超特急|変化の1年を駆け抜け、夜明けの光に未来を託して

“みんなの中心”にいる人

──今回タクヤさんがセンターを務めることになったのはなぜなんですか?

タクヤ なんでだろうね……?

ユーキ 曲の持っている優しさとか温かい人間味からの連想じゃないかな? やっぱりそういう曲は、タクヤが一番合いますよ。

タクヤ 自分の中では、感覚的には「Yell」でセンターをやったときに近いテンションかも。

──タクヤさんは今回センターを担当することが決まったとき、どう思いました?

タクヤ 実際は「そうか、センターか」くらいの感じだったかもしれないです。僕は“号車順”で並ぶと5人の真ん中ですし、写真を撮るときも真ん中に立つことが多いので「やった、センターだ!」みたいな新鮮な気持ちはあまり湧き上がらないんですよね。

──確かにタクヤさんはセンター曲じゃないときも真ん中に立つことが多いですよね。常に“超特急の真ん中にいる人”といった見られ方をしていると思うのですが、ここまで活動を続ける中で、センターに立つ意識に変化があったりはしたんでしょうか?

タクヤ 自分の中ではそんなに変わっているつもりはないんですけど……そうだ、以前カイが「タクヤは真ん中だよ」みたいなニュアンスの言葉をかけてくれたのが印象に残ってて。

カイ ざっくりすぎる(笑)。もうちょっと覚えてて?

一同 あはははは!(笑)

タクヤ なんだっけ? すごくいい言葉を言ってくれたんですよ。忘れちゃった(笑)。

カイ お前……(笑)。「タクヤは真ん中だよ」って、当たり前のことすぎる!

左からリョウガ、タクヤ。

リョウガ 何もいい言葉じゃない(笑)。

──カイさんは何を伝えたかったんですか?

カイ タクヤは例えしゃべらなくても自然と目が行くタイプだから、真ん中にいるのがふさわしいというようなことを言ったんです。

リョウガ 伝えた側がもう1回説明してる(笑)。

ユーキ そう、惹きつける何かがあるんだよね。

カイ タクヤはツンデレってよく言われるけど、例えばツンツンしているときも「不機嫌だから触れないでおこう」じゃなくて「タクヤ、なんで不機嫌なんだろう?」って気になっちゃう。そういうところです。

リョウガ 「なんで泣いてるんだろう? どうしたの、お腹すいたのかな?」みたいな感じだよね。逆にキャッキャしてたら「よかったねえ、うれしいねえ」ってなりますし。

ユーキ あはははは!(笑)

カイ なんというか、赤ちゃんです! ほら、赤ちゃんっていつもみんなの中心に存在しているじゃないですか。

──家族写真でも、赤ちゃんが真ん中に来ますしね。

カイ そうそう。

ユーキ ベビちゃんですねえ。

タカシ ベビタクちゃん……。

一同 あはははは!(笑)

タクヤ この話、しなきゃよかった……。

カイ 例え話だから(笑)。みんなの意識が向く人なんだよっていう。

タクヤ まあね、そんな話を。そんなふうにカイが言ってくれまして。

リョウガ ちゃんと覚えてなかったじゃん。

タクヤ 響いたの! そのときは。響いたんだって!

リョウガ ……ん? なんで怒ってるんだろう?

一同 あはははは!(爆笑)

タカシ ベビタクちゃん発動や(笑)。

ユーキ リョウガ、いいネタ見つけたって顔してる(笑)。

タクヤ (リョウガを指して)今後絶対これでイジるじゃん……最悪だわー。

リョウガ へっへっへ。

タクヤは相手に思考を与える

タクヤ でもさ、不機嫌になったりするのなんて、ただのワガママじゃん。

カイ それをワガママだと感じないんだよね。タクヤの場合。

リョウガ ほかの人がやったら「性格悪いな」って思われそうなところをね。

ユーキ そこを好かれるっていうのはすごい才能ですよ。

左からタクヤ、タカシ。

タカシ 素晴らしいよ。

カイ なんというか、タクヤは相手に思考を与えるんだよね。一度考えさせる力がある。

リョウガ なんかいいなあ。

ユーキ それを言うと、タカシはその真逆なんですよ! 相手に考えさせる前に全部表に出ちゃうから、何を考えているかひと目でわかる(笑)。

タクヤ 特に心が折れたときね(笑)。

ユーキ うん。折れた音が聞こえるよね。

タカシ 落ち込んだとき、わかりやすい?

タカシ以外全員 そうだね(笑)。

タクヤ それがまたお前のよさなんだけどね。

タカシ でも、そういうところも直さないとアカンなと思う……。

ユーキ 全然大丈夫だよ! ねえ、今もちょっと折れかけてる(笑)。

リョウガ あなたは何も気にせずにただ生きてなさい!

タクヤ 俺たちが守るから、大丈夫だから。

俺の役目だろ、それは!

──ちなみに、ミュージックビデオの撮影はもう終わっているんですか?(取材はMV公開前に実施)

ユーキ 撮り終わりました! ちょっと意外な場所で撮ったんですよ……チャペルなんですけど。

──「Asayake」でチャペルですか?

タカシ やっぱりそういう反応になりますよね(笑)。

ユーキ そこは、みんなの疑問点です。

一同 あはははは!(笑)

リョウガ MVに関しては、監督に話を聞きに行ってほしい……。

ユーキ 僕らも「なんでチャペルなんですか?」って聞きたい(笑)。

リョウガ ちょっと独創的な監督さんでね。

カイ 「Revival Love」とか「インオキナワ」のMVを撮ってくれたZUMI監督です。

ユーキ 観てくれる人を僕らがエスコートしている感じは出ていると思うんですよ。それぞれのソロダンスのパートも、ビシッと締まっていてカッコいいと思います。なんですけど、描写がちょっと笑っちゃうというか……衣装もかなり派手な王子様風ですしね、どうなっていくのかなと。僕らもまだ仕上がりは見ていないので。とにかく、ロケ地はチャペルできれいだけど、朝焼けはまったく関係ないです(笑)。

カイ そう言えば、自然のものがまったく出てこないね。僕ら自体が朝焼けってことなのかな?(笑)

リョウガ あとね、タクヤが1つ物申したいそうですよ。今回、メンバーがいろんな種類の靴を1人1足ずつ手にする場面があるんですけどね、数ある靴の中でもガラスの靴って特別な感じがあるじゃないですか。そのガラスの靴を手にするメンバーが……普通に考えて誰だと思います?

──センターのタクヤさんだと思います。

リョウガ ですよね? 正解はタカシなんです。

一同 あはははは!(笑)

リョウガ そこ、なんでタカシなんだ?と。だから、MVに果たしてタクヤのセンター感があるのかどうかという……(笑)。

タクヤ さっき僕が「センター感がない」って言ったのは、それが理由なんですよ。

タカシ 僕がガラスの靴を持って、それを女性に履かせるシーンがあって……。

タクヤ 俺の役目だろ、それは!(笑)

一同 あはははは!(笑)

リョウガ (うれしそうに)あ! なんで怒ってるんだろう? ねえ、タクちゃん?

タクヤ こいつ……! もう、怒ってるのに怒る気なくすわ(笑)。

カイ リョウガ無敵だなあ!

──なるほど。曲自体はまっすぐだけど、MVでは超特急の一筋縄ではいかない感じが出ちゃっているというわけですね(笑)。

ユーキ そうそう、出ちゃってる。すごくいい曲なのにね!(笑)