お客さんが笑顔になってくれたらそれでいい

──DISH//結成から今日までで、一番成長した時期はいつだと思いますか？

「I Can Hear」のリリースイベントですかね。その前までちょっとスランプというか、ライブがイマイチ盛り上がらないっていうことに悩まされてまして。でもメジャーデビューしたからにはこのままじゃダメだっていう意識がみんな強かったから、必死にどうしたらいいか考えたんですよ。その結果克服できたので、成長できたんじゃないかなと。

──ライブに対する姿勢も変わった？

はい。でも今は、僕はライブを楽しんでもらおうってことで頭がいっぱいで。「FREAK SHOW」のリリースツアーは前みたいにショッピングモールをたくさん回るんじゃないんで、今までとはちょっと気持ちが変わるんですよ。変な話、失敗できない。お金を払って観てもらってるっていうのがありますし。

──そうですね。

だから、お客さんに笑顔で帰ってもらうことが一番の目標というか。今回は東京近郊だけじゃなくていろんな場所に行くんですけど、初めてライブするところではライブ中にコールなんてもちろん返ってこないんです。でも初めての場所じゃないと味わえない感動もたくさんあるから、そんなの全然大丈夫。最初から「声出せ」なんて言われてもそんなに簡単にできるもんじゃないんで。僕はお客さんが笑顔になってくれたらそれでいいんですよ。なのでそういうライブ作りを今はがんばってます。

ホノルルマラソンに出たい

──RYUJIくんはもうすぐ高校3年生になりますが、進学は考えてるんですか？

まだわからないですが、もう勉強はしたくない（笑）。 それにいろいろやりたいこともあるんですよ。

──お、なんですか？

なかなか時間がなくてできなかった筋トレとか、ランニングとか。僕マラソンしたいんですよ！ 僕が高校卒業してもTAKUMIとMASAKIはあと1年学生なんで、その1年間でちょっと鍛えようかなと。それが楽しみなので早く卒業したいです。

──では、今一番やってみたいことは？

ホノルルマラソンに出たい。

──おお！ じゃあもう長距離の練習はしてるんですか？

走ってますね。最高で23キロ。だけど今はやっぱり忙しくて練習できない月があるんで、すごい鍛えてから出たいです。

仮面ライダーになりたい

──最後に、DISH//のRYUJIではなく小林龍二としての将来的な目標を教えてもらえますか。

うーん……仮面ライダーになりたいです。

──え！（笑）

ちっちゃい頃から仮面ライダーが好きなんです。今も大好きで毎週観てます。

──仮面ライダーのどこに惹かれるんですか？

あの変身するところ。カッコいいじゃないですか。ダサい部分が1つもない。もう本当にヒーローだと思う。あとちっちゃい頃ってストーリーはどうでもよかったんですけど、ちょっと成長すると面白くなってくるんですよ。よーく見ると子供には難しい話だったりして、そこにも惹かれます。

──仮面ライダー役をやりたいということ？

そうです。あと2年後の19歳くらいで。これまで「仮面ライダーになりたいから演技やっとこう」みたいな気持ちで演技レッスンしてきましたから（笑）。誰になんと言われようと好きです！