カップリング曲のBUZZ-ER.らしさ

──カップリングには新曲が2曲収録されています。表題曲とは打って変わって、大人っぽいEDMの楽曲になっていますね。

SHUN　この2曲も僕とCHIBAちゃんがボーカルディレクションと歌割りを担当しました。2曲目の「it's OK」を僕、3曲目の「Beautiful Night」をCHIBAちゃんがやったんですが、「ブザービーター」をBUZZ-ER.の新境地とするなら、この2曲はBUZZ-ER.らしさが核にある楽曲だと思います。

CHIBA　どちらも色気があって、大人ですよね。僕は「it's OK」をひいきしちゃうんですけど、めちゃくちゃカッコイイんですよ。

HAU　カップリングの2曲は、メンバー内でどっちが好きか、ちょうど半々くらいに分かれたんだよね。

CHIBA　それくらいに両方ともめっちゃいいんです！

KOHEY　「Beautiful Night」は男性目線で作られていて、「it's OK」は女性目線の歌詞になっている。同じ時間軸だと考えてこの2曲を聴いてもらうと、面白いかもしれないです。

──歌詞に書かれている一夜の出来事を、男性と女性2つの目線で見る楽しさがありますね。

HAU　ちなみに振り付けは2曲ともKOHEYが担当しました。

KOHEY　「it's OK」はまだ構成中で、披露してないんですけどね。「Beautiful Night」は結構まとまりのある感じというか。これまでは個々のよさを見せられるように振り付けや構成を作ってきたんです。でも今回の楽曲は、BUZZ-ER.が1つになってお客さんに思いを伝えるということを考えて作りました。

SHUN　「Beautiful Night」は曲調にちょっとハロウィンっぽさがあるから、吸血鬼っぽい動きがポイントだよね。口を拭ったりとか。

CHIBA　そこはセクシーだね。

──メンバーで一番セクシーな表現が得意なのは誰だと思います？

YUYA　SHALFかな。もう顔がハリウッドなので、映画を観ているような感じがある（笑）。

SHUN　表現者！っていう感じだよね。セクシーな曲と相性がいい。

──なるほど。

YUYA　あと「Beautiful Night」をライブで披露したときに思ったんですけど、お客さん側から見たいなって。そのくらい構成がきれいだなと思います。

HAU　リハを録画したのも観たときも「めっちゃいいじゃん！」となったよね。

SAKU　「it's OK」もライブで披露するのが楽しみだね。

──こちらはどんな感じの振り付けになりそうでしょう？

KOHEY　誰しもが抱えている闇の部分みたいなものを構成で表現していきたいと思っていて、振り付けも同じイメージで考えています。

YUYA　めっちゃいいじゃん！

KOHEY　ミュージカルのような構成になるかもしれない。皆さんにもぜひ楽しみにしていていただきたいです。

こんな状況もポジティブに捉えて

──ここからは今年の活動について聞かせてください。BUZZ-ER.は結成から3年、今年4月に待望のメジャーデビューを果たしたものの、新型コロナウイルスの影響でツアーやイベントが延期、中止になってしまいました。でもこうして2ndシングルをリリースし、最近は少しずつライブもできるようになっているかと思います。

SAKU　そうですね。今年はメジャーデビューできてすごくうれしかったんですけど、すぐにライブができなくなり、動きが止まってしまって。でもそんな中でシングルを2枚リリースできて、「ブザービーター」という前を向ける楽曲に出会えました。なので、こんな状況もポジティブに捉えて……来年は今年できなかったことも取り返すぞ！と。悔しさを糧にがんばるぞという思いが強いですね。

YUYA　また普通の日常が戻ることを願いつつ、今自分たちができることは何かということを考えながら、ファンのみんなと一緒に来年を迎えられたらな、と思っています。

──YouTubeの動画にも力を入れたり、今できるやり方でファンを楽しませようとされていますよね。では、今後やってみたいと思っていることはありますか？

HAU　スカイダイビングをみんなでやりたい！ BUZZ-ER.のみんなとファンのみんなで一緒にやってギネス記録を狙う！とか。

YUYA　そんなに一気にヘリコプター乗れないから（笑）。

SHUN　あとは滝行とか？ 本当はライブで全国に行って皆さんに会いたかったけどできなかったから、YouTubeではいろんなことをやれるといいよね。

武道館や東京ドームを見据えて

──楽曲やパフォーマンス面で新たに挑戦したいことはありますか？

SHUN　今回の楽曲でバンドサウンドに初挑戦したのは自分的に「よっしゃー！」って感じなんですけど、今後ほかに今までと違うBUZZ-ER.を見せるのであれば、例えばジャズ風の楽曲とか。

HAU　カッコいい！

SHUN　おしゃれなBUZZ-ER.を見せられたらなと思いますね。

YUYA　いいね。

CHIBA　俺は短期間で楽曲を連続リリースしてみたい。MVも、毎週1本のペースで発表したりとか。

SAKU　みんなが驚くような仕掛けをしたいんだよね。わかるわかる。

──では最後に、BUZZ-ER.の目標や夢を教えてください。

HAU　それはもう、日本武道館に立ちたいです！

SHUN　うん、武道館や東京ドームに立てるようなアーティストになりたいです。今は天と地ほどの差ですけど……人数が一緒なので、BTSさんのようになれたらいいなって。

CHIBA　今回のシングルは王道な感じですけど、僕たちの曲って特徴的なんです。例えば「イケメンだ、イケメンだ」って連呼する曲とか……。

HAU　記憶に残るキャッチーなフレーズがあるよね。

CHIBA　うん。そういうキャッチーさは自分たちの武器なので、そこは生かしたいなと。そういう曲も今後出して、BUZZ-ER.らしいお祭り感みたいなものを見せていけたらいいなと思います。

YUYA　流行語大賞とか獲れたらいいね。

KOHEY　あと、何十年もみんなに親しまれるような楽曲をBUZZ-ER.から出したい！

SAKU　そうだね。女の子からも男の子からも憧れられるようなアーティストになりたいなって思います。