トワイライトゾーン 超次元の体験
トワイライトゾーンチョウジゲンノタイケン
上映時間:103分 / 製作:1983年(米)
解説 アメリカで1959~64年に放送された人気TVシリーズ『ミステリー・ゾーン』の映画化。少年時代に番組に熱中したスピルバーグとランディスがプロデューサーに回り、ダンテ、ミラーの2監督を誘って4話から成るオムニバス・ファンタジー映画として仕上げた。第1話はランディスが担当。人種差別の激しい白人がユダヤ人、アジア人、黒人に間違えられて、あらゆる時代で己の卑小さを思い知らされる。スピルバーグが担当する第2話では、魔法のカンによって老人ホームの住人たちが今一度若さを取り戻して老いを考える。何でも願いが叶う超能力少年を描く第3話は、ダンテらしい毒気とコミック感覚が楽しい。クライマックスの第4話では、飛行機恐怖症の男性の恐ろしい高空での体験をミラーがダイナミックに描いた。それぞれの監督たちの個性が鮮やかに反映された佳作。TV時代の音楽を担当していたJ・ゴールドスミスが再び招かれ、映画4本分の色彩豊かな音楽を披露したことでも注目を集めた。また、第1話の撮影中にV・モローがヘリコプターの墜落事故で死亡し、裁判沙汰になったことでも有名。
スタッフ |
監督:ジョー・ダンテ
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キャスト |