横浜流星（俳優）

魂がえぐられました。
人間臭く、とてもエモーショナルで感情がわけわからなくなりました。
皆さんの作品への熱量を感じ、自分もあの世界に入って皆さんと共に生きたいと思いましたし、これから先も心に残る大好きな作品です。

プロフィール: 1996年9月16日生まれ、神奈川県出身。近年の出演作にドラマ「初めて恋をした日に読む話」「私たちはどうかしている」、映画「きみの瞳が問いかけている」など。2020年には第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞、第44回エランドール賞の新人賞を受賞した。

横山由依（アイドル）

今この時代に出会えてよかったです。
幼い頃はいつも一緒にいるのが家族だと思っていましたが、最近は離れていても家族だし、人の数だけ考えがあり家族のかたちもそれぞれなのではないかとぼんやりと思っていました。
その中でこの映画を観ていると、古いもの、新しいもの、様々な考え方が提示されていてまた考えるきっかけをもらいました。
どんな時代でも変わらないのは家族、家族のような大切な人たちと過ごせる時間は永遠ではないということ。
今を大切に生きていきたいと思います。
2021年、初泣きしました。

プロフィール: 1992年12月8日生まれ、京都府出身。2009年、AKB48の9期生オーディションに合格。2015年12月から2019年3月まで48グループの総監督を務める。同年、舞台「仁義なき戦い～彼女（おんな）たちの死闘篇～」で、広能昌三役を岡田奈々（AKB48 / STU48）とダブルキャストで担当した。2020年3月にYouTubeチャンネル「Yuihan Life」を開設。

おおのこうすけ（マンガ家）

こんなに現代的で、リアルなヤクザ像を描いた作品は初めて観ました。
ヤクザ映画というのは、暴力・金・義理人情の世界で、
自分たちとは遠い世界だからこそスリリングで魅力的。
冒頭はそんなハードボイルドな映画として観てました。
中盤以降は、ここまで厳しく描くのかというくらい
義理人情や綺麗事じゃ飯は食えない、
現代的なヤクザのストーリーに引き込まれてしまいました。
変わっていく時代とヤクザ、
それに関わる家族の在り方を考えさせられました。
この映画を通じて、山本賢治というひとりの不器用な男が、
確かに存在していたように感じます。

プロフィール: 滋賀県出身。2016年、月刊コミック＠バンチに読み切り「Legend of Music」が掲載されデビュー。くらげバンチで連載中の「極主夫道」はコミックスの累計発行部数300万部を突破している。2020年にテレビドラマ化され、アニメ版が2021年春よりNetflixで全世界独占配信される。

シム・ウンギョン（俳優）

【一期一会】
私たちはみんな、絆を求めて居場所を探し続けながら、心の戦いを繰り返しながら生きているのかもしれない。

プロフィール: 1994年5月31日生まれ、韓国出身。映画「サニー永遠の仲間たち」「王になった男」などに出演。2014年公開「怪しい彼女」で第50回百想芸術大賞の最優秀主演女優賞に輝く。日本でも映画「新聞記者」「ブルーアワーにぶっ飛ばす」「架空OL日記」、ドラマ「七人の秘書」などに出演して活躍。富司純子とのダブル主演作「椿の庭」が4月より全国で順次公開される。

小林勇貴（映画監督）

「作品に罪はない」ある時からよく聞くようになった言葉。完全な違和感。
罪のないものを世に出回す、そうして一体どうなるか？
「罪のないものだけが世にいていい」ノーミス強要社会の拡張。もううんざりだ！加担はしない。俺は罪をみたい!!!
藤井道人監督の傑作「ヤクザと家族」は物語開始から美しき過ちを延々とみせつける！徹底されたリアリティ！章ごとに変化する撮影技法！悲哀のエンターテイメント！

プロフィール: 1990年9月30日生まれ、静岡県出身。「孤高の遠吠」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016オフシアター・コンペティション部門のグランプリを獲得。間宮祥太朗の主演作「全員死刑」で商業映画デビューを果たした。近年の監督作に映画「爆裂魔神少女バーストマシンガール」、ドラマ「すじぼり」「スカム」「ホームルーム」などがある。

笠井信輔（フリーアナウンサー）

反社会勢力時代のヤクザをこんなに切なく描くとは！
家族との葛藤を綾野剛が歳を重ねながら熱演し、
組長・舘ひろしのなんたる存在感、哀愁。
北村有起哉、市原隼人、役者が皆光る令和版ゴッドファーザー。

プロフィール: 1963年生まれ、東京都出身。1987年、フジテレビアナウンス部に入社。2019年10月よりフリーになる。2020年に著書「生きる力引き算の縁と足し算の縁」を発表した。趣味の映画鑑賞は新作を年間130本以上スクリーンで観るほど。

「ヤクザと家族 The Family」: 2021年1月29日（金）全国公開

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ストーリー

1999年、身寄りもなく自暴自棄になっていた19歳の青年・山本賢治は、地元の柴咲組組長・柴咲博を危機から救ったことでヤクザの世界へと足を踏み入れる。2005年、裏社会で名を上げていく山本は、ある女性に出会い好意を抱くが、自分の“ファミリー”を守るためにある決断を下す。そして14年後の2019年。山本は服役を終えて出所するが、暴力団対策法の影響で存続も危うい状態に一変した柴咲組を目の当たりにする。

スタッフ / キャスト

監督・脚本：藤井道人

企画・製作・エグゼクティブプロデューサー：河村光庸

主題歌：millennium parade「FAMILIA」

出演：綾野剛、舘ひろし、尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗、寺島しのぶ、岩松了、豊原功補、菅田俊、康すおん、二ノ宮隆太郎、駿河太郎ほか