PART 4ターンテーブルの使い方〜7つのステップ
──さて、次はお二人に持参してもらったオススメのレコードをTechnics最新のターンテーブル「SL-1200MK7」を使って聴いてみましょう。そして今回はせっかくなのでお二人にも手伝っていただきながら、ターンテーブルの使い方を簡単に説明していけたらと思います。
TAXMAN わかりました。7つのステップごとに紹介していきましょう。
TAXMAN レコードを取り出す瞬間はやっぱり高揚感がありますよね。あと僕は普段DJするときとか、わりと盤面を触っちゃうんですけど(笑)、本当は指紋や手の脂が付かないようにできるだけベタベタと触らないほうがいいです。
ROY 7inchシングルはLP盤とレーベル中央の穴の大きさが違うので、こうやって専用のアダプターを置いてからセットしましょう。
ROY 汚れが目立つときは、ターンテーブルにセットする前にクリーニングするのもあり。僕は普段、新しいレコードを買ったらすぐ手入れをするようにしています。
TAXMAN 逆に僕はあんまりこまめにできてないけど……本当に汚れているときはスポンジと洗剤で水洗いしてますね。もしかしたら「レコードって水で濡らしていいの!? 」とびっくりする人も居るかもしれないけど、そういうやり方もあるんですよ。
TAXMAN 針を落とした瞬間に聴こえる「プツッ」という音がたまらないですよね。ちなみにアルバムを1曲目から聴くなら一番外側に針を落としましょう。あと盤面にあるこういう大きい溝がそれぞれの曲間にあたる部分なので、「外側から数えて何曲目」というふうに判別できますよ。
TAXMAN このアームロックが意外と重要! アームを不意に動かして針でレコードを傷付けてしまう可能性もあるので、アームロックは忘れずに。
※上記のステップは、あくまで水平バランスや針圧、機器の調整がすべて済んだ状態からの操作を想定しています。
※Technics「SL-1200MK7」でレコードを再生するには、フォノイコライザー、アンプ、スピーカー、接続用ケーブル等も別途必要です。
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