戒厳令下チリ潜入記
カイゲンレイカチリセンニュウキ
上映時間:120分 / 製作:1986年(スペイン)
解説 1973年、社会主義路線をとるチリのアジェンデ政権は、ピノチェト将軍による軍部クーデターで倒され、アジェンデ大統領をはじめ多くの人々が殺され、また亡命した。チリの映画作家M・リティンもそんな一人である。その後彼が亡命先のヨーロッパから戒厳令下のチリに変装して潜入し、その後のチリの表情をフィルムに収めたのが、このドキュメンタリー映画である。監督自身のサンチャゴ到着から始まるチリ潜入の姿と多くの人々に対するインタビューを、チリの歴史や1973年のクーデター当時を記録する古いニューズ・リールとともに構成しながら、チリの表情が緊迫感をもって浮き彫りにされていく。
スタッフ |
監督:ミゲル・リッティン |
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