BOYNEXTDOOR「BOYLIFE」インタビュー|3度目の夏を締めくくる日本2ndシングルが完成! 初ツアー終え絆深まる6人の今に迫る (2/2)

「Count To Love」は大阪で生まれた?

──8月20日に日本2ndシングル「BOYLIFE」がリリースされます。昨年発表した日本オリジナル曲「GOOD DAY」はONEDOORからとても人気の高い1曲ですし、今回のリード曲である日本オリジナル曲「Count To Love」にも大きな期待が寄せられていますね。

TAESAN 「Count To Love」の制作には僕が関わったのですが、実はこの曲はツアーで日本を回っている間に、大阪のホテルで作業をしていました。

──では、ちょっと曲の中に大阪マインドが……?

TAESAN ちょっとあるかも……?(笑) 日本の曲を日本で作るというのは不思議な感覚がありましたね。タイトルの通り、数字をカウントするような歌詞がポイントです。数字のいろいろな数え方をうまく盛り込んでいるので、そこに注目してほしいですね。

TAESAN
TAESAN

TAESAN

RIWOO 僕は「1回の喧嘩 2週ひっぱるから もう三回は耐えたのに また失敗重ね 誤解ばかり 僕の愛情はなんなんだ」という歌詞が好きです。「Count To Love」というタイトルをうまく表現していて、それに合わせて振付も作られていて。踊っていてとても楽しくなるパートです。

WOONHAK (実際にダンスを披露しながら)こんな感じでダンスにも数字の要素があって、キャッチーです!

──振付が印象的で、ダンスチャレンジが流行しそうですね。BOYNEXTDOORは「SUMMER SONIC 2024」や「2025 Weverse Con Festival」の舞台でバンドの生演奏に乗せてパフォーマンスを披露していましたが、「Count To Love」も生バンドとの相性がよさそうな1曲だと感じました。ONEDOORと一緒に、この曲でどんなふうに盛り上がりたいですか?

LEEHAN ONEDOORの皆さんの掛け声に、とても期待しています。振付もすごくかわいくてキャッチーなので、たくさんダンスチャレンジに挑戦してもらいたいですね。

──ミュージックビデオには板垣李光人さんが出演されていますが、撮影はいかがでしたか?

RIWOO MVの撮り方そのものに今までになかった新鮮さがありましたし、板垣さんとご一緒できて、さらにうれしかったです。板垣さんはもともとK-POPがお好きで、さらに僕らのMVにぜひ出演したいとおっしゃってくださって。本当にお忙しい中、時間を割いてくださってありがたかったです。

SUNGHO 板垣さんの撮影日は1日しかなくて、その日のうちに出演シーンを撮り切らなければならなかったんです。とても忙しかったですが、撮影の合間には僕たちと気さくにお話をしてくださいました。でも休憩が終わってカメラの前に立つと、すぐに俳優として感情移入されていて。そんな姿がとてもカッコよかったですね。

SUNGHO
SUNGHO

SUNGHO

JAEHYUN 板垣さんは僕に「日本の芸人みたいに面白く日本語が話せているんじゃないですか?」と言ってくださったんですよ(笑)。とてもうれしかったです!

近いうちにアリーナツアーを実現させたい

──「BOYLIFE」も含め、BOYNEXTDOORの作品では“青春”を大事なテーマとして描いていますよね。皆さんと同世代の若い方はもちろん、幅広い世代から支持されていると思いますが、私のように少し上の世代の方々は、自分の青春時代を思い出させてもらうような感覚を抱いていると思います。BOYNEXTDOORは“青春”を描くことで、どんなことを伝えたいのでしょうか?

WOONHAK 僕たちはいつも、“今のBOYNEXTDOOR”を表現していて、それが青春を描くことになっているのだと思います。今おっしゃったように、少し上の世代の方々はどこか懐かしい気分を抱き、僕らと同世代の方々は今の僕らが感じていることに等身大で共感してくれる。そこにやりがいを感じるので、僕たちはこれからも、その時々の“今のBOYNEXTDOOR”を表現していくのだろうなと思います。

WOONHAK
WOONHAK

WOONHAK

──10年後、20年後も自分らしく音楽を楽しんでいるのだろうなという姿が自然に想像できます。ぜひ末長く、等身大の音楽を届けてほしいです。

SUNGHO ありがとうございます。がんばります!

──アンコール公演では「1年後にはどうなっているのでしょうか? いつか東京ドームや日産スタジアムでもライブをやりたいです」というMCも印象的でした。アリーナ公演を叶えた今、BOYNEXTDOORの次なる目標を教えてください。

JAEHYUN メンバーそれぞれが違う目標を持っていると思いますが、チームとしてはやはり、いつか東京ドームや日産スタジアムの舞台に立ちたいですね。直近の目標としては、とにかく「BOYLIFE」の成功。そして近いうちに、アリーナツアーを実現させたいです!

RIWOO (日本語で)行くぞ!

WOONHAK 「BOYLIFE」を日本の夏の締めくくりにぴったりな1枚にしたいですし、いつかはBOYNEXTDOORが、日本で一番有名な韓国のアーティストになりたいです。

BOYNEXTDOOR

BOYNEXTDOOR

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プロフィール

BOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)

アーティスト兼プロデューサーのZICOが率いるHYBE傘下のレーベル・KOZ ENTERTAINMENTの第1弾グループ。SUNGHO、RIWOO、JAEHYUN、TAESAN、LEEHAN、WOONHAKの6人で構成され、グループ名には「親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていく」という意味が込められている。2023年5月に1stシングル「WHO!」でデビューし、9月には1st EP「WHY..」をリリース。2024年7月には日本1stシングル「AND,」をリリースし、日本デビュー。8月には「SUMMER SONIC 2024」にも出演した。12月からは1stワンマンツアー「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1'」を開催。ツアー中の2025年1月に初の配信シングル「IF I SAY, I LOVE YOU」をリリースした。6月には東京・京王アリーナTOKYOで日本アンコール公演を7月にはKSPO DOMEで3日間にわたって韓国ファイナル公演を行い大盛況のうちに幕を閉じた。8月にはアメリカ・イリノイ州シカゴのグラントパークで開催された音楽フェス「Lollapalooza Chicago」へ初出演。8月20日には日本2ndシングル「BOYLIFE」をリリースした。