同作では、“書けなくなった”ミステリー作家・黒羽ミコと“解けなくなった”エリート刑事・森野徹というイップス(葛藤による影響などで、それまでできていたことができなくなる心理的症状)を抱えた“絶不調コンビ”が、毎回おかしな事件を解決していくミステリーコメディ。篠原がミコ、バカリズムが森野を演じ、毎話の犯人役ゲストも見どころの1つだ。
5月10日放送の第5話には、渡部演じる法廷画家・板野恭二が登場。板野は15年前、画家としてようやく生活できるようになった頃に妻を交通事故で亡くし、それから思うように絵が描けなくなってしまった。現在は法廷画家として活動しながら、交通事故の犯人を弁護した杉本浩紀への復讐の機会を狙っている。杉本には
渡部が連続ドラマにゲスト出演するのは今回が初めて。また篠原との共演はドラマ「なにさまっ!」以来約26年ぶりで、バカリズムとは初共演となる。渡部は「普通のミステリー作品の犯人像とは少し変わったパターンになっていると思いますので、楽しみにしていただけたらうれしいです」とアピールした。
第5話では、小説のネタ集めに裁判の傍聴へ来たミコが、法廷画家と思われる男性・板野の存在に気付く。裁判は、ある建設現場での死亡事故の責任を争うもので、被告側である大手建設会社の弁護を担当する杉本が、原告側の工務店を追い詰めていた。閉廷後、ミコは弟・慧が担当するパワハラ事件の裁判を傍聴するため、別の法廷へ。ここでも法廷画を描く準備をしている板野の姿があった。同じ頃、裁判所の屋上から男性が転落死する事件が発生。死亡したのは弁護士の杉本だった。傍聴を終えて帰ろうとしていたミコは、事件現場に駆け付けた森野の姿を見つけると、さっそく首を突っ込む。怨恨による殺人の可能性が高いとにらむミコと森野は板野に話を聞くが、彼の余裕な態度に苦戦してしまう。
「イップス」は毎週金曜21時よりフジテレビ系で放送中。「ロス:タイム:ライフ」の
イップス
フジテレビ系 毎週金曜 21:00~21:58
渡部篤郎 コメント
俳優人生の中で法廷画家という役は初。初めてではありましたが、台本には演じるためのヒントがしっかりと書かれていたので、その部分を熟読して撮影に臨みました。この作品の面白さは、やはり最初に犯人がわかる倒叙式になっているところだと思います。篠原さんやバカリズムさんがどうやって犯人を追い詰めていくのかは見どころです。そんな篠原さんとは約26年ぶりと随分久しぶりになってしまいましたが、撮影は楽しくさせていただきました。バカリズムさんは普段芸人として一人芝居もされている方なので、お芝居は私よりも慣れているのでは…という完成度でした。今回の役は普通のミステリー作品の犯人像とは少し変わったパターンになっていると思いますので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
渡部篤郎の映画作品
リンク
関連商品
紫 @purpleeo
渡部篤郎「イップス」で復讐企てる法廷画家に、篠原涼子&バカリズムはどう追い詰める https://t.co/zRInf6h6na