デジナタ連載 Huluオリジナル「未来世紀SHIBUYA」|金子大地と醍醐虎汰朗が4K有機ELビエラで鑑賞 躍動感と臨場感たっぷりの共演作

一緒に戦った同志みたい(金子)

──「未来世紀SHIBUYA」についてもお話を聞かせてください。ミツルとカケルは、普段のお二人よりハイテンションなキャラクターで、いわゆる“動画配信者”に抱くイメージを体現したようなキャラクターでした。ヘアメイクも近未来感がありましたが、撮影のときは自然に気分を上げて挑めましたか?

醍醐 僕は毎日エナジードリンクを飲んでがんばった記憶があります(笑)。カケルのパワーはエナジーチャージしないと出ないなと。今思えばかなり大変な1カ月だったなと思います。

金子大地

金子 僕が演じたミツルは中性的というか、繊細な部分があって。いろいろすり減らしながら演じていたので、あまりごはんも食べられない状態で。でも撮影自体は楽しかったです。

──金子さん演じるミツルは物腰やわらかくて温厚、醍醐さん演じるカケルは熱血で感情的という対照的なキャラクターでした。お互いから見て、演じた本人とキャラクターに共通する部分はあったと思いますか?

金子 醍醐くんはカケルみたいにバカではないです(笑)。活発な感じはちょっとわかるけど、実際はまた違うよね。

醍醐 アニメのキャラクター感を意識して演じたところはあるかも。いつもまっすぐで、かっこ付けてるけどちょっとダサくて、周りから愛されて……みたいな。

──白石晃士監督は、醍醐さんの主演舞台「ハイキュー!!」での姿を見て、ちょこまか動くカケルのキャラクターに身体性が合っていると思ってキャスティングされたそうですよ。

醍醐 そうなんですか? 初めて聞きました!

金子 でも、ものすごくわかります。感覚的な部分が鋭いよね。

──醍醐さんから見た金子さんとミツルはどうでしたか?

醍醐虎汰朗

醍醐 完全に真逆ですね。これだけ本人と通ずる部分がない役ってあるんだっていうぐらい(笑)。いや、優しいところとか根の部分は大地くんも同じなんですけど、しぐさや表情は普段と全然違いました。だいたい演じるときって役との共通点を探っていくんですけど、ここまでかけ離れているのに成立するなんてすごい。僕の役よりずっと難しい役どころだったと思います。

金子 ほとんどのシーンで一緒だったよね。いつも横にいてくれて、「次のシーンもがんばろう」とか声を掛けてくれたりしたから本当に助かったよ。この作品を一緒に乗り越えた、一緒に戦った同志のような。役も内容も攻めていて、一生忘れられない作品になりました。

体力を使わず気兼ねなく鑑賞できる(金子)

──楽しい撮影だったけど、キツい部分も多かったとおっしゃっていました。具体的にはどのあたりが?

醍醐 長回しの撮影ですね。一番長くて台本36ページ分とか。そんなことあります!?(笑) ある程度リハーサルで段取りを詰めて、それから本番を撮って。うまく行けばそれで終わりなので3時間巻き、4時間巻きの日とかもあったんです。

金子 でも終盤はずっとヤバかったよね。

醍醐 そうそう。さっき大地くんが言った通り、台本を覚えることに対しては「乗り越えた」という言葉がふさわしい。今後ほかの作品でセリフを覚えるのが楽に思えるかもしれません(笑)。

──白石監督にとってもチャレンジングな作品だったんだろうなと思います。そしてミツルとカケルが出会う“マネキンおじさん”のシーンは、すべてが強烈でした。宇野祥平さんがマネキンを抱えて街を徘徊する謎の男性を演じましたが、あの演技は台本通りだったんですか? それともアドリブ?

「未来世紀SHIBUYA」より、マネキンおじさん(宇野祥平)。

金子 台本通りなんです。ただリハの段階から100%全力で来てくださるので、圧倒されっぱなしでした。あそこまで強烈なキャラクターを目の前で演じられているので、僕らのリアクションもリアルで。

醍醐 すごかったですよね。僕らも台本に沿って演じていますけど、リアルに引き気味な感じが出てしまっていると思います。だから素が混じった表情にも注目してほしいですね。

──宇野さん、さすがの怪演でした……。2020年以降は家での過ごし方や働き方が見直され、“デジタル”との付き合い方が変化した人が多いかと思います。お二人もそのように感じることはありましたか?

金子 間違いなく家にいる時間が以前より多くなったので、やっぱり映画やネット動画を観る人が多くなったと思います。もちろん僕もそうですが、一方で“映画疲れ”みたいなものを感じるときもあって。人間にとって無の時間も大切だと言いますよね。映画って観ると豊かな気持ちになりますが、体力も使うという意味でも、この「未来世紀SHIBUYA」は気兼ねなく鑑賞できる作品になっていると思います。

醍醐 家で過ごす時間が増えた分、今までため込んでいた映画とかをゆっくり鑑賞できたのは、僕の中でプラスなことではありました。作品に触れる機会が増えるのは、お芝居をしている身としては役に立つので。でもやっぱり家だと長い時間集中するのが難しいときもあって。例えばYouTubeの動画も、前は10分弱ぐらいの尺を集中して観る人が多かったけど、最近は20分以上の動画を流し見するぐらいがちょうどいいと考える人が多いようで。この作品は1話が20分前後で、最近のYouTubeの形態に合っていると思うので、ごはんを食べながらとか生活のちょっとした時間に観てもらえたらうれしいです。

左から金子大地、醍醐虎汰朗。

Panasonic「4K有機ELビエラ TH-65JZ2000」

Panasonic「4K有機ELビエラ TH-65JZ2000」

AI技術によりシーンに応じて自動で最適な画質・音質に調整する新技術を搭載した有機ELテレビ。有機ELビエラ史上最高クラスの高輝度と高いコントラスト性能を実現し、高いレベルで光の表現が可能となっている。またテレビ背面上部の「イネーブルドスピーカー」に加えて左右側面に「ワイドスピーカー」が新たに搭載され、映画館と同じ立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」にも対応。さらに新4K衛星放送、地上デジタル、BS・110度CSデジタル放送、ネット動画など、あらゆるコンテンツを快適に楽しめるようメニュー画面やリモコンが進化。Hulu、Netflix、U-NEXT、ABEMAなどボタン1つで観たいコンテンツをすぐに視聴することができる。

金子大地(カネコダイチ)
1996年9月26日生まれ、北海道出身。「アミューズオーディションフェス2014」の俳優・モデル部門を受賞しデビュー。ドラマ「おっさんずラブ」など多数の作品に参加し、2019年に「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」でテレビドラマ初主演。そのほか出演作にドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」「#家族募集します」、映画「猿楽町で会いましょう」「サマーフィルムにのって」「先生、私の隣に座っていただけませんか?」などがある。2021年度の第13回TAMA映画賞で最優秀新進男優賞を受賞。映画「私はいったい、何と闘っているのか」が12月17日に全国公開されるほか、2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に源頼家役で出演する。
醍醐虎汰朗(ダイゴコタロウ)
2000年9月1日生まれ、東京都出身。2017年、舞台初出演にして「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~スタートライン~」で3代目小野田坂道役の座を射止める。2019年公開の新海誠による長編アニメーション映画「天気の子」では、オーディションで2000人の中から主人公・森嶋帆高役に選ばれた。同作で第14回声優アワード 新人男優賞を受賞。これまでの出演作にドラマ「先に生まれただけの僕」、映画「#ハンド全力」「宇宙でいちばんあかるい屋根」「昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-『BLUE BIRD』」などがある。2022年公演の舞台「千と千尋の神隠し」にハク役で出演。