アルシノとコンドル
アルシノトコンドル
上映時間:83分 / 製作:1982年(ニカラグア)
解説 ラテンアメリカ映画人の全面協力のもとに作られた、チリ出身のM・リティン監督によるニカラグア初の長編劇映画。解放戦争真っ最中のニカラグアの小村。祖母と二人暮らしのアルシノは、いつも自力で空を飛ぶことを夢見る少年だった。ある日、彼と遊び友達の少女ルシアは、偶然軍事ヘリコプター“コンドル“号に乗る機会を得る。ゲリラ抑圧は大量虐殺にまで発展、民衆の怒りはますます広がっていった。そんなある日の嵐の去った明け方、アルシノは風の音に誘われるようにひときわ高い木に登り、大手を広げて空へ飛んだ!! それ以来、彼はせむしになってしまう……。少年の夢と現実、大人への成長を通して、現ニカラグア民衆の自由への戦いを高らかに謳歌。飾り気のないみずみずしい映像感覚が新鮮な感動を呼ぶ。1982年度アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされ、モスクワ映画祭では金賞を受賞した。
スタッフ |
監督:ミゲル・リッティン |
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キャスト |