TELASA「ドクターY~外科医・加地秀樹~」|気楽さと変化、肩ひじ張らない程度の真面目さ 勝村政信が語る人気の秘訣 満島真之介、武田玲奈、脚本・林誠人、演出・山田勇人のコメントも掲載

キャスト・スタッフが第6弾の見どころを紹介!

満島真之介 青年実業家・六車航平役

満島真之介

本作に出演するにあたり楽しみにしていたこと

勝村さんとは、8年前に蜷川幸雄演出舞台「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~」で共演して以来の再会でした。あの時、デビューしたての僕にたくさんのことを教えて頂いたのを昨日のことのように覚えています。誰よりも稽古する勝村さんの姿に、舞台に立つ覚悟や生き方を学んだんです。
いつか、力をつけてまた共演できることを願っていたので、ドクターYでご一緒できるのはこの上ない幸せでした。

勝村政信とのエピソード

僕は以前から、若い頃の勝村さんに似ているといろんな人に言われていて、
大杉漣さんと共演した際、現場でずっと「勝村」と呼ばれていたんです。
その話を勝村さん本人にお話ししたら、笑いが止まらず、大杉さんとの思い出話をたくさん聞かせてくれました。この作品は、なんだか、大杉さんが繋いでくれた縁のような気がしてならなかったですね。大切に胸に残しておきたい、良い時間でした。

勝村さんの素敵なところは、スタッフ一人一人のことをよく見て、よく声をかけて、現場を引っ張っていくところです。ユーモアと真剣さをこんなにもうまく使いこなせる方はそういないですね。
かっこいい背中を見せていただきました。

撮影現場の雰囲気

いやー、現場中二人でずっと喋っていましたよ。
台本に関して意見を交換したり、舞台や今までの経験について語り尽くしました。
ドクターYはシリーズで製作されている作品なので、馴染んでいけるだろうかと少し心配していたんですが、勝村さんはじめ、スタッフの方々が快く迎え入れてくれたことに心から感謝しています。
今回は勝村さんと二人のシーンが多かったので、久しぶりに共演できる喜びを愛情込めて存分にぶつけていきました。

ラーメン店で掛けられた言葉が忘れられないという加地と同じように、自身にとって“忘れられない言葉”は?

「人は、ありがとうの数だけかしこくなり
ごめんなさいの数だけうつくしくなり
さようならの数だけ愛を知る」

今は亡き大林宣彦監督から贈られた言葉です。
僕にとって宝のような言葉であり、この言葉を胸に、日々を大切に生きています。

本作の見どころ

今までのドクターYとは少し違った面白さがあると思います。
自分の命と向き合うこと、何を大切にしてこれからを生きていくのか、今改めてそれぞれが考えるべきテーマが描かれています。
シリーズで積み上げてきたからこその安定感に、新たな刺激を与えることができたはず!
愛くるしくて憎めない、お金大好き加地先生の真剣な眼差し! 笑いあり、涙あり、ぼやきあり!
必見です。思いきり楽しんでください。

満島真之介(ミツシマシンノスケ)
1989年5月30日生まれ、沖縄県出身。2010年の舞台「おそるべき親たち」で俳優デビューを果たし、2012年に連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で注目を集める。同年、若松孝二監督作「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」で第37回報知映画賞新人賞を受賞。近年は「花筐/HANAGATAMI」「君が君で君だ」「止められるか、俺たちを」「キングダム」「海辺の映画館―キネマの玉手箱」などの映画、大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」「青天を衝け」や「全裸監督」などのドラマに出演した。

武田玲奈 院長秘書・江頭早苗役

武田玲奈

本作に出演するにあたり楽しみにしていたこと

「ドクターY」の世界に入れることがとても嬉しく、興奮しました!
テレビで観ていたみなさんと同じ世界線で生きられることが楽しみでした!
勝村さんとは初めてお会いするので完全にドラマの中のイメージでお会いしましたが、ドラマとはまた違った印象のユーモアをもたれていてとっても素敵な方でした‼︎

勝村政信とのエピソード

段取りの時にいろいろなアドリブやアイディアを取り入れられていて、そうきますかなどつい笑いを堪えてしまう場面もありましたが、
作品をより良くしていきたいと思われている部分に私はとても勉強させていただきましたし、見習っていきたいと感じました!
次々にアイディアが浮かんでいて、一緒に演じることお芝居を作ることが本当に楽しかったです‼︎

現場の雰囲気

もう何年も同じチームでやられているということでしたので、キャストのみなさん、スタッフさんがとても仲が良く和やかな雰囲気の現場という印象を受けました!
今回新しく加わった私のことも温かく迎え入れてくださり嬉しかったです! その分撮影が終わってしまうのが寂しかったです。またみなさんとお仕事ご一緒したいです‼︎

忘れられない言葉

【仕事をしているから幸せなのではなく、幸せのために仕事をしなさい。】という言葉が今でも心に残っています!

本作の見どころ

まず台本からでは想像できない勝村さんのお芝居が私自身とても楽しみです!
そして今の時代とリンクした新しい「ドクターY」になるのではないかとワクワクしています!
とってもおもしろいドラマになっていることは間違いないので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです‼︎
私も楽しみにしてます‼︎

武田玲奈(タケダレナ)
1997年7月27日生まれ、福島県出身。2013年にAmeba Candy Collection presents「第2のくみっきー!発掘オーディション!!」でグランプリに輝きPopteen専属モデルとして芸能界入り。2015年に「映画 暗殺教室」で女優デビューを果たした。主な出演作に「ラストコップ THE MOVIE」「ポエトリーエンジェル」「パパのお弁当は世界一」「人狼ゲーム インフェルノ」「踊ってミタ」「真・鮫島事件」などがある。

脚本家・林誠人

林誠人

俳優・勝村政信の魅力

こちらの予想を裏切り、だからといって期待は絶対に裏切らない。コメディーもシリアスも高い水準で完璧にこなしてくれるとても信頼できる役者さんです。今回はどんなことをしてくれたかなと、出来上がった映像を見るのがいつも楽しみです。

スピンオフならではの楽しさ

「ドクターX」という怪物番組の威を借りて、自由奔放なストーリーを作れる楽しさは、何事にも代えられない快感です(笑)。

「ドクターY~外科医・加地秀樹~」シリーズが長く愛される理由

「僕、失敗するので」あるいは「僕、失敗しちゃうかもしれないので」という意識を常に持ちながら、果敢と難題に立ち向かっていく加地先生の心意気が、「ドクターY」の一番の魅力であり、愛される理由なのではないでしょうか。

本作の見どころ

誰もが訪れる老いに抗い、苦悩しながらも、患者を救おうとする加地先生が、結果、患者によって自分自身も救われ、医者としての自信を取り戻していく絶妙な(笑)ストーリーを楽しんでいただけたらと思います。

林誠人(ハヤシマコト)
1986年にテレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以降、ドラマ「TRICK」「ケータイ刑事 銭形シリーズ」「ストロベリーナイト」「ドクターX~外科医・大門未知子~」「ドクターY~外科医・加地秀樹~」など数々の作品に参加。

演出家・山田勇人

山田勇人

俳優・勝村政信の魅力

勝村さんの魅力と言えば年上、年下、男女、スタッフ、役者関わらず愛されるそのキャラクターに尽きると思います。芝居に関しても長年培った経験、知識からくる台本の解釈の深さはある意味、監督泣かせと言えるでしょう。「まだまだ勉強が足りない」と何度も思ってしまいます。

スピンオフならではの楽しさ

スピンオフは脚本や演出、芝居に関して自由度が高く「とりあえず面白い事は何でもやってみよう!」精神がかなり盛り込めるのが特徴だと思います。「これやったら怒られるかな?いや、やってみよう!」いい意味での“雑さ”が売りだと感じています。
実際に次回予告で勝村さんに踊ってもらったり、「探偵物語」風な予告を作ってみたりと遊ばせて貰いました。

「ドクターY~外科医・加地秀樹~」シリーズが長く愛される理由

ドクターYは約10分の物語を6話で完結する、配信ドラマとしてスタートしました。作品の評価が高い理由として、スピンオフにしては豪華キャストが勢ぞろいしている点、加地秀樹と言うキャラクターが魅力的な点、シリーズ第4弾にしてゴールデンの2時間ドラマに昇格した事があげられると思います。もはやスピンオフの枠を超えたオリジナルの医療エンターテイメントドラマとして確立した事が長く続き、愛されると感じています。

本作の見どころ

これまではライトタッチな作風で幅広いエンターテイメント性を持たせた台本作りでした。
今回はあえて“ヒューマンドラマ”を加地秀樹でガチでやってみようと試みました。
テーマとしては「挫折と再生」を掲げ、医者をリタイアしようと考える加地秀樹と命の期限を決められた一人の患者が出会い、行動を共にする事で芽生える「再生」のきっかけ。
しかし、その患者にはとてつもない思惑が隠されていた! その真意に触れた加地秀樹がとった行動は!?
笑いあり涙ありの壮大なヒューマンドラマ「ドクターY~外科医・加地秀樹~」第6弾、
ご期待ください!!

山田勇人(ヤマダハヤト)
監督・演出家としてさまざまな作品を手がける。主な参加作品に「ドクターY~外科医・加地秀樹~」のほか、「ドクターX~外科医・大門未知子~」「三匹のおっさん2 ~正義の味方、ふたたび!!~」「七人の秘書」などがある。