「超ボーカルオーディションVOL.2」KEVIN×MORRIEインタビュー|経験者は語る!オーディションの全貌とデビュー後の未来 (2/3)

すごい世界に飛び込んだな

──SDRに所属してからグループに入るまでは、どのような活動をしていたんですか?

KEVIN ボイストレーニングなどを重ねつつ、レッスンの一環で仮のユニットを組んで、経験を積んでいました。男性数名のコーラスグループと、男女数名のグループ。そのグループでEBiDANのイベントにも出演させてもらいました。それが「超ボーカリストオーディション」からの流れとしては最後の活動でしたね。

MORRIE そういった経験の中で、スタッフさんは僕らがどうなっていくのか、どのような形で世に出ていくのが合っているのかを見極めていたんだと思います。そういった下積みの期間がけっこう長かったから中には辞めていく人もいたんですけど、そこで最後まで残ったのが僕とKEVINだったんです。

──レーベルに所属した実感はどのようなものでした?

KEVIN 2019年3月にPRIZMAX(~2020年3月)に加入したのが本格的な活動のスタートだったんですが、「すごい世界に飛び込んだな」と思いました。初めての楽曲レコーディングでは苦労や葛藤もたくさんあって「これがプロの道なんだ」と実感したというか。求められる歌のレベルが高く、難しいものだったんです。「もっと歌える音域を広く」「英語の発音を完璧に」みたいな感じで厳しいディレクションがあってかなり追い詰められましたけど、そのときの努力は今につながっていると思います。

MORRIE 僕も、自分の力の及ばなさを痛感しました。KEVIN含め、メンバーは普通の人とは違う、1つ飛び抜けた才能を持っていたというか……英語が堪能なメンバーも多かったですし、やっぱりプロなんです。僕はただ歌が得意なだけだったから、置いていかれる感覚がありましたね。

──MORRIEさん自身が感じた差を埋めるためにやったことはありますか?

MORRIE 自分が歌わない日でもレコーディングの現場に行って、1日中ずっと見学していましたね。みんなが歌っているところを目で見て、耳で聴いて、マネして英語も覚えて……あと、ダンスの練習も。先輩のダンスを撮って、それを家で観ながら覚えたりとか。

KEVIN ダンスが一番大変だったね。

MORRIE そうだね。歌はなんとか食らい付いていけたんですけど、僕らダンスは未経験だったので。

MORRIE

MORRIE

KEVIN 加入後すぐにワンマンがあったんですけど、準備期間が1カ月くらいしかなくて。30曲分の歌とダンスとフォーメーションを覚えなければいけなかったので、もう2人とも毎日ヘトヘトとだし眠れないし……MORRIEとめちゃくちゃ励まし合いました。リハ帰りに「マジでヤバいね!」って言い合っていたのをすごい覚えていますね(笑)。大変だったけど、同時に自分がすごくステップアップしている実感はありました。

MORRIE うんうん。

大人数っていいなと思います。移動中の車内はうるさいけど(笑)

──そういった活動を経て、2020年9月からは11人で結成された新たなグループ・BUDDiiSとしての活動をスタートさせました。BUDDiiSでは、お二人はグループを引っ張る立場ですよね。

KEVIN 下積みの期間が長かったので、その分学んできたことも多くて。それを歳下のメンバーに教えて、グループに貢献できるようにということは最初に考えましたね。今も、歌とか作曲とか、自分が持っている技術をどうにかみんなに伝えて、習得してほしいという気持ちでいます。

MORRIE 僕はダンスがまだまだ苦手なんで、教える立場というよりはみんなと同じ立ち位置でがんばってる感覚ですね。自分的には、弟のSHOOTが(グループに)いるのが大きくて。僕のほうが先にアーティスト活動をしていたけど、SHOOTは人気があるし、ダンスの上達も早いんですよ。だから「弟ががんばってるからがんばらないとな」って(笑)。ホントは逆だと思うんですけどね。自分はがんばっている誰かに食らい付いていくタイプみたいです。プライドもないから、歳下のダンスが上手なメンバーに「ここ、どうやってやるの?」っていつも聞いてる。仲もいいので、みんなで協力してやっている感じですね。

KEVIN 確かに、BUDDiiSには年齢差を感じさせない関係性があるよね。お互い恐縮しちゃうとライブでもそういうところが出ちゃうと思うから、楽しくやってます。

MORRIE 最初はめっちゃ人数多いなと思ったんですよ(笑)。

KEVIN あははは、ホントそう(笑)。

MORRIE 人数多すぎて、リハーサルスタジオの空気薄いし……。

KEVIN あと立ち位置が重なって鏡が見えないんですよ!(笑)

KEVIN

KEVIN

MORRIE でも今はありがたいことに個人仕事も徐々に増えてね。逆に7、8人しかいないと、物足りなく感じるんですよ。

KEVIN わかるー!

MORRIE KEVINがいないだけでも「少なっ!」って感じる(笑)。でもよくよく考えれば、僕らは大きいステージに立つことを目指してやっているから。そうなったとき、11人で大きいステージにバーンと並んだら迫力があるじゃないですか。そういう面でも、大人数っていいなと思います。移動中の車内はうるさいけど(笑)。

やっぱり歌にはこだわりがありますよ

──KEVINさんとMORRIEさんは、グループではそれぞれどんな役割を担っているんですか?

MORRIE KEVINはグループの中心って感じだよね。KEVINと弟とFUMIYAが真ん中にいる。で、うるさい(笑)。

KEVIN 状況を見てふざけたりしっかりしたり、切り替えてますよ。根が真面目なので(笑)。

MORRIE そのほかに物静かで真面目なメンバーたちと自由でうるさいメンバーたちで分けられる感じなんですけど、僕は自由人のグループにいます。

KEVIN MORRIEは意外と背中で語るタイプなんですよ。話し合いをするときは考えをしっかり言うけど、そういう場所じゃない限りはあまり口出ししない。

──そうなんですか。意外な感じがします。

KEVIN ですよね。みんなには見えない部分なのかなって。

BUDDiiS

BUDDiiS

──先程MORRIEさんの言葉にもありましたけど、BUDDiiSは個人活動も活発というか、それぞれがしっかりと個性や持ち味を発揮しているなと見ていて感じるのですが、そういった実感はありますか?

KEVIN めっちゃあります。ある?

MORRIE 自分のことは客観的に見られないからわからない……。

KEVIN あははは。出せてると思うよ。

──自分がやりたいことをやれている感覚は?

MORRIE それはすごくあります! 自由にやらせてもらってる。

KEVIN 森兄弟(もーりーしゅーと)は確実にBUDDiiSのことを広く知ってもらうためのきっかけになってくれているよね。BUDDiiSはスタッフさんと意見を交わし合って今後のことを決めていくので、グループ活動に参加しているという責任感も強くなるし、みんな素の部分を出しやすい環境なんですよ。

MORRIE みんな自由人なんで、スタッフさんもあきれている感覚に近いのかなとは思うんですけど……(笑)。

──(笑)。KEVINさんはグループの楽曲制作にも参加していますけど、それは以前からやりたかったことなんですか?

KEVIN はい。以前から曲作りはしていたけど、こんなにがっつりとトラックを作って、レコーディングのディレクションもミックスも関わって……という作業は初めてなので思い入れが強くなります。振り付けはほかのメンバーがやってくれるし、すごく楽しいです。

──では、お二人がグループ活動の中で大事にしていることを1つ挙げるなら?

KEVIN やっぱりアーティストなので、音楽面はしっかり聴かせたいと思っています。僕らのパフォーマンスにはいろんな要素がありますけど、まず耳で満足できることが強みだと思うので、そこはすごく本気で取り組んでいますね。

MORRIE そうだね。やっぱり歌にはこだわりがありますよ。

KEVIN 難しい技術もサラッとやってみせる感じとかね。