超特急|“氷の世界”で感じた愛と見つめるその先

「超特急は未来」の奥にあった思い

──また、本編ラストの「Always you」の前のMCでの皆さんのコメントも、それぞれの言葉が印象的でした。コーイチさんも、このときは珍しく感情が表に出ていたなあと。

コーイチ そうですねえ。

タクヤ (突然コーイチのマネを始めて)皆さんにとって超特急ってどんな存在ですか? 愛ですか?

一同 あはははは!(笑)

タクヤ 僕にとって超特急は……ナントカです!

ユーキ 一番大事なとこあいまいなんだ(笑)。

──「未来なんです」とおっしゃってましたね。

タクヤ 僕にとって超特急は、未来なんです!

コーイチ

コーイチ (笑)。僕が思っていたのは、超特急は今、変化の途中にあるってこと。だからこそ今年の年末ツアーのタイトルは「the end for beginning」なんだと思うし。っていう視点でグループを見たとき、結成から5年も経ってメンバーも大人になった今、何も変わらないのは違う。けど、“らしさ”をまったく失ってしまったら自分たちではなくなる。超特急というものが大きくなっていく中で、守らなきゃいけないものがあって……なんてことを考えながら、8号車に伝えたい思いがあったりしたんですよね。まあ、僕はなかなか泣かないんで、今回くらいは泣いておこうかなあと(笑)。

──変化や成長を感じつつ、これからも変わらずにいたいという思いもあったと。

コーイチ そうですね。

──タクヤさんさっきマネしてましたけど、ライブ直後に話を聞いたとき、「コーイチのMCが一番グッときた」って言ってましたよ。

リョウガ オイオイさっきのは何だったんだよー。虜じゃないの。

一同 あはははは!(笑)

タクヤ ……全然覚えてないです(笑)。

コーイチ あはは。

タクヤ いや、ライブをするまでの過程を一番近くで見てたからね。1年間の集大成のライブで、「どうすれば8号車により思いを伝えられるか」っていうことを本当に試行錯誤したし、ぶつかったりもしたので。だからそう思ったんですよ、きっと(笑)。

あの日の「バッタマン」

コーイチとタカシ。

──アンコールの「バッタマン」についても聞かせてください。私が公演の中で一番感動したのは、この曲でした。

リョウガ でた! 暴走バッタマン(笑)。

──「バッタマン」で、ものすごい一体感と熱気が生まれましたよね。あの空気感は本当に、ライブの醍醐味を感じるものでした。

コーイチ いや、やってるほうもかなりグッときました。

ユースケ 僕も何がきっかけであの熱気が生まれたのか、不思議でしょうがないんですよ。8号車さんに聞いてみたいくらい(笑)。もう2度とあの日の「バッタマン」は帰ってこないと思えるくらい、みんなの気持ちが1つになって……超特急というグループを強くさせた瞬間だったなと思います。

ユーキ すべてを吐き出したよね、ここで。

タクヤ ユーキは移動のタイミング完全に飛んでたでしょ。

──ユースケさんだけがセンターステージに残るところで、なぜか隣にいましたね。

アンコールの様子。

ユーキ もう、我を忘れてたんですよ(笑)。

カイ まあ、彼は忘れるだろうなとは思ってました。

リョウガ 俺もユーキのこと呼び寄せる準備してたもん。「あ、はいユーキいないね。『ほらユーキおいでー!』」みたいな。

一同 あはははは!(笑)

──2016年の夏フェスの時期には皆さんがこの曲の表現について悩んでいるという話も聞いていたから(参照:「MBS音祭2016」開催記念 超特急インタビュー 初の“城ホール”で衝撃を)、1年の締めくくりでこの一体感を感じられたことに、余計にグッときてしまったのかもしれないです。

コーイチ 曲と向き合ったぶん、思いも入るから。もしかしたらそういう部分も伝わったのかなと思いますね。

ユーキ 8号車さんは僕らの理解者だし、僕らが戦っているのもたぶん……全部ではないにしても、わかってくれていると思うんです。そういう部分もあるし、あと一番まっすぐに伝わるのってやっぱり、シンプルに自由に楽しんでいる姿だったりするじゃないですか。“超特急のよさ”って全力で楽しんでいる姿にすごく表れると思うし、ステージを全力で駆け巡っている姿から何かを感じてもらえたのなら、すごく意味のある時間だったと思います。

──また、「フリーで動く」って言うこともメンバー自身が決めたことだから、伝わる力が大きくなったのかもしれないですね。

ユーキ うん。それはきっとあると思う。

──今年も夏フェスなど各所でこの曲を披露されていますけど、去年とは感覚が違ったりしますか?

コーイチ そうですね。去年が葛藤の“ピーク”やった感じがあるから、そういう意味では今はなじんでいるなという感じがあります。だから、変にこなれないように……「愛す。」のときみたく、何かがハジけたときにはアゲ曲なのに感動しちゃう、みたいな感覚を求めていると言うか。

ユースケ 僕も「あの『バッタマン』を超えられる日はいつ現れるかな」と思ってる。

コーイチ 何かを超えることができたら、もう1歩上のステージに超特急も「バッタマン」も行けるんじゃないかな、とは思いますね。

──ユースケさんは、苦しかった気持ちを乗り越えることはできましたか?

ユースケ 今はもう苦しいという思いはないです。このときから「これが超特急だ!」っていう気持ちに変わったので、自信を持ってパフォーマンスしています! それと、僕はここ1、2年が超特急の夢を叶えるための勝負の時期だと思っているので。泣いていた自分も「メソメソしていられない」っていう自分に変わりました。

Signalが灯らなかった理由

──最後に伺いたいのですが、2年前の代々木では披露していた「Signal」が昨年の代々木のセットリストになかったのには、何か理由がありますか? もし理由があれば聞かせてください。

タクヤ 「今の自分たちには合わないね」っていう話はしたよね。

アンコールの様子。左からユースケ、ユーキ、リョウガ。

カイ そう。あと、無理やり「Signal」を最後に入れるほど、今やるべき曲ではないんじゃないか?という思いがありました。8号車の中には期待している方もいらっしゃったとは思うんですよ。

──節目のタイミングで披露する曲というイメージがありますね。

カイ そう、いつも大きなライブやツアーファイナルにやる曲だから。でも、「愛す。」の公演の流れに組み込んでやると言うほど、今は曲に対しての思いが強くなかったんですよね。

ユーキ あと1つ理由としては、一昨年と同じ会場だからっていうのがあると思う。パフォーマンス面では一昨年よりも上のものを見せられるようにという意識がありましたけど、環境的には同じだったんで。「Signal」をやるときは、超特急が1つ階段を上がって、それまでとは違う景色を見たときだと思うんです。そういう意味をちゃんと持たせたいっていう思いがありますね。

アンコールでトロッコに乗るユーキとリョウガ。

コーイチ そうだね。よくも悪くも、自分たちに欲っぽいところが出てきたんかなと思います。「まだ行けるんじゃないの?」って。

──なるほど。「Signal」をやらなかったのは、“2年目の代々木”だったからなんですね。

コーイチ そう。「ここまで来たんだったら、もう一歩先へ、まだまだ行きたい」って。

──それを言うと、今年は年末ツアーの規模が大きくなって千葉、横浜、名古屋、大阪と4会場を回るツアーを開催されます。そこへ向けての思いを聞かせてください。

ユーキ 思いはシンプルで、「メンバー自身が作るライブ」っていうテーマを一番に置いてます。今までよりも、さらに深く関わっていくと言うか。アーティストならばライブは自主的に作っていかなきゃいけないものだと思うし、誰よりも超特急のことをわかっているのはメンバー自身であるとも思うし。そういった関わり方をする中で、それぞれが超特急への愛だとか、夢だとか、将来こんなことをやりたいだとかっていう思いを少しずつでも形にしていけたらなと思っているので。僕らの新たな挑戦を必ず感じてもらえるライブになるんじゃないかなと思います。

タカシ 「カッコいいけどコミカル」は変わらず、その中で自分たちが今年得てきた力を発揮できたらいいなと思います。「超特急って、アリーナが似合うアーティストだよな」って言われることが目標です!

超特急「BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land」
2017年9月20日発売 / SDR
超特急「2017年9月20日発売」

[Blu-ray Disc]
7500円 / ZXRB-3024

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収録内容
  • Opening~Overture
  1. Seventh Heaven
  2. Kiss Me Baby
  3. Burn!
  4. 超えてアバンチュール
  5. LIBIDO
  6. One/O Signal
  7. ライオンライフ
  8. Beasty Spider
  9. We Can Do It!
  10. Whiteout
  11. Snow break
  12. バッタマン(battle_ver.)
  13. Yell
  14. Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~
  15. Peace of LOVE
  16. Always you
  17. 走れ!!!!超特急~fanfare
  18. バッタマン
  19. Clap Our Hands!
  • Making of 愛す。 In Wonder Land with Ryoga ※特典映像
超特急「Youth Ticket Series Vol.1 BULLET TRAIN ONEMAN SHOW SPRING HALL TOUR 2015 “20億分のLINK 僕らのRING”」
2017年9月20日発売 / SDR
超特急「Youth Ticket Series Vol.1 BULLET TRAIN ONEMAN SHOW SPRING HALL TOUR 2015 “20億分のLINK 僕らのRING”」

[Blu-ray Disc]
3500円 / ZXRB-3021

Amazon.co.jp

収録内容
  1. Gravitation
  2. Superstar
  3. What's going on?
  4. Star Gear
  5. Time Wave
  6. Kura☆Kura
  7. Burn!
  8. Believe×Believe
  9. Kiss Me Baby
  10. Secret Express
  11. BAD BOYZ / BAD BOYZ Performed by Koichi, Kai, Ryoga
  12. キャンディ・ナイト / cologne Performed by Yuki, Yusuke, Takashi
  13. Cosmic岬 / Takuya
  14. COMP!!COMP!!COMP!!
  15. Rush Hour~Drive on week~No.1~Shake body
  16. Billion Beats
  17. ikki!!!!!i!!
  18. Bye Bye Bye
  19. One Life
  20. 走れ!!!!超特急
超特急「Youth Ticket Series Vol.2 BULLET TRAIN ONEMAN SHOW SUMMER LIVE HOUSE TOUR 2015~fanfare to you.~」
2017年9月20日発売 / SDR
超特急「Youth Ticket Series Vol.2 BULLET TRAIN ONEMAN SHOW SUMMER LIVE HOUSE TOUR 2015~fanfare to you.~」

[Blu-ray Disc]
3500円 / ZXRB-3022

Amazon.co.jp

収録内容
  1. Shake body
  2. Superstar
  3. Make it hot!
  4. バッタマン
  5. スターダスト LOVE TRAIN
  6. We Can Do It!
  7. Kura☆Kura
  8. Kiss Me Baby
  9. Secret Express
  10. Summer love
  11. Pretty Girl
  12. EBiDAY EBiNAI
  13. One life
  14. Billion Beats
  15. fanfare
  16. Burn!
  17. Beautiful Chaser
  18. Signal
  19. 走れ!!!!超特急
超特急「Youth Ticket Series Vol.3 超特急 BOYS GIG Vol.2」
2017年9月20日発売 / SDR
超特急「Youth Ticket Series Vol.3 超特急 BOYS GIG Vol.2」

[Blu-ray Disc]
3500円 / ZXRB-3023

Amazon.co.jp

収録内容
  1. Superstar
  2. Drive on week
  3. Shake body
  4. Believe×Believe
  5. バッタマン
  6. バッタマン
  7. Kiss Me Baby
  8. We Can Do It!
  9. Time Wave
  10. Beautiful Chaser
  11. Burn!
  12. 走れ!!!!超特急
  13. fanfare
  14. Yell
  15. OVER DRIVE
超特急「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning」
  • 2017年12月24日(日)千葉県 幕張イベントホール
  • 2017年12月25日(月)千葉県 幕張イベントホール
  • 2017年12月27日(水)神奈川県 横浜アリーナ
  • 2017年12月30日(土)愛知県 日本ガイシホール
  • 2018年1月6日(土)大阪府 大阪城ホール
超特急(チョウトッキュウ)
ボーカル2人の美しいハーモニー、奇抜で独特なダンスパフォーマンスで人気を集めている“史上初!! メインダンサー&バックボーカルグループ”。コーイチ(1号車 / バックボーカル / お父さん担当)、カイ(2号車 / メインダンサー / 神秘担当)、リョウガ(3号車 / メインダンサー / ガリガリ担当)、タクヤ(4号車 / メインダンサー / 筋肉担当)、ユーキ(5号車 / メインダンサー / ドジっ子担当)、ユースケ(6号車 / メインダンサー / 元気担当)、タカシ(7号車 / バックボーカル / 末っ子担当)の7人で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2014年3月には6thシングル「ikki!!!!!i!!」を発売し、ホールツアーを実施する。同年12月に1stフルアルバム「RING」を発表。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たす。さらに12月23、24日には東京・国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブを成功させた。2016年3月にカンテレ・フジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の主題歌を表題曲とするシングル「Yell」を発表。10月26日に2ndアルバム「Dramatic Seven」をリリースする。2017年4月に、デビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作で自身初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。7月にはフジテレビ系ドラマ「警視庁いきもの係」の主題歌「My Buddy」をシングルリリースした。9月に2016年のクリスマスワンマンを記録したBlu-ray「BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land」を発表した。