかく愛嬌がある！ 日常の中で自然に愛嬌を振りまいている感じです。

ダミ　末っ子なのもあって、みんなに甘えてくることが多いかな。自称愛されキャラなので（笑）。

ガヒョン　自称って……ひどい（笑）。

ユヒョン　でも、ほかのメンバーの意見にしっかり耳を傾けるよね。

スア　ガヒョンは人懐っこいだけでなく、頭がいいんです。テストで全校1位の成績を取ったこともあるらしいですよ。

ガヒョン　ウフフ……数学が一番得意なんです。

1つひとつの歌詞に込めた思いや感情は本物

──11月21日には日本デビューシングル「What -Japanese ver.-」がリリースされます。本作の表題曲は9月に韓国で発売された3rdミニアルバム「Alone in The City」のリードトラック「What」の日本語バージョンですが、この曲の聴きどころを教えてください。

ユヒョン　まずボーカルの面で、7人それぞれの個性がある声を楽しんでいただけると思います。

スア　今回、初めて日本語でレコーディングしたんです。一生懸命がんばりましたが、もしかしたら発音などの面で少し至らない部分があるかもしれません。でも、1つひとつの歌詞に込めた思いや感情は本物なので、ぜひそういったところを感じ取っていただきたいなと思います。

──レコーディングは大変でした？

ジユ　はい。やっぱり大変でしたね。韓国語でのレコーディングより時間がかかりました。

シヨン　しゃべり言葉と違って、歌では強弱や緩急を付けるじゃないですか。そこにかなり苦労しました。「この言葉は弱いアクセントで歌う」とか、そういうニュアンスを表現するのが大変で。でも、今後日本語バージョンになった私たちの曲がカラオケで配信されるかもと考えたらすごくうれしいですね。

──日本のファンと韓国のファンを比べて、違いを感じることはありますか？

ダミ　韓国の方は、とにかくすべてのことを記録しないと気が済まないようなところがあるんです。なので、私たちがステージに立つとみんな一斉にスマートフォンを向けるんですけど、日本の方は「撮影してOKです」と言われるまで撮影しようとしないですね。

──たしかに韓国はファンカム文化が盛んですよね。

ガヒョン　日本のファンの方を見て私が驚いたのは、お客さんがすごく真剣に歌を聴いてくださること。ただ「ワーッ！」って騒ぎたいのではなく、音楽をしっかり聴く文化が根付いているんだなと感じます。

スア　確かに応援のスタイルは少し違うけど、情熱的にDreamcatcherを好きになってくれているという点では韓国も日本の方も同じだと思います。