ももクロを僅差まで追いつめた「俺の藤井」

──スターダストの年始のイベント「俺の藤井 2016 in さいたまスーパーアリーナ ～Tynamite!!～」（参照：激闘明けの「俺の藤井」2日目、ももクロらスタダ3B勢みんなで大団円）ではさいたまスーパーアリーナのステージに立ったわけですが、ああいった大きなステージに立つのは緊張しませんか？

上田　緊張はするんですけど、出てしまったからにはやるしかなくて。さいたまスーパーアリーナは広すぎて、一番後ろの方の表情までは見えないじゃないですか。でもペンライトを振ってくれているのがわかるから、だんだん楽しくなりました。

春乃　「ばってん少女。」では、ばってんの形にペンライトが動いとってさ。応援してくれよるってわかるとうれしいよね。

星野　いろんなグループが集まってたから、ばってん少女隊を応援してくれる人はたぶん少ないと思ってたんですよ。でも、ほかのグループのTシャツを着た方も一緒に盛り上がってくれて。すごく楽しくていい経験になりました。

──初日は各グループによる勝ち残り戦でしたけど（参照：先駆者の意地みせた！8組激闘の「俺の藤井」初日、ももクロが最高王者に）、結成1年のばってん少女隊としてはプレッシャーも大きかったですよね。

希山　はい。ももクロちゃんとも対戦させてもらったんですけど、コール＆レスポンスの得点が3点差だったんですよ。初めて私たちを観た方も多かったはずなのに、すごく応援してくれて。この前、ももクロちゃんのツアーのときにヤフオクドームの前でライブをやったら（参照：ばってん少女隊ヤフオク!ドーム場外ライブ、ももクロあーりんの姿も）、「『俺の藤井』で観たよ」って声をかけてくれる方がたくさんいてうれしかったです。

──ももクロとの対決はプレッシャーも大きい反面、名前と曲をアピールできるチャンスでもありますもんね。

上田　そうなんです。だから負けて悔しいというよりも、3点差だったことにびっくりで。

──ほかのグループと比べたときのばってん少女隊の強みって、自分たちではなんだと思いますか？

希山　歌もダンスもまだまだ全然やけど、みんな一生懸命なところ。

春乃　曲は初めて聴いてもノレる曲が多いと思うから、そこは強みかなって。

上田　振り付けもマネしやすいのが多いから、初めての方でも一緒に楽しめると思います。

いつかはヤフオクドームを満タンに

──メジャーデビューを果たした今、ばってん少女隊が目指している大きな目標はなんですか？ 個人で考えている目標でいいので、1人ひとり答えてもらえますか。

星野　福岡でたぶん一番大きいステージはヤフオクドームだと思うんです。この前ヤフオクドームの外でライブをやって、そのあとに中でももクロちゃんのライブを観させてもらったんですけど、そのときに「私たちもいつかあの大きなステージに立って、たくさんのお客さんに元気があげられたらいいな」と思いました。

希山　まずは九州の方みんなが「ばってん少女隊」と聞いて私たちの顔が浮かぶようになりたいです。そらちゃんも言ったように、いつかはヤフオクドームを……満タン？

希山以外全員　満員！

希山　満員にしたいです（笑）。あと、これはすごく大変なことだと思うんですけど、今度ももクロちゃんがハワイに行くじゃないですか。私もハワイでライブがしたいなーと思います。

上田　九州と言ったらばってん少女隊を連想してもらえるようになりたいです。メジャーデビューは北海道から沖縄までアピールできるチャンスだから、「福岡まで行ってみようかな」と思ってもらえるようになりたいです。

瀬田　私はまず九州の人に親しみを持ってもらいたいから、九州のどこでも観られるテレビ番組にレギュラー出演できるようになりたいです。「何時からばってん少女隊が出るよね」という感じで話題にしてもらって、どんどん広まってほしいなって。あとはやっぱりヤフオクドームを、自分たちの力だけで満員にしたいです。

西垣　九州を大切にしながら、いろんな場所へ行って、いろんな人に知ってもらえるようになって……ブラジルまで……。

上田　地球の反対側ってこと？（笑）

西垣　そう。10年以上かかるかもしれないけど、ブラジルまで声が届くようにがんばりたいです。

春乃　私は小学生の頃からももクロちゃんが好きで、つらいときもももクロちゃんの曲を聴くと元気になれたんです。ばってん少女隊もそういう存在になりたいです。あと、やっぱりヤフオクドームに6人で立つのが大きな目標なんですけど、1回だけじゃなく何度でも立ちたいです。

──それらの目標を実現するため、今のばってん少女隊に必要なことはなんだと思いますか？

上田　フリーイベントをやると、歌っているときは集まってくれるんですけど、トークになると人がパーッといなくなっちゃうんですよ（笑）。トークを聞いてもらえなかったらライブが決まったところで告知もできないから、トークで退屈させないように、話し声だけ聞いても「なんか楽しそうだな」って思ってもらえるようにならないと。

希山　体力も付けんと。

──これからワンマンツアーなどもあるでしょうし、曲のレパートリーが増えれば2時間3時間のステージもこなさなくちゃいけないから、スタミナは今まで以上に必要になってくるでしょうね。

上田　今は30分のライブを2回やっただけで移動時間に眠たくなったりするから、本当に体力付けないとなあと思います。

春乃　うん。私たちは本当にまだ始まったばかりなので、ぜひ曲を聴いて、興味を持ってもらえたらライブにも来てほしいです。