忠臣蔵 天の巻・地の巻
チュウシングラテンノマキチノマキ
上映時間:102分 / 製作:1938年(日本)
解説 3月31日封切り、落ち込んでいた興行成績を挽回するための日活、春の大作であった。また1928年「実録忠臣蔵」のフィルム焼失という不運のうちにこの世を去ったマキノ省三の十周忌を記念した作品でもある。息子・正博は、父の省三が忠臣蔵で最も力を入れたという、大石内蔵助と立花左近が出会うシーンを、阪妻の大石、千恵蔵の左近で念入りに仕上げ、二人の腹芸の妙もあって本編中の見どころとした。現在残っているプリントは、昭和31年12月12日再公開のもので、初公開時19巻だったものが12巻になっている。
スタッフ |
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キャスト |
大石内蔵之助:阪東妻三郎
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