映画ナタリー Power Push - 「特集!マーベル最強ヒーロー大集合!」放送記念 尾上松也が語るマーベル映画

キャプテン・アメリカのような男になりたい

CS映画専門チャンネルのムービープラスでは、4カ月連続企画「特集!マーベル最強ヒーロー大集合!」を実施中。この特集放送は、ウルヴァリンでおなじみのX-MENシリーズや、アイアンマンやキャプテン・アメリカが登場するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品など、マーベルコミック原作の映画を集めたものだ。9月には「アベンジャーズ」、10月には「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」など、アメコミ映画初心者にもうれしい人気作の放送を控えている。

映画ナタリーでは、大のアメコミ映画好きを公言する歌舞伎俳優の尾上松也にインタビュー。抑えきれぬアメコミキャラクターへの愛や、マーベル映画初心者へのオススメ作品を語ってもらった。

取材・文 / 浅見みなほ 撮影 / 笹森健一

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とにかくアメコミ映画が大好き

──今回は初心者の方にもマーベル映画を知ってもらうための企画になります。松也さんはバラエティ番組で「語る相手が欲しいからみんなにアメコミ映画を知ってもらいたい!」とおっしゃっていましたが、普段から周囲の方々に広める啓蒙活動をしているんですか?

尾上松也

とにかく自分はアメコミ映画が大好きで、こんなグッズも持っている、みたいな話はしてます(笑)。例えば「アベンジャーズ」シリーズが公開されるときは全国的にキャンペーンが展開されますから、それだけでも観てみようという気になる人は多いですよね。そういう人に対しては、よくキャラクターやシリーズの説明をしています。

──アメコミ映画との出会いはなんだったのでしょうか。

今回はマーベルコミック原作映画の特集ですけど、僕のアメコミ映画との出会いはDCコミック原作の「バットマン」なんですよ。子供ながらにその映画を観て、いいなあって思ったところからアニメーションを観たり、翻訳版のコミックを買ったり。

──DCから入ったんですね。では、マーベルヒーローを好きになったきっかけは?

「アメイジング・スパイダーマン」より。©2012 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. Marvel, and the names and distinctive likenesses of Spider-Man and all other Marvel characters: TM and ©2015 Marvel Entertainment, LLC & its subsidiaries. All Rights Reserved.
「アメイジング・スパイダーマン」

DCのキャラクターって、ある1人の人物がずっとヒーローをまっとうすることが多いですよね。マーベルのキャラクターは、ヒーローによって代替わりすることもあって。そういう部分で人間的というか、“生き物”としての印象が強くて。そこから原作について調べれば調べるほど映画に登場したときの感動も変わってくるので、どんどんハマっていった感じです。

タモリさん、たけしさん、さんまさんの“ビッグ3”に例えるなら

──このインタビューの読者はマーベル初心者が多いと思うので、アベンジャーズを中心とするMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の主要キャラクターを、松也さんの視点で紹介していただけますか?

キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソーは、アベンジャーズに欠かせないビッグ3ですからね。いわば……お笑いタレントのビッグ3と呼ばれているタモリさん、ビートたけしさん、明石家さんまさんですよ。……これでわかるんですかね?(笑)

──偉大だということはわかります(笑)。

どれくらいすごいかってことをわかってもらえれば(笑)。まあ勝手なイメージで言わせていただきますと、パワフルなたけしさんがアイアンマンで、神がかってるさんまさんはソー。で、そのお2人に比べてちょっと派手さはないんだけど、的確なトーク術で引っ張っていくタモリさんがキャプテン・アメリカ……って感じでどうですかね。

──興味深いです! ソーは、北欧の神話では雷神として伝えられてきたという設定ですね。

ソーは神様なのに苦難の道をたどってきたキャラクターなんですよね。一見するとどのヒーローよりも高潔でパーフェクトなのに、実はけっこう女々しかったり、面倒くさいところがあったり。そのギャップが魅力じゃないですかね。地球と人間に対する深い愛情を持っていて、神でありながら常に人と寄り添っている。こういう神様がいたらうれしいな、なんて考えさせてくれます。

──では、アイアンマンはいかがでしょうか。

アイアンマンは、これからの現実世界で存在するかもしれないっていう可能性を感じるヒーロー。例えばキャプテン・アメリカは“スーパーソルジャー”になる薬を投与されていたり、ハルクはガンマ線を浴びたりしていて現実にはなかなか難しいですけど、アイアンマンのアーマーに関しては機械技術ですから。「ひょっとすると本当に」って期待させるようなより現実味のあるヒーローだと思うと、ほかのヒーローとはひと味違ったよさがある。またそのアイアンマンに入っているトニー・スタークという人物が、非常に魅力的であることがミソですね。いけ好かなくて不安定なところもあるけれど、本当に頭脳明晰で。あと彼の面白いところは、家族ぐるみでマーベル作品に登場するという部分ですかね。

──トニーの父親であるハワードは、キャプテン・アメリカを生み出したスーパーソルジャー計画や、アントマン誕生にも関わっていますからね。

ええ。そして僕が一番好きなキャプテン・アメリカというキャラクターは、戦い方も一番人間に近い、ほぼ普通の人なんです。もちろん薬によって身体能力はかなり増強されてますけど、ソーみたいに空を飛べるわけでもなく、アイアンマンみたいに光線を発せるわけでもなく、ハルクみたいに変身できるわけでもなく。「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で大好きなシーンがあって、彼のバイクの前に巨大戦闘機が立ちはだかったときに、拳銃もないのに盾1個でそれを粉々に破壊するんです! あの驚異的な強さには、もう感動を覚えましたよ。

──シリーズが進むにつれて、盾での戦い方もバリエーションが増えていますよね。

ええ。だから見方によっては「盾がなかったらどうすんだ!?」っていう意見もあるんですけど……そんなことは気にしちゃいけませんね!(笑)

──盾を投げても、必ず彼の手に戻ってくるところもポイントですね(笑)。

そうですね。あれはどういうシステムになってるんだろう(笑)。どんだけ強いんだよって思いますよね。

INDEX
尾上松也インタビュー
中川翔子インタビュー

ムービープラス

「特集!マーベル最強ヒーロー大集合!」

マーベルコミック原作の映画を集めた4カ月連続企画。8月には第1弾として、新作「X-MEN:アポカリプス」の公開を記念し同シリーズの「ウルヴァリン:SAMURAI」を放送した。今後、9月には「アベンジャーズ」、10月には「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」といったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品をラインナップしている。

9月放送作品
「アベンジャーズ」
9月3日(土)20:55~
9月4日(日)14:00~
9月6日(火)21:00~
ストーリー

国際平和維持組織シールドの基地で極秘研究されていた四次元キューブが、邪悪な神ロキに奪われた。シールド長官のニック・フューリーは最強ヒーローたちによるチーム“アベンジャーズ”結成を決意。最新技術を駆使したアーマーで戦うアイアンマン、“スーパーソルジャー計画”によって強靭な肉体を手に入れたキャプテン・アメリカ、緑の巨人ハルク、異次元の王国・アスガルドの王子ソー、女スパイのブラック・ウィドウ、弓の名手ホークアイらが、地球侵略を阻止するため巨悪へ挑む。

スタッフ / キャスト

監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、トム・ヒドルストンほか

10月放送作品
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
10月22日(土)20:55~
10月23日(日)14:15~
10月25日(火)21:00~
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
10月29日(土)20:55~
10月30日(日)13:30~
11月1日(火)21:00~
11月放送作品

Coming soon

放送中
「3分でわかる!赤ペン瀧川のマーベル入門」
毎週土曜20:50~ ※再放送あり

「3分でわかる!赤ペン瀧川のマーベル入門」

映画コメンテーターの赤ペン瀧川が、マーベル作品を紹介する全13回のミニ番組。そもそもマーベルって何? どの作品から観たらいいの?といった疑問を解消していくほか、マーベル作品や人気スーパーヒーローの秘密を徹底解説する。

尾上松也(オノエマツヤ)

1985年1月30日生まれ、東京都出身。歌舞伎俳優。尾上松助(6代目)を父に持つ。1990年に「伽羅先代萩」の鶴千代役で初舞台を踏み、以降子役として活躍する。これまでに「義経千本桜」の源九郎判官義経、「仮名手本忠臣蔵」の顔世御前、「寿曽我対面」の曽我五郎役などを演じる。2009年より歌舞伎自主公演「挑む」を主催し、現在も年1回のペースで上演している。歌舞伎以外にも舞台やミュージカル、「源氏物語 千年の謎」などの映画でも活動。2016年9月からは「九月新派特別公演」へ参加する。

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